急いては事を仕損じる

押尾の件で芸能ネタに触れ、政治家云々て事も書いたんで、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう一発それ系統のネタを。

眞鍋かをりと城内実氏のポスターの件。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　結局は、眞鍋の事務所が本人に黙ってOK出してたという、お粗末な結果で。

まぁ、どっちもどっちだが。

まずは、眞鍋側。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

現在、眞鍋かをりというタレントは、コメンテーター的な仕事が多いはず。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　であれば、大きな選挙を向かえる、この微妙な時期に、とある一候補者の支持を　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　表明するような行為は露骨に仕事に響くくらいの事がどうしてわからんのかね。

事務所のどんな立場の人がOK出したのかわからんが、素人目で見ても理解に苦しむ。

また、眞鍋本人がどのレベルで事務所に確認とったのかわからんのだが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この件を真っ先にブログにあげてしまったのも、マズイでしょ。

勝手にポスターに載せられた、と主張するのであれば、相手もある事なので、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まずは事務所サイドからの公式文書でコメントすべきなはず。

で、きちんと双方の公式なやりとりの上で、問題が解決した時点で　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ブログに掲載する、というのが筋だと思うのだが・・・。

 

今度は、城内氏側。

眞鍋側を知る仲介者から依頼をかけた上で承諾をとったって言うけど、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あまりにも安直過ぎやしないか？

仲介者を立てるにしても、最終的には直接面談の上で、双方の覚書くらいはとらないと。　　　　　　　　　　　　　（そういう意味では、眞鍋側も同じ落ち度がある）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　城内氏にとって、今回の選挙は本当に大事な選挙であるはず。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それなのに、この程度の段取りもちゃんと出来ない人に、国を任せられないって　　　　　　　　　　　　　　　　　　悪いイメージついちゃうよ。

今回の件では、眞鍋より城内氏のダメージの方が大きくなった感ありだな。

でも、それより、城内氏に私が言いたいのは、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やっぱりあなたもタレント頼みになるんだね、って事。

ポスター事件が起きる前の何かのインタビューで城内氏は　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「秘策があります」って自慢げに語っていたけど、その「秘策」がこれとは・・・。

前回の”郵政選挙”で悔しい思いをして、4年間地道に活動してきた末の「秘策」が　　　　　　　　　　　　　　　　これでは、静岡の人達を馬鹿にしてるようなもんだと思うのだが。

この4年間、きちんと政策を訴えてきたはずではないのか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自分の政策に自信が持てないのか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タレントの力を借りれば勝てる、と思う程度の選挙なのか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

自分が関係する選挙区ではないのだが、前回の事があるだけに注目はしていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それだけに、彼の秘策の安直さにがっかりさせられた。

 

今回の選挙ほど、国民がきちんと各党のマニフェストに注目している選挙はないはず。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして、各候補者がどのような政策を訴えていくかを知りたがってる選挙はないはず。

焦る気持ちはわからないでもない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どうしても、今回の選挙に当選したいという気持ちは理解できる。

でも、もう国民もバカじゃないんだわ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タレント使ったら当選するっていう、くだらない選挙の図式は、金輪際要らない！

 

前述の小泉さんの後継に次男坊・進次郎氏が立った神奈川11区。

圧倒的人気を誇った元首相の父の地盤を引き継ぎ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　俳優の兄を持つ彼も、ある意味ではタレント候補に近いだろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　YouTube等で見られる姿で、その姿勢が垣間見える。

その進次郎氏に相対する民主党の公認候補・横粂氏の地道な活動ぶりも　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　よくニュース番組等で流れている。

しかし、その横粂氏も、以前「あいのり」に出演経験を持つ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　所詮はタレント候補みたいなもんだ。

 

自らの政策・マニフェストに自信があるのなら、タレントなど使わなくったっていいだろう。　　

再度言うが、国民をバカにするのもいい加減にしろ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タレントごときで、国民の目を欺く事は、もう無理だってことをわかれよ。

自称・政治のプロ共よ。　　　　　　　　　　　　　　　

タグ：選挙にタレント使うのは愚策 小泉進次郎 横粂氏 城内実 衆院選挙 眞鍋かをり