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MY SWEET MEMORIES＜私的 松田聖子レビューその3＞ [松田聖子 楽曲レビュー]
ようやく秋の気配が訪れてきた感じ。。。
しかし、いきなりの豪雨には参ったけど・・・＾＾；
あれだけ「暑い暑い」と文句を言ってた割に、
秋の気配を感じると、夏が過ぎ去ってしまう事が少し寂しく感じたりもして・・・。
（相変わらず我が儘だなぁ、オレって・・・＾＾；）
真夏生まれの私だが、ただひたすら暑い夏はちょっと苦手。
いよいよ夏が来るぞ！っていう「初夏」のあたりが非常に心地良い。
そこで、大好きな聖子の曲から「初夏」を感じさせてくれるモノをピックアップして、
過ぎ去ろうとしている夏に浸ってみようかと。。。
ここに一枚のアルバム（LPレコード）がある。
”SUPREME”
1986年6月1日に発売された松田聖子の13枚目のアルバムである。
今回は、このアルバムに収録されている中から
「蛍の草原」という曲をご紹介したい。
完全なアルバム曲なんで、
聖子のファンでなければご存じない曲かな？・・・
作詞は定番の松本隆、作曲にはT-SQUAREの安藤まさひろを起用。
穏やかで神秘的とでも言いたくなるような始まりを見せるこの曲は、
聴いているだけで、静かな夜の草原に無数の蛍が群れを成して
光輝いている情景を思い浮かべさせてくれる。
そして、しっとりとした曲調からサビに入った時の力強さ・彼女の声の伸びやかさは
その草原の壮大さをも感じさせてくれる曲となっている。
思えば、このアルバムは彼女が産休に入っていた時に発売したモノ。
世間では、神田正輝との結婚そして妊娠発表を受けて、
「もう引退だろう」とか「たとえ復帰しても、人気も落ち目になるだろう」などと言われ続けていた。
そんな世間の風評を聞き、私はかなりイライラしていた。
「絶対にそんな事はない！」
そう思いながら、彼女の復帰を心待ちにしていた。
そういった状況の中、この「SUPREME」が発売。
世間の風評を覆すが如く、このアルバムは売れに売れ、
聖子自身のアルバムにおいて、トップセールスを記録したのである。
もちろん私も、随分と前から行きつけのレコード店にて予約をし、発売と共に即購入。
家に帰って、早速レコードに針を落としてみる。
「ようやく聖子の歌声が聴ける！」
そんな思いで聴いたアルバムの一番最初に収録されていた曲が、この「蛍の草原」。
「ついに聖子の歌声が帰ってきた！」という感動と共に、
今までとは違った”新しい聖子像”を感じ、背筋がゾクゾクした事を昨日の事のように憶えている。
30年来のファンである私にとっては、絶対に忘れられない一曲なのだ。
長女SAYAKAをお腹の中に宿しながら作り上げたこのアルバムだが、
今までの女性アイドルっぽさから脱却し、”人間愛”をも感じさせてくれる仕上がりをみせてくれた。
当時の女性アイドルの傾向として、
20歳を過ぎると「大人」のイメージや「アーティスト」への方向性の転換を
殊更に強調する事が多く見受けられ、人によっては背伸びし過ぎの感を受ける事もあったのだが、
聖子はこのアルバムにおいて、上手く自らのイメージを昇華させたと私は思っている。
単なるアイドルではなく、「優しさ」や「温かさ」・「包容力」といった母性的要素をも楽曲から
感じる事が出来、新しいスタイルの女性アーティスト像を示した作品となったのではないだろうか。
実に自然体でありながらも、
歌う喜びに溢れている聖子の姿が目に浮かぶような出来栄えとなっている。
作家陣も、この「蛍の草原」での安藤まさひろ以外にも、
玉置浩二や南佳孝・来生たかお・大沢誉志幸といったアーティストが名を連ねており、
それぞれのアーティストの色が上手く反映されている。
また、このアルバムは一つもシングルカットされた曲がない、
正真正銘のオリジナルアルバムとなっており、
その分、曲の一つ一つがしっかりと作り込まれている印象を持っている。
その証拠に、一曲もシングルカットされていないにも拘わらず、
ファンの間では人気の高い作品が多く、
この「蛍の草原」以外にも「時間旅行」や「瑠璃色の地球」といった
曲が人気を博している。
特に「瑠璃色の地球」はアルバム曲でありながらも、
彼女が正式に復帰した後、テレビなどでも良く歌われており、
紅白歌合戦でも2回も披露されているので、ご存知の方も多いだろう。
（中森明菜ら数名がカバーしている曲でもある）
