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松田聖子 楽曲レビュー ブログトップ
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MY SWEET MEMORIES <私的 松田聖子レビュー> その43 [松田聖子 楽曲レビュー]

いやぁ…

何というか…


まぁ、ホントにホントにご無沙汰しておりまして…


気が付けばブログを4か月以上も放置状態に(;^ω^)


この場で仲良くして下さっている皆様方には、なんまら申し訳なく思っております。。。



相変わらず多忙な日々ではあるのですが、
飲みに行く時間はしっかり作っている事を思えばブログの1本や2本書けたんですよね^^;
一部の方々には飲みに行ってるのバレバレなんで(苦笑)



久々にログインしてみたら、今年はまだ6本しか記事書いておりませんでした(滝汗)


こりゃマズイっしょ~^^;;;



ってなわけで、なまら気まずい雰囲気を断ち切り、
何事もなかったように記事をUPしましょう!(苦笑)




4か月ぶりのブログ更新ネタは、やはりこの人に飾ってもらわねば。。。^^








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我が永遠の歌姫である松田聖子のNEWシングルが発売されましたぁ~♪



両A面シングル『永遠のもっと果てまで/惑星になりたい』

2015年10月28日発売


既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
聖子のデビュー35周年を記念すべく、80年代全盛期を彩った黄金メンバーが集結して作られた1枚です。



作詞/松本 隆

作曲/呉田 軽穂(松任谷 由実)

編曲/松任谷 正隆 ※永遠のもっと果てまでのみ



デビュー当時から追い続けている者としては、このメンバーが揃っただけで
全身の震えは止まらないわ、涙腺は崩壊するわで大騒ぎなわけです(←大袈裟 笑)




ずっと

ずっと

ずっとずっと

ずっとずっとずっと

待ち望んでいたメンバーではありましたが、
正直なところ、もう二度とこのメンバーが揃う事はないんだろうと思っておりました。



しかし!


聖子から我々ファンへの嬉しい嬉しいサプライズが(号泣)



これほどまでに新譜発売が楽しみだったのは、いつ以来だろう。。。



2011年11月に発売された76枚目のシングル『特別な恋人』の時も
初の竹内まりや作品との事で楽しみではあったのですが、
今回、このメンバーが揃うと聞いた時は、その比ではないくらいの興奮が私を襲ってきました。
頭の血管切れるんでないかと思ったほど(笑)




この話題を知ったのは、今年の7月

それから首を長~くして待つ事3か月

ようやく新譜をGET



DSC_1821.JPG

勢い余って、通常盤+限定盤2種類の計3枚を購入^^;



限定盤Bは我々の年代にとっては懐かしいEPサイズのジャケット

ポスターなどのオマケもちょっと80年代風を感じさせてくれるのが嬉しいです。

DSC_1822.JPG







さてと、お気に入りのバーボンのストレートを口に含むかのように
じっくりと聴き入ることにしてみようかな。。。







ユーミンが作るメロディーラインは相変わらずハードルが高い。
ブッカーズのようにアルコール度数は相当強めなはず。

でも、聖子があまりにも難なくこなしているからか、
強い度数を意識せずにまろやかな旨味と甘みを感じることが出来る。





そして、松本隆氏が紡ぐ詩の世界観は、やはり胸を震わせられる。
樽の中でしっかり熟成された芳醇な香りが広がる。

全盛期とは声質も変わってしまった聖子ではあるが、
彼女の声に載った松本隆氏の詩は、あっという間に身体の中を染み渡っていく。

でも、バーボンが喉を通る時の如く、自分の中に熱いものを感じながら染みていった。




「やっぱりコレなんだよなぁ。この味わいを求めていたんだわ。」





なんか陳腐だけど、『永遠のもっと果てまで』を聴いた後の印象は
一言でいうとそんな感じ。





懐かしいテイストを感じつつも、決して”あの時代”に留まることなく、
松田聖子・松本隆・松任谷由実 それぞれがじっくりと熟成された中で生み出された逸品。

そう言い切ってもいいと思うのです。






両A面のもう1曲『惑星になりたい』では、
アレンジに中田ヤスタカを迎えた、斬新な作品に。

きゃりーぱみゅぱみゅ やPerfumeなどのプロデュースを手掛けている中田ヤスタカ


最初にこれを知った時は「ダイジョウブか?…」
と思ってしまったのですが、これが意外と美味だったわけで^^

「バーボンのストレートにこんなツマミ合うんかねぇ?」
ってな感じだったのが、思いのほか好相性でどんどん酒が進む進む(笑)


聖子の声にエレクトロポップも悪くないっすねぇ^^


53歳にして、新たな道を発見したか?^^;






