史上最悪の無断駐車

私が勤める会社は、自社ビルの裏にそれなりに広い駐車場がある。

私達社員とビルのテナントの方々用として使用しているのだが、
このところ、ちょっとした問題に悩まされているのだ。




それは、無断駐車である。



それぞれのテナントさんへの訪問客が他のテナントさんの契約場所に停める･･･

来客が多い時には、通路部分にまではみ出して停める・・・

社屋の裏は住宅地となっているのだが、周辺住民への来客が勝手に停める・・・

等々の問題があり、迷惑をかけられたテナントからのクレームが結構多いし、
時には、我々の車が停められなかったり、出られなかったり、という事もしばしばなのだ。


そんな事もあって、我々社員は常日頃から無断駐車に目を光らせており、
ちょっとでも様子がおかしい車を見つければ、即刻排除するように気をつけている。



ただ、我々が無断駐車を忠告しても、残念ながら聞き入れない方もいるため、
このところは警察に出てきてもらうことにしているのだ。


本来であれば、私有地に関しては警察は関与しないのだが、
停められない車が路上駐車をする事が多いので、警察に協力を仰ぐことにしている。



そうやって、日々目を光らせていたのだが、
今日、私が外勤中にとんでもない無断駐車をする輩が出てきたとの報告を受けた。


それがコイツだ。











・・・(-_-;)






我社の社員用のスペースに堂々と停められた警察車両。


私の部下が発見したのだが、当人にしてみれば「我社で何か事件でも!?」と思うわけで、
慌てて会社に問い合わせる。


しかし、我社で何も起きているはずもなく、警察車両が駐車する旨の報告も受けていないとの事。　

という事は・・・







無断駐車だべや！（爆）




まさか、警察が勝手に私有地に停めるのか!?・・・


そこで、発見した社員は、他の無断駐車の時と同じ対応を行った。


それがコレ↓














一般人に貼り紙された警察車両は見たことがない（苦笑）


その後は、即刻いつもお世話になっている付近の交番に連絡を取り、注意喚起と指導をしてもらう事に。

何と、警察が警察を取り締まる事になろうとは・・・






調べたところ、何かの用事で我社のビルテナントさんを訪れた札幌〇署の警官だったそうで、
慌てて当事者の警官が4人、我社へ飛んできた。


そして、停めた警官本人はこう述べたそうだ。。。




『看板がなかったんで、停めてもいいと思って・・・』





はぁ～!?　

出入り口にある看板見てないの!?



てか、看板なかったら私有地に停めてもいいわけ!?


緊急時や非常事態であれば、こちらも文句を言う筋合いではないのだが、
全くそういう理由ではないと警察も認めている以上は、許すわけにはいかない。

一般車両と同じ扱いをさせてもらうだけだ。


上記のような、子供じみた言い訳を繰り返す警官に対して、我社の女性事務員は一言。


『ダメです。』（爆）



一般人に一刀両断されたのである。



まぁ、とにかく訪れた警官4人とも、ひたすら平謝りだったそうだが、
なんで、事前に一言報告できないのかねぇ？



「これこれこういう事情で、何分程度停めさせてもらうから」って言ってくれりゃいいものを。


先日の衆院選挙にて大勝した民主党に対して、
本当に政権を任せても大丈夫なのか？っていう心配を抱いている今日この頃なのだが、
その前に、我々の生活を身近で守ってくれるはずの警察がこの有様では、
これからの日本はどうなることやら・・・



自分の身は自分で守るしかないってことなんだなぁ。。。

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