「蛍の草原」で始まり「瑠璃色の地球」で終わる、この「SUPREME」。
ホントに素晴らしい作品として仕上がっております＾＾
楽曲よりもアルバム全体の説明が長くなってしまったが、
この「蛍の草原」は、暑さが一段落した夏の夜に静かな曲を聴きたい、
なんて時にはぴったりの曲じゃないだろうか。
（「蛍」自体は、もう季節外れなんだけど・・・＾＾；）
収録された聖子の声も、産休で喉を使っていなかったせいか、
非常に澄んでいて伸びやかな歌声となっており、
実に聴き応えのある一曲となっているはず。
最後にお約束の動画を。。。
アルバム収録のままの音源と、
数少ないテレビで歌った際のアレンジバージョン（演奏がT-SQUARE！）の
二つを貼ってみることに。
きっと穏やか～な気持ちになれるはず。。。＾＾
※コメントが邪魔な方は、右下の「・・・」をクリックして下さい
しかし、いきなりの豪雨には参ったけど・・・＾＾；
あれだけ「暑い暑い」と文句を言ってた割に、
秋の気配を感じると、夏が過ぎ去ってしまう事が少し寂しく感じたりもして・・・。
（相変わらず我が儘だなぁ、オレって・・・＾＾；）
真夏生まれの私だが、ただひたすら暑い夏はちょっと苦手。
いよいよ夏が来るぞ！っていう「初夏」のあたりが非常に心地良い。
そこで、大好きな聖子の曲から「初夏」を感じさせてくれるモノをピックアップして、
過ぎ去ろうとしている夏に浸ってみようかと。。。
ここに一枚のアルバム（LPレコード）がある。
”SUPREME”
1986年6月1日に発売された松田聖子の13枚目のアルバムである。
今回は、このアルバムに収録されている中から
「蛍の草原」という曲をご紹介したい。
完全なアルバム曲なんで、
聖子のファンでなければご存じない曲かな？・・・
作詞は定番の松本隆、作曲にはT-SQUAREの安藤まさひろを起用。
穏やかで神秘的とでも言いたくなるような始まりを見せるこの曲は、
聴いているだけで、静かな夜の草原に無数の蛍が群れを成して
光輝いている情景を思い浮かべさせてくれる。
そして、しっとりとした曲調からサビに入った時の力強さ・彼女の声の伸びやかさは
その草原の壮大さをも感じさせてくれる曲となっている。
思えば、このアルバムは彼女が産休に入っていた時に発売したモノ。
世間では、神田正輝との結婚そして妊娠発表を受けて、
「もう引退だろう」とか「たとえ復帰しても、人気も落ち目になるだろう」などと言われ続けていた。
そんな世間の風評を聞き、私はかなりイライラしていた。
「絶対にそんな事はない！」
そう思いながら、彼女の復帰を心待ちにしていた。
そういった状況の中、この「SUPREME」が発売。
世間の風評を覆すが如く、このアルバムは売れに売れ、
聖子自身のアルバムにおいて、トップセールスを記録したのである。
もちろん私も、随分と前から行きつけのレコード店にて予約をし、発売と共に即購入。
家に帰って、早速レコードに針を落としてみる。
「ようやく聖子の歌声が聴ける！」
そんな思いで聴いたアルバムの一番最初に収録されていた曲が、この「蛍の草原」。
「ついに聖子の歌声が帰ってきた！」という感動と共に、
今までとは違った”新しい聖子像”を感じ、背筋がゾクゾクした事を昨日の事のように憶えている。
30年来のファンである私にとっては、絶対に忘れられない一曲なのだ。
長女SAYAKAをお腹の中に宿しながら作り上げたこのアルバムだが、
今までの女性アイドルっぽさから脱却し、”人間愛”をも感じさせてくれる仕上がりをみせてくれた。
当時の女性アイドルの傾向として、
20歳を過ぎると「大人」のイメージや「アーティスト」への方向性の転換を
殊更に強調する事が多く見受けられ、人によっては背伸びし過ぎの感を受ける事もあったのだが、
聖子はこのアルバムにおいて、上手く自らのイメージを昇華させたと私は思っている。
単なるアイドルではなく、「優しさ」や「温かさ」・「包容力」といった母性的要素をも楽曲から
感じる事が出来、新しいスタイルの女性アーティスト像を示した作品となったのではないだろうか。
実に自然体でありながらも、
歌う喜びに溢れている聖子の姿が目に浮かぶような出来栄えとなっている。
作家陣も、この「蛍の草原」での安藤まさひろ以外にも、
玉置浩二や南佳孝・来生たかお・大沢誉志幸といったアーティストが名を連ねており、
それぞれのアーティストの色が上手く反映されている。
また、このアルバムは一つもシングルカットされた曲がない、
正真正銘のオリジナルアルバムとなっており、