なんて事を思いながら、2曲を何度も何度もリピートして聴いてみる。


そこでやはり考えてしまうのは、
松本隆が今回のオファーを受けるにあたり、”松田聖子”をどのように描こうとしたのか?という事。


全く新たな”松田聖子”が感じられるのかどうか…





結論から言うと、基本的には新たなモノではなく、やはり「続編」でありました。

かと言って、むやみやたらにアイドル全盛期の姿を追うのではなく、
年輪を重ねる共に、緩やかに形を変えた”松田聖子”を見せてくれたと思うのです。



1981年7月発売の聖子6枚目のシングル「白いパラソル」から始まった二人の道




当時の松本隆は、聖子というキャンバスに色んな「色」を載せていきました。

白・赤・ピンク・小麦色・映画色…

聖子はそれを全て自分の「色」にしていったのです。



そんなキラキラした二人の道程にも分岐点が訪れ、1988年に別々の道を歩む事に。



しかし、1999年
11年の時を経て二人は再会

シングル「哀しみのボート」
アルバム「永遠の少女」



でも、これは互いが望む再会ではなかったのかも知れません。

少なくとも、聖子自身は心から望んでいなかったように私には感じられました。

まだ、機は熟していなかったのです。



作品の出来栄えは悪くありません。

でも、機が熟していない様が作品の端々から感じられて…

逆にその戸惑いや憂鬱感が作品のスパイスになっていたようにも思いますが…




松本隆は、1999年の再会において
聖子に「色」をつけるのを止めました。

もう”松田聖子”は十分なくらい出来上がっている。
それだけのモノを松本隆も作り上げてきた自負もあったでしょう。

30代後半となった聖子と再会し、かつての「続編」として
少しだけ「影」の要素を加えて、大人の女性としての味わいを醸し出しつつも、
しっかりと”松田聖子”を表現しようとした。


だからアルバムの名前に「永遠の少女」を選んだのではないかと。。。

結婚・出産を経て、いろんなスキャンダルに揉まれながらもアイドルでい続けた聖子への
敬意を表したように私は勝手に解釈しておりました。



そして、それから16年の月日が流れ・・・


50代に入りながらも、アイドルとしての存在感を確立し続けている聖子




だからこそ、


永遠の”もっと果て”まで




そういう事なんだろうなぁ、と今回も勝手に解釈しております^^;




間が空いている期間があろうとも、
松本隆は、白いパラソルから流れを切ることなく
19歳から53歳までの聖子を1本のストーリーにまとめ上げた。




歌詞の中にある「生きてるって素晴らしい」


いくつになっても”松田聖子”として生き続けている事への賛辞であると
私は受け止めました。






果たして、この関係は今回限りで途切れてしまうのか?・・・

皆が望んだせっかくの再会。


出来れば続けていって欲しいところですが、
お互いの気持ちはどのように動いていくのか。。。



聖子本人の気持ちは判りませんが、
少なくとも、松本隆は更なる続編への意思はあるように思うのです。


それが両A面もう1曲である「惑星になりたい」に表れているのではないかと。。。


逢えない日々が過ぎ 街角で偶然 すれ違うこともない

あなたの周回軌道に乗って 付かず離れず生きるの

あなたを独占したりしないわ 自由に生きてていいの 遠い場所で見守っていたい ただそれだけよ



「惑星になりたい」の歌詞の一節を抜粋したのですが、
もしかして、これは松本隆から聖子へのメッセージではないのか?と



松田聖子という太陽の周りを
松本隆は惑星となって付かず離れずの距離で見守りたい

かつてのように独占もしない

でも、貴女が望むなら、僕はいつでも力を貸すよ



そういう風に思えてならないのです。

妄想し過ぎなのかも知れませんが^^;


ファンとして、この関係性を切らさないで欲しいという願いが
より一層そう思わせているのかも知れません。



でも、

私の妄想が現実であって欲しい。




松田聖子という表現者を最大限に生かせるのは

松本隆である。



今回のシングルを聴きながら、強く強くそれを感じているのです。




我々ファンの願いよ、届け。。。









久々の更新でしたが、相変わらずまとまりのない長文となり、申し訳ありません^^;
仲良くして下さっているブロガーの方々への訪問は順次行いますので、少々お時間を下さい<(__)>
来月には野球記事も書こうと思ってますので…^^ゞ
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MY SWEET MEMORIES <私的 松田聖子レビュー>その42~デビュー35周年~ [松田聖子 楽曲レビュー]

前回の記事から中5日で登板した銀狼でございます(笑)


私的に、ど~しても「この日」に挙げておかねばならないネタがあるもので。。。




ってなわけで、今回は前置きなしでサッサと本題へ移ります;^_^A





本日 4月1日は、

我が永遠の歌姫である松田聖子が歌手デビューを果たした日


1980年4月1日デビューですから、

今年で満35周年を迎える事となりましたぁ~!(*´▽`*)



デビュー35周年.jpg



ここ数年、毎年この日になると決まって胸に去来するものが。。。



『まぁ、よくぞここまでファンであり続けたものだなぁ』と・・・


デビュー当時から、本人と共に「ファン」であるが故に
訳のわからないバッシングを浴びせられた事も多々ありました。

特にデビューから2年くらいは、マジで酷かった(苦笑)
中学生の時は、クラスの女子から目の敵にされていたことも・・・^^;;;


この現象は、ある意味で今でも同じかも。

「松田聖子のファンです」というと、だいたい決まって同じ反応が返ってきます。


「へぇ~・・・(苦笑」)っていう反応です^^;




