＜独善的Fs選手考～その8～＞　飄々と生き延びる男・木田優夫：DRIVING　メタBODY：SSブログ

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＜独善的Fs選手考～その8～＞　飄々と生き延びる男・木田優夫　[北海道日本ハムファイターズ] [編集]

2010年のプロ野球開幕まで、2週間余りとなった。

各球団の戦力が更に拮抗してきた戦国・パリーグにおいて、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　我がFsはどのような戦いぶりを魅せてくれるのだろうか。。。

故障明けのエース・ダルビッシュの調整も順調に進んでいるとの事。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また、ベテランの主砲・稲葉も相変わらず元気なようだ。

注目の左翼レギュラー争いでは、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本命・ヒチョリの故障離脱が痛いものの、中田・陽・村田という若手3名が　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それぞれの色を出しながらのハイレベルな争いを繰り広げており、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ファンとしても、これからのオープン戦での活躍ぶりが楽しみなところである。

とまぁ、気になる選手はたくさんいるのだが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私が今年のFsで一番注目している選手は、この男だ。

木田優夫

今年でプロ入り24年目を迎える大ベテラン。

国内では、巨人・オリックス・東京ヤクルト、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　MLBでも、DET・LAD・SEAと計6球団を経験している渡り鳥。

長い現役生活を送っている彼だが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正直なところ、特筆するほどの成績を残しているわけではない。

年度別成績を見ても、それなりの活躍を見せた年は、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　巨人時代の'90年（32試合 12勝8敗7S 防2.71）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オリックス時代の'98年（36試合 4勝7敗16S 防4.62）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東京ヤクルトでの'06年（56試合 3勝5敗8S 防3.09）・'07年（50試合 1勝3敗2S 防3.14）　　　　　　　　　　　　というくらいだろう。

若手の頃から、力のあるストレートに定評があったものの、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　年間を通してみると状態が不安定な事が多い投手である。

しかし、非常に使い勝手がいい投手ではある。

先発・中継ぎ・抑えの全てを経験しており、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どのポジションでも起用出来るというのは、首脳陣にとってはありがたい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Fs投手陣は、若手主体で経験値がまだまだ少ない投手が多く、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　各投手の調子や体調などを見計らいながら、木田を起用していけば、まだまだ働けるはずだ。

その上、今年で42歳を迎えるというのに、140km台後半のスピードが出せるのも魅力だ。　　　　　　　　　　　　　　　Fsは、パワーで押せる投手が少ないため（ダル・菊地、あと球速はないけど宮西あたり）　　　　　　　　　　　　　　球に力のある木田の存在は大きいと思われる。

また、それだけの大ベテランであるにも拘わらず、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　偉ぶったところを感じさせないのも、好感が持てる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明石家さんまが評価する、あの飄々としたキャラクターは、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Fsのチームカラーにも、すぐにアジャスト出来るであろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

それに、MLBを経験したせいか、ファンサービスにも積極的な点がFsにピッタリである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　得意のイラストを駆使したイベントをFsでも見せてもらいたいものだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

きっと、彼は頭の回転が早い人なんだろうなぁ。。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　テレビでの立ち振る舞いなんかを見ていると、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　空気の読み方やセルフプロデュース能力に長けているように思われるのだ。

ただ、その醸し出す雰囲気と槇原敬之似の風貌（爆）によって、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あまり威圧感を感じないのは、ちょっと野球選手としてはマイナスかなぁ・・・