その分、曲の一つ一つがしっかりと作り込まれている印象を持っている。
その証拠に、一曲もシングルカットされていないにも拘わらず、
ファンの間では人気の高い作品が多く、
この「蛍の草原」以外にも「時間旅行」や「瑠璃色の地球」といった
曲が人気を博している。
特に「瑠璃色の地球」はアルバム曲でありながらも、
彼女が正式に復帰した後、テレビなどでも良く歌われており、
紅白歌合戦でも2回も披露されているので、ご存知の方も多いだろう。
（中森明菜ら数名がカバーしている曲でもある）
「蛍の草原」で始まり「瑠璃色の地球」で終わる、この「SUPREME」。
ホントに素晴らしい作品として仕上がっております＾＾
楽曲よりもアルバム全体の説明が長くなってしまったが、
この「蛍の草原」は、暑さが一段落した夏の夜に静かな曲を聴きたい、
なんて時にはぴったりの曲じゃないだろうか。
（「蛍」自体は、もう季節外れなんだけど・・・＾＾；）
収録された聖子の声も、産休で喉を使っていなかったせいか、
非常に澄んでいて伸びやかな歌声となっており、
実に聴き応えのある一曲となっているはず。
最後にお約束の動画を。。。
アルバム収録のままの音源と、
数少ないテレビで歌った際のアレンジバージョン（演奏がT-SQUARE！）の
二つを貼ってみることに。
きっと穏やか～な気持ちになれるはず。。。＾＾
※コメントが邪魔な方は、右下の「・・・」をクリックして下さい
ご挨拶
ご来訪ありがとうございます。当ブログは、私『銀狼』が大好きなスカイラインなどの車ネタ・北海道日本ハムファイターズなどの野球ネタ・故 三沢光晴さんなどのプロレスネタ、そして我が歌姫である松田聖子を中心とした80年代J-POPネタと言った私自身の趣味を中心に展開する超独善的な内容となっております＾＾；
祈 サイ・ヤング賞受賞
二刀流 真価発揮の年に
今年は待ったなしだぞ・・・
BIGな二人＾＾
FOREVER...
てんてんさんに入れて頂きました＾＾
くーぺさんよりの頂き物。。。
スケールが大きくて 凄くまとまりのあるアルバムですよね！
順番が逆になっちゃうんですが ラストの「瑠璃色の地球」のエンディングから 「蛍の草原」のイントロにつながる メビウスの輪的な流れが好きです。
LPは棚に眠っていますが、CDが取りやすいところにあるので 時折楽しんでます！☆
・・・記録的な豪雨大丈夫でしたか？
by ゆうのすけ (2010-08-25 01:33)
私も、秋の風に切なくなるタイプでし。。。
なんか、、昔の恋を思い出す感じ＾＾きゃん！！
松田聖子、、眉毛太い時期でしね～～☆
by ぷりん＆りく (2010-08-25 01:51)
皆さん、いつもご訪問頂きましてありがとうございます＾＾
＞ゆうのすけさん
さすがは、ゆうのすけさん＾＾
私より端的で的確に表現されております～＾＾
「瑠璃色の地球」→「蛍の草原」という流れになっても
繋がるような作り方してますよね＾＾
しっかりとした「テーマ」があって、トータル感を感じる
アルバムだと思っております＾＾
こちら札幌も雨は凄かったですが、旭川周辺と違って
大きな被害は殆どありませんでした＾＾
ご心配頂きありがとうございます。
ただ、今回の豪雨は道内史上最大級でしたので、
甚大な被害に遭われた方々が非常に心配です・・・
＞ぷりん＆りくさん
昔の恋を思い出す感じ・・・かっこいい～！＾＾
この時代は、ホントに眉毛太いですね～＾＾；
by 銀狼 (2010-08-25 02:35)
瑠璃色の地球もダイスキです＾＾
シングルでないのにいい曲
たくさんありますよね。
豪雨で被害を受けた方々、お見舞い申し上げます。
早く復旧されるとよいですね。
ユーフォ相方
by ユーフォ (2010-08-25 07:00)
これは始めて聴く曲……。POPな曲が多いイメージの聖子さんですが、
結構バラードも多いんですね～。
『瑠璃色の地球』はぼくも大好きです～(^0_0^)。
ただ、うちには明菜さん歌唱バージョンしかありませんが……(-_-;)。
by ＮＯＮＮＯＮオヤジ (2010-08-25 07:46)
松田聖子・・・あんまり聞いてなかったです
話変わって、うちの実家に、なぜかファンでも無かったのに
岡田有希子さんのLPが全部揃ってます
by くまら (2010-08-25 08:41)
こんにちは
このジャケット見覚えがありますが、歌は･･･
聖子さんは兄がファンでいっぱいアルバムがありました！
by 瓶太郎 (2010-08-25 12:40)