あと、昨年から増えてきたのが
「娘は頑張っているねぇ。母親はどうしたの?」的なものも。

愛娘・沙也加が独り立ちできずにいた頃は「母親と一緒じゃないと・・・」
って言ってた方たちが手のひらを返したように、そういう反応を示します。



ホント、世間の反応って面白い(皮肉)





まぁ、”アンチ”が多いという事は、それだけ世間から注目を集める存在であるという事

誰も興味を示さなくなっていれば、”アンチ”の存在もいないわけです。




私も歌手デビュー前からの聖子を追いかけ続け、37年目に突入。

これだけの歳月を経てきたおかげで、聖子本人と同じく打たれ強くなってきました(笑)




53歳を迎えた現在でも、堂々と「アイドル」を名乗れる稀有な存在

自分の人生の大半を費やして追いかけ続けられる存在



そういう存在に巡り合えた事に改めて感謝、ですね^^




これからもどんなに呆れられようが、この場で聖子を語りつくしていく所存です^^v




で、この記念の日に取り上げてみようと思った楽曲は・・・






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『天使のウィンク』

1985年1月30日発売

作詞・作曲/尾崎亜美 編曲/大村雅朗



聖子20枚目のシングルとなった、この作品

当時、ダイハツ「シャレード」のCMソングともなっていたため、
ファンでない方にとっても、比較的馴染のある作品かと思います^^


6作目「白いパラソル」より、松本隆氏がずっと作詞を担当しておりましたが、
今作では作詞・作曲を尾崎亜美に依頼。

杏里に提供した「オリビアを聴きながら」など、ソングライターとしても評価を得ていた彼女ですが、
尾崎亜美自身として、他人に提供した作品で一番思い入れがあるのが、この「天使のウィンク」だそうで。。。


相当気に入っていたのか、自分でもカバーして歌っていたりもしてましたね^^


アイドルソングらしいポップなメロディーに乗せて、
これまた王道アイドルといった趣の、どメルヘンな世界観の歌詞


「どんな時でも笑顔でいるという約束を守れたのなら、春の国へ飛び立てる羽をつけてあげるよ」


これはさすがに松本隆氏では書けない世界観かもしれません(笑)




尾崎亜美が自賛した内容の上に、聖子を知り尽くした故・大村雅朗さんのアレンジ

当時「キャンディヴォイス」をしっかり確立していた聖子の声質にピッタリとハマる
耳触りのいい1曲になった気が致します。



ですが・・・



私にとっては、当時を振り返ってやや寂しさを感じる作品でもあるのです。。。





「天使のウィンク」発売の1週間前

砧の東映撮影所にて、聖子は当時付き合っていた郷ひろみとの別離会見を開きました。



そうです。

あの「生まれ変わったら・・・」って言ってた記者会見です^^;



で、まだ1か月経たない2月12日に神田正輝が聖子との交際を発表(爆)


4月9日には、正式に婚約発表へと至ります。



当時結婚式の様子


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郷ひろみ~神田正輝への流れは、あえて不問に致しますが(笑)

正式に婚約発表がされ、一部で噂に上がったのが「聖子引退」という言葉。



本人は「休業」と言ってはおりましたが、
スケジュール的にも、いつ復帰するのかも見えない状況でしたし、
仮に復帰したとしても、レコード発売のみでテレビ出演やコンサート開催などがない可能性もあったわけです。



『もしかすると、もう聖子の姿は見られないのかな。。。』



結婚自体には、不思議とショックを感じていなかった私なのですが、
「二度と見られないかもしれない」という不安が相当大きかったことを昨日の事のように憶えております。


婚約発表が行われてからは、露出度も格段に減ってきました。


なので、この「天使のウィンク」と次作の「ボーイの季節」の頃は、
数少ないテレビ出演を知ると、『この目にしっかり焼き付けておかなければ!』と、
食い入るように画面に映る聖子を観ていたものです。




30年前のちょうど今頃は、
婚約・結婚がなければデビュー5周年という区切りの年をお祝いするムードだったはず。

それが寂しい気持ちに苛まれていたんだなぁ・・・

と、この曲を聴くと思い出す事もしばしば



そんな複雑な思い出のある作品なんですよねぇ。。。





休業前ベストテン最後の出演シーンを。
感極まって涙声になる聖子の姿を観ながら、私も涙が出たものでした。。。


youtubeなので、すぐに削除されてしまうでしょうねぇ・・・(-。-;)


もう少しだけ、お付き合い下さい。。。


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MY SWEET MEMORIES <私的 松田聖子レビュー>その41~生誕祭編~ [松田聖子 楽曲レビュー]

記事を挙げなくては・・・

と思いながら、前回の更新から1か月半も間を空けてしまった銀狼でございます^^;;;
久々にログインしてみたら、広告が載ってましたね(苦笑)
→更新が途絶えている場合に載る広告


昨年末から「2015年は年明けからスケジュールがヤバいぞ」とは思っていたのですが、
予想以上の慌ただしさで・・・


目まぐるしい1月を越え、

地獄のような2月が過ぎ

ようやく人間らしい時間帯を取り戻しつつあります^^;
まぁ、まだまだ落ち着く状況ではないのですが



こんな状況下のため、ブログ更新もままならないのではありますが、
毎年恒例の記事だけは挙げておかねば!というわけで
取り急ぎの復活です。。。




3月10日


我が永遠の歌姫 松田聖子がこの世に生を受けた日でございます。


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気が付けば、彼女も53歳。。。


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ここ数年、毎年感じているのですが
芸能界を走り続けている方も、それを追いかけ続ける方も
ホント歳をとったものだよなぁと。。。;^_^A


アラフィフと呼ばれる年代になるまで、こういう関係性を続けている事など
30数年前には想像もしておりませんでしたわ(苦笑)


ま、ここまで来たら周りに何と言われようとも、トコトン行くところまで行ってしまいますよ。。。^^v




そんな事を思いながら、そろそろ楽曲の話題へ移る事に致しましょう。




さて、今回ご紹介するのは・・・



『HAPPY SUNDAY』
作詞/松本 隆  作曲/財津 和夫




「それ、なんですか?」って方が多いかと思いますが^^;


1970年代終わり頃~1980年代半ばにかけて
某お菓子メーカーがスポンサーとなってFM東京を中心に流れていた番組『ひとつぶの青春』

色んなタレント・歌手が代わる代わるDJを務めていたのですが、
我が歌姫も1982年4月~1983年3月までの1年間番組を持たせて頂いておりました。

その時の主題歌が、この『HAPPY SUNDAY』なのです。

※作詞は松本隆さんなのですが、番組内にて主題歌作品の公募が行われ、
 高桑早苗さんという方の案が原案として採用されております。



そういう性質の作品なので、
シングル化はもちろんの事、オリジナルアルバムにも収録されておりません。

企画盤・ベスト盤として
『金色のリボン』(1982年12月5日発売)と『Seiko Avenue』(1984年11月21日発売)の2枚に
収録されているだけという希少作品なのであります。。。


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左:金色のリボン 右:Seiko Avenue



そういった背景もあってか、ファンの間では隠れた名曲として話題となっている1曲

この曲を耳にする度に、
日曜日の昼下がりにFMラジオにかじりついて聴いていた自分の姿を思い起こす。。。

私のみならず、長年のファンの方々であれば、皆さん同じ思いで聴いていらっしゃることでしょう。




そのラジオ番組も終わってしまい、もう32年

テレビの歌番組などでも唄われたことがないため、
前述のレコードやCDを引っ張り出さない限り、耳にすることは出来ない曲だったのですが、
人前でこの作品を唄っている貴重な動画があったので、それをUPさせて頂きます。


唄っているステージは、”第9回 広島平和音楽祭”


ってことは、広島県内だけでの放映だったのでしょうか?・・・
獏さん観た記憶あります? 多分ないですよねぇ。。。^^;


映像の様子を見ていると、前述のラジオ番組をやっていた82年でしょう。

”平和音楽祭”と銘打っているところを見れば、8月初旬あたりだったのだろうと推察されますが・・・



なぜ、この”広島平和音楽祭”というイベントで『HAPPY SUNDAY』が歌われたのか?・・・

これが、また不思議なわけで^^;



歌詞の内容としては、
日曜日に自宅に居たところ、彼氏が突然訪ねて来るというシチュエーション
ドキドキしながらも、日曜の午後に二人きりの温かい時間を過ごす。。。
ってな感じ。


まぁ、80年代アイドルにありがちな内容ではありますが^^;


ただ、この”広島平和音楽祭”で聖子が歌う前に
松本隆さんからの生声のメッセージが読み上げられるのです。


「日々の何気ない幸せを守りたい」


そういう趣旨のメッセージを込めた作品だと松本さんは語っております。

当時はそんな事も考えないで、漠然と聴き惚れていただけなのですが・・・^^;


「とってつけた意味合いじゃねぇの?」って思う方もいらっしゃるでしょうが、
何せ人前で公開されたのが、この「広島平和音楽祭」のみとなると、
プロデューサー的立場であった松本隆さんは、この作品を作る時にそういう思いを込めた事は
まず間違いないのでは・・・と私は思うのです。

松本隆さんは、この『HAPPY SUNDAY』以外にも
『瑠璃色の地球』や『Strawberry Time』などで聖子に「平和」を願うメッセージを歌わせた実績があります。


単なる一女性アイドルとしてではなく、
類まれなる表現者として松田聖子を評価していたからこそ、
こういうメッセージソングを歌わせたのでしょう。。。


聖子の誕生日の翌日は、あの「3.11」となります。

また、昨今の安倍首相の姿勢や近隣諸国の動向を見ていると
我が国が二度と忌まわしい出来事に遭わないよう願わずにいられません。


そういう思い・願いを込めて、聖子の53回目の誕生日にこの作品を聴いて頂きたく存じます。。。


ちょっと画質が荒いですが・・・
ニコ動コメントは右下の「・・・」をクリックすると消せます。





プロ野球の記事などをご期待の方々
大変申し訳ございませんが、もう少々更新をお待ちくださいませ^^;
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MY SWEET MEMORIES <私的 松田聖子レビュー>その40 [松田聖子 楽曲レビュー]