初めて聴きました。
良い曲ですね。(^-^)
by 桜貝の想い出 (2010-08-25 12:50)
皆さん、いつもご訪問頂きましてありがとうございます＾＾
＞ユーフォさん奥様
松田聖子に限らないのでしょうが、シングルカットされていない
アルバム曲で名曲と言われるモノって結構ありますよね＾＾
天人峡温泉で被害に遭われた方々は、本当にお気の毒でした…。
＞ＮＯＮＮＯＮオヤジさん
明るくてポップな曲も勿論いいんですが、こういう色の
聖子の曲もホントにいい曲が多いです＾＾
「瑠璃色の地球」を明菜ちゃんがカバーした時は話題に
なりましたよね～＾＾
＞くまらさん
故・岡田有希子さんのLPは貴重ですね！＾＾
お宝ですよ！＾＾
＞瓶太郎さん
お兄さんはいい人だ！（笑）
年代的に私と近いんでしょうか？…＾＾
＞桜貝の思い出さん
ありがとうございます＾＾
ただの聖子バカなんでしょうが、他にもオススメの曲が
たくさんありますよ＾＾
by 銀狼 (2010-08-25 18:01)
シンゲルカットのないオリジナルアルバムなんてだしてたんですね！
この曲も知りませんでしたが、心が和むいい曲ですね♪
by haku (2010-08-25 20:39)
当時より今聴く方が胸キュンになる感じ～♪
クリスタルな声で「二人の行方照らして～」は
たまらないです*＾＾*
by C★P (2010-08-26 00:00)
皆さん、いつもご訪問頂きましてありがとうございます＾＾
＞hakuさん
当時は妊娠中という事もあって、シングルを出してもTV出演
出来ないせいもあってか、完全オリジナルアルバムと
したんでしょうね～。ホントに心穏やかになれる曲です＾＾
＞C★Pさん
そうなんですよね～＾＾
あの当時も良かったんですが、歳を重ねてから聴く聖子の
歌声は、あの頃よりもキュートに聴こえるんですよ～＾＾
まぁ、ファン心理が強いだけなのかもしれませんが・・・＾＾；
by 銀狼 (2010-08-26 01:11)
相変わらずですねぇ（笑）
by ku-chan (2010-08-26 03:50)
こんにちは
こちらは昼間は真夏
夜は夏の中に秋の気配が漂うこの頃です！
こんなに暑い夜なのに虫たちが大合唱していました。
不思議な季節ですね･･･
by 瓶太郎 (2010-08-26 12:56)
今晩は～！
松田聖子さん。
「抱いて」でしたか。
いい歌だと思います。
ＣＤコレクションボードに、松田聖子さんのＣＤがありました。
昔、購入して聴いていた時期がありましたね。
間もなく秋がやってきます。
ツクツクボウシの声。
秋はすぐそこにいるんですね。
by ジジ (2010-08-26 20:27)
皆さん、いつもご訪問頂きましてありがとうございます＾＾
＞ku-chanさん
はいっ！相変わらずですっ！（笑）
＞瓶太郎さん
秋の気配はしてきているんでしょうが、
まだまだ暑そうですね～＾＾；
心身共にご自愛下さいね！＾＾
＞ジジさん
「抱いて・・・」は、アンチ聖子からも結構支持された曲
でしたからね～＾＾
今、この歳になって、じっくり聴いてみると、
彼女の表現力の豊かさに改めて驚かされる事が多いです。
もう、こちら札幌は完全に秋の気配が・・・
数カ月後に来る「雪」の事を考えると、
ちょっと憂鬱になります＾＾；
by 銀狼 (2010-08-27 00:49)
コメありがとでした～～＾＾ｖｖｖ
by ぷりん＆りく (2010-08-27 07:12)
皆さん、いつもご訪問頂きましてありがとうございます＾＾
＞ぷりん＆りくさん
こちらこそ、いつも来て頂き、ありがとうございます～＾＾
by 銀狼 (2010-08-27 20:12)
コメントありがとうございました＾＾
このアルバムは名作ですよね～
by ケンケン＠ (2010-08-27 23:55)
皆さん、いつもご訪問頂きましてありがとうございます＾＾
＞ケンケン＠さん
こちらこそお越し下さってありがとうございます＾＾
聖子ファンに限らず、このアルバムの評価は高いですもんね＾＾
by 銀狼 (2010-08-28 02:06)
うん！素晴らしい松田聖子！そして、素晴らしいファンの記事！！！
by SATOM (2010-08-29 14:11)
皆さん、いつもご訪問頂きましてありがとうございます＾＾
＞SATOMさん
ありがとうございます＾＾
でも、ファンの記事は、ただのオタクオヤジのレベルです＾＾；
by 銀狼 (2010-08-29 15:14)