相変わらずの幽霊ブロガーっぷりを発揮しまくっている銀狼でございます^^;

またしても中1か月半以上も更新をサボってしまいました(汗)



そんな状況の中での久々の更新・・・

今回は無理やりネタを詰め込んでお届けする事に致しますので、長文記事になることは必須!
皆様覚悟の程を。。。(笑)





今年2014年は
我が永遠の歌姫である松田聖子のデビュー35年目突入という記念イヤーでありました。

そんな事もあって、本来であれば聖子ネタでガンガン押していこうと思っていたのですが、
忙しさにかまけて全く書けずじまいの有様・・・orz
忙しいって言いながら飲み歩いているべや!という声は聞かなかった事にします(笑)


せめて年の最後くらいは歌姫ネタを挙げないと・・・

ということで選んだ曲がこちら。。。






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野ばらのエチュード

1982年10月21日発売

作詞/松本 隆 作曲/財津 和夫 編曲/大村 雅朗




我が歌姫11枚目のシングルとなったこの作品

人気絶頂だったころの1枚なのですが、あまり語られることは少ない感じが致します。


この1982年と言えば、年の初めに「赤いスイートピー」を発売
いまだに歌い継がれる名曲を生み出した年でもあり、
これを機にユーミン作曲路線が続いていったわけですが、
この作品では作曲者に財津和夫さんが再び登場(これが最後となってしまいましたが・・・)


噂話で知ったレベルですが、
松本隆さんが財津和夫さんに作曲を依頼するときに語ったのが
「ヴィヴァルディの『四季』みたいな曲を」だったとか。。。


なんで、そういう依頼をしたのか甚だ疑問ではありますが(笑)、
まぁ、発売時期が秋であることと、グリコポッキーのCMソングとして
CMのイメージと照らし合わせた穏やかで聴きやすい作品にはなっている感じが致します。

ただ、逆を言えば
抑揚のない平坦なメロディーラインが印象を薄くしてしまっている感じも否めません。



発売当時、私は「ん・・・何かピンとこないなぁ~」

な~んて思いながら聴いていたわけですが、
32年経った今改めて聴いてみると、平坦なメロディーラインであるからこそ
歌いこなすのが実に難しい曲である事を感じるように。。。


前作の「小麦色のマーメイド」では大人びたイメージ作りに挑戦していたのですが、
今作はファンが勝手に描いている”聖子ちゃん”的なイメージを再び打ち出しながら
抑揚のないメロディーでどこまでそれが表現出来るのか?というのを
松本隆さんが試していたような気がするのです。


聖子の表現力とヴォーカル力を高く買っていたからこその楽曲



まぁ、ファンとしての独り善がりな目線ではありますが^^;

聖子の成長過程での貴重な1枚だったように今更ながら感じております。




そして、ファン的にはこの作品ではもう1つ触れなければならない事が



来春にデビュー35周年を迎えるわけですが、
今まで大きな賞には殆ど無縁であった我が歌姫
ライバルと呼ばれた明菜ちゃんはレコ大を2度も獲得しております


そんな中、この「野ばらのエチュード」にて
1982年のFNS歌謡祭グランプリ(フジテレビ系)を受賞したのであります。

翌1983年には「ガラスの林檎」で
テレ朝系の「あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭ゴールデングランプリ」を獲得するわけですが、
結局「グランプリ」とか「大賞」というのは、この2回のみ。



かつて、歌番組が全盛であった時代は
この年末の時期ともなると賞レースの話題が取りざたされていたのですが、
今となってはそういった賞関係が殆どなくなってしまっておりますので、
この2回が聖子にとっての数少ない”勲章”


そんな点でも、私的には思い出深い1曲なのであります。。。


本当なら、その時の受賞シーン動画を貼りたいところなのですが・・・

Youtube・ニコ動共に削除されまくり(涙)

私自身が楽しむために動画は保存してあるのですが、それも公開できず(涙)



でも、普通のバージョン動画を貼るのも面白くないので、
ちょっと変わった動画をチョイスしてみました^^;
コントの後に歌が流れます

ニコ動のコメントが邪魔な場合は右下の「・・・」をクリックすると消えます



ついでにポッキーのCM動画(函館にて撮影)も。。。






あ、そうそう^^

”勲章”という意味でいけば、今年は最高の勲章を頂いたかも知れませんね。


デビュー35年目にして、初めて紅白の『大トリ』を務める事が決定!(歓喜)

もしかすると明菜ちゃんもサプライズ出演とか。。。^^

娘・神田沙也加も自分の実力で勝ち取った出場を果たしましたし、
聖子ファンとしては実に嬉しい出来事が年末に訪れます。

今年はダウンタウン最後まで観れねぇなぁ~(笑)





てな感じでなまら久々に聖子ネタを書き倒しましたが、
実は本日12月27日は・・・




私のブログ開設日なのでございます^^ゞ


本日で開設6周年を迎える事になりました。


今年はサボりっぱなしの1年ではありましたが、
見捨てずにお付き合い頂き、ありがとうございます<(__)>


来年こそはきちんと定期的な更新を、と思っておりますが・・・^^;;;



こんなダラしない私にも拘わらず、
ソネブロの方々は本当に温かい方ばかりなのです(号泣)




実は今月の初旬 12月6日~8日まで

丸1年ぶりに東京に滞在しておりまして。。。


ちょいと家族の野暮用がありまして(理由は某所で明かしておりますが^^;)
プライベートでの上京と相成ったのですが、
慌ただしいスケジュールの中、たくさんのブロガーさんと1年ぶりの再会を果たす事が出来ました^^




着いた初日から、こうして飲み会が(笑)

DSC_0229[1].jpg
約1名顔出してますが、気にしないでください(笑)



翌日のお昼には、こちらの車を所有されている方と。。。

DSC_0261[1].jpg



その夜には、ちょうどいい具合にねこじたんさん主催の忘年会があったので乱入(笑)することに

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家族の用事でいったんだか、自分が遊びにいったのか判らない状況ではありましたが、
皆さんに温かく迎えて頂き、本当に感謝の極みでございます。

あ、決して忘年会に合わせてスケジュール調整したわけではないですからね!(爆)


いや、マジで本当に偶然タイミングが合っちゃったんです。


まぁ、ブログはサボっていても
ブロガーさんとの交流は欠かせないのでございますよ^^v

ってか、酒飲みたいだけだろ(笑)




いつもごとく、グダグダな文章で書き連ねて参りましたが、
ダラダラしたペースであってもブログは継続していく所存ですので、
引き続きお付き合いを頂ければ、幸甚でございます。




で・・・


12月最初の更新ではありますが、

これが年内最後の更新になります(苦笑)




今年も1年間ありがとうございました。


こんなダラダラしたペースであっても、
ブログは継続していく所存ですので、引き続きお付き合いの程
宜しくお願い申し上げます<(__)>




来年が皆さんにとって良い年でありますよう
心から祈念申し上げます^^



<12月30日追記>

明菜ちゃん紅白出場決定!^^
噂では22時40分過ぎ頃の出演とか?。。。
我が歌姫の大トリと合わせて、こりゃ永久保存版だべさ!^^v
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MY SWEET MEMORIES <私的 松田聖子レビュー その39~デビュー34周年>  [松田聖子 楽曲レビュー]

新年度を迎え、気分一新!といきたいところですが、
なかなかそう簡単にはいきそうにない銀狼でございます^^;



あ、そっか

気分一新は昨年の秋に既に大掛かりなことやってましたね(汗)
後先考えずに会社辞めて札幌に帰るって件です^^;



でも、ちょっとだけ気分転換を図ってみたいので、
こんなところで変化をつけてみました。。。




CIMG2910.JPG

おニューの手帳?

いえいえ違います。






CIMG2911.JPG

スマホをおニューに替えました^^v

2年前にスマホデビューを果たしましたが、最初に手にした「XPERIA acro HD」も
そろそろお疲れ気味になってきたので、息子2人にiphone5Sを買ってやる時に
ドサクサに紛れて機種変更しちゃったっちゅうわけです(笑)


今度の機種もXPERIAにしてみました。

「Z ULTRA」っちゅう機種なんですが、
一番の特徴は6.4インチの大画面というところでしょうか^^

前のXPERIA acro HD(4.3インチ)と比較するとこんな感じに。。。








CIMG2914.JPG


笑っちゃうくらいデカイです;^_^A

ここまで来ると、スマホなんだかタブレットなんだか判らんって感じですね^^;

ちなみに街中で電話してみたら、結構ジロジロ見られましたよ(苦笑)



私的にはスマホとタブレット2台持ちをしたくて、我が家の財務大臣に稟議を出したのですが、
無言であっさりと却下(爆)

そこで、この機種を選択することと相成ったわけです。

仕事的にPDFで図面のめーるをが送られてきたりするので、
これでだいぶ見やすくなりますねぇ^^
老眼も加速してきたので助かります(笑)




おっと、このままではスマホの話題で記事が終わってしまう^^;


本日4月1日は私にとって、どうしても挙げておかねばならないネタがありまして。。。









聖子34周年.jpg



我が永遠の歌姫である松田聖子のデビュー記念日なのでございます~!^^☆


『裸足の季節』を引っ提げて、1980年4月1日に颯爽とデビュー
今年で満34周年を迎えました。


数年前までは、古い友人から「まだ松田聖子追っかけてんの?」なんて呆れられておりましたが、
今では誰も何も言わなくなりましたよ(爆)
呆れるのを通り越したのでしょう(苦笑)
ここまでくればこっちのもんだな!(←何が?笑)





何度もこの場で語っておりますが、
歌手デビュー前から追いかけ続けてきた松田聖子

毎年、この4月1日が来ると感慨深いものがありますし、
デビュー30周年を機にブログ上で聖子のネタを書き続けてからは
より一層色んな思いが湧いてくるようになりました。



そんな私にとって大切な日にご紹介する聖子の楽曲はこちらです。。。




20th party.JPG


『20th Party』

2000年5月17日発売

作詞:Seiko Matsuda/作曲:Seiko Matsuda、小倉良



聖子のデビュー20周年を記念して発売されたシングルであり、
これがシングル50作目となる色んな意味で区切りの作品となっております。

ちなみに上記の画像左側は同年6月28日に発売された同名のアルバムジャケットで
シングルのジャケットは右側になります。

ちなみにデビュー30周年の際もアルバムに「30th Party」という作品を収録しております





私が聖子ネタを書き続けている中で何度か触れておりますが・・・


実はこの時代の聖子を私的には認めておりません。

私自身が勝手に「暗黒の時代」と名付けている90~2000年代の真っ只中に発売されたこの作品



セルフプロデュースに拘りを持ち、自らの思い通りに進んでみたいと
聖子の全盛期を創り上げてきた松本隆氏プロデュースから離れ、
育ての親である故・相澤サンミュージック会長(当時社長)の元からも巣立った聖子。


「あなたに逢いたくて~Missing You~」の大ヒットでその選択が正しかったかと思いきや
その後は長年のファンとしては目を覆うような売り上げを記録したりするなど、
迷走状態に入っていたように思っております。

ちょうどこの時期は長年のファンが離れていき、新しいファン層が開拓されてきた時期でもありましたが




そんな最中で迎えたデビュー20周年




記念すべき年を自ら祝うようなノリノリの曲調に仕上げられた作品でしたが、
私的には聴いた途端に言葉が出なくなってしまいました。








20年を振り返りたい気持ちは判るのですが、
歌詞のコンセプトはキャンディーズの「微笑がえし」なわけですよ(苦笑)
40代~50代の方ならお判り頂けますよね?

歌詞のあちらこちらに、かつての大ヒット曲の題名が散りばめられているのですが、
「それって、まるで微笑がえしのパクリだべや」と率直に感じてしまった私。


周りの評価は別にして、自分自身は苦虫を噛み潰した顔つきで聴き流すしか出来ず。。。




また、この時代はセルフプロデュース以外に
原田真二によるサウンドプロデュースも頻繁に行われるようになったのですが、
曲は悪くない感じなのに、どうも心に響かない事が多く・・・

原田真二のメロディーと聖子の相性って良いように思えなかったのです。

聖子の声が合わないのか、歌唱法が合わないのか
音楽に疎い私ですので、そこまで検証出来ないのですが
私の中では二人の相性は合っていない印象のままでした。




この頃から10数年が経ち、改めて聴いても当時の作品に対する私の印象は変わらないまま



でも、当時と違う点も。。。




心の中で拒絶反応さえ感じていたものが
今では「まぁ、これも聖子の歴史の一つなんだよ」と許容できるようになってきております。


酷評している作品であっても、なぜか口ずさむ事が出来るようになってますし・・・^^;




こんなことばかり書いてると
「何を松田聖子ごときで大袈裟な」とお思いの方も多くいらっしゃるでしょうね^^;





デビューから34年追っかけてきて

最初は中学生だった私も気がつけば3人の子を持つ親になり、アラフィフと呼ばれるように。。。



成長しないくせに歳ばっかり食ってしまったオジサンど真ん中ではありますが、
聖子の作品に触れるだけで、気持ち的には当時と変わらないままになれるのです^^



青春時代を聖子と共に過ごしてきたと自負している私ですが、
今でもこうして追い続けているという事は、私の青春も現在進行形なんだ



ふと、そう思うようになってきました
図々しいって声が聞こえてきそうですが^^;





楽しい思い出も苦い思い出も

全てが「青春」なわけですよ^^



ここまできたら、「松田聖子」という存在がこの世から消えない限り
私も「青春」を感じさせてもらう事に致します^^v





今日からデビュー35年目のスタート!

なんだかんだと口煩い事言いながらも、また一緒に走っていくことにします^^




35年目を迎えても、聖子がきちんと前を向いて走り続けていれば
天国にいるこの方にも聖子の想いは届くはずでしょうし。。。



oth13120105040013-p2.jpg









今年はなんまら久々に札幌ライブ開催(6月14日@きたえ~る)も決まりましたよぉ!^^
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MY SWEET MEMORIES <私的 松田聖子レビュー 番外編> [松田聖子 楽曲レビュー]

なぜかこのところ顔の吹き出物が多くなってきた銀狼でございます^^;



さてさて、今回はさっさと本題に入る事に致しましょう。


つい先日 聖子ネタを挙げたばかりなのに、またしても歌姫を登場させちゃいました^^ゞ
ちなみに約2週間後にも、また聖子ネタ挙げますが^^;


いつもの楽曲レビューをお送り致しますが、今回は以前挙げた曲を再び登場させる事に。。。
ネタがなくなったわけではありません^^;





赤スイ.jpg

我が歌姫ファンでなくとも、皆さんに知られている名曲『赤いスイートピー』(1982年1月21日発売/8thシングル)


このシングルのB面に収められている『制服』を再び登場させて頂きます。


以前『制服』を取り上げた記事→http://ginrou-enr34.blog.so-net.ne.jp/2011-03-02




毎年この時期になると、どこかで必ず行われる卒業ソング人気ランキング的なモノ

先日、ネット上で見つけた音楽情報誌「CD&DLでーた」にて行われたランキングを
ちょいと発表してみます。

1.卒業写真(ユーミン)          11.制服(松田聖子)
2.贈る言葉(海援隊)           11.乾杯(長淵剛)
3.仰げば尊し                13.春なのに(柏原芳恵)
4.卒業(斉藤由貴)            14.なごり雪(イルカ)
5.卒業(尾崎豊)              15.サウンド・オブ・サイレンス(サイモン&ガーファンクル)
6.蛍の光                   16.高校三年生(舟木一夫)
7.旅立ちの日に               17.卒業-GRADUATION-(菊池桃子)
8.3月9日(レミオロメン)         18.想い出がいっぱい(H2O)
9.my graduation(SPEED)      19.道(EXILE)
10.さくら(森山直太朗)          19.翼をください(赤い鳥)


10~60代までの幅広い年代にアンケートを行ったようで、選曲もバラエティに富んでいるようです。
でも、こうして見ると70~80年代強し!といった感じがしますね^^


で、ここで特筆したい事が。。。

殆どの曲がシングルA面のヒット曲なのですが、
そんな中1位を獲ったユーミンの「卒業写真」と我が歌姫の「制服」だけがシングルA面ではないのです。
「卒業写真」は荒井由実時代のアルバム曲

熱心なファンでない限り知られる事が少ない
アルバム曲やシングルB面の曲がランクインしているのが凄いですよねぇ^^

ってか、「卒業写真」のみならず我が歌姫の「制服」もユーミンの作品でして、
ユーミンの凄さをまざまざと見せつけられました。。。


他に書きたい事は以前挙げた記事で書いてしまっているので割愛!(笑)
動画にて歌をお聴き下さい^^

今回は比較的最近の歌唱ver.(ユーミンの旦那さんの伴奏付!)

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で、もう1曲挙げておきたいモノが。。。




チェリブラ.jpg


これも2度目のご紹介となります『チェリーブラッサム』(1981年1月21日発売/4thシングル)

本州の方は、もう桜の便りが訪れてきているようですし、
聖子の桜ソングと言えばコレ!ってなわけで2度目の登場です^^

以前『チェリーブラッサム』を取り上げた記事→http://ginrou-enr34.blog.so-net.ne.jp/2012-03-31



でも、前述の『制服』と同じく、前に書きたい事は書いてしまっているので、
今更改めて書く事もないので、動画見て下さい(笑)

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まぁ、聖子ネタにしては何とも中身のない記事となっておりますが、
この2曲を取り上げたのには訳がございまして。。。



先週3月14日に我が次男坊の中学卒業式が行われました^^

2年前の長男の中学卒業式に出席したかったのですが、
単身赴任中だった私は当時の会社にて帰札を認めてもらえず、泣く泣く出席を断念。。。



そんな事があったので、今回は長男の時の思いも合わせて卒業式に出席した次第です。


ん?

息子の卒業式で泣いたのかって?



いえいえ、全然泣いておりませんよ^^;


もともと涙腺が弱い私なのですが、意外と冷静でいられました。


まぁ、それには理由があるのですが・・・





卒業式から3日後の17日

北海道の公立高校入試の合格発表が行われる日でありました。


次男の第一志望は札幌市内の公立高校でしたので、
その合格発表の方にすっかり頭がいっちゃっておりまして・・・^^;



2年前の長男の時に次いで我が家2度目の受験となったわけですが、
長男は比較的安全パイの高校を受験したので、まぁまぁ安心はしておりました。
でも、合格発表の日は単身先で一人緊張しまくってましたが(笑)


しかし、今回は安全パイで行きたかったカミさんの意見を制して
私が「逃げないで行け!」とハッパをかけた事もあって、ちょいと高いハードルを設定する事に。



ただ、事前の模試等の結果は芳しくなく・・・


5日に試験があったのですが、ずっとドキドキ冷や冷やの日々が続いていたわけです。




で、いよいよ合格発表の時が


・・・


・・・


・・・







サクラ 咲きましたっ!^^



とまぁ、こういう流れがあったので
卒業=『制服』 合格(サクラサク)=『チェリーブラッサム』と無理矢理聖子ネタに絡めて
記事にしてみたっちゅうわけなんです^^ゞ





17日は週の初めなのでクソ忙しいんですが、普通に仕事に行っても絶対に落ち着かないので、
AMだけ休みをもらい一緒に発表を見に高校へ行くことに^^;

札幌某高校.jpg



朝起きてから息子以上に緊張してずっと吐きそうだったのですが(苦笑)
家族には悟られないようにしつつ、息子が受験した高校へ。。。


高校についてすぐに息子の受験番号を発見し、不覚にも泣いた私(汗)
家族からは「恥ずかしいからやめて」と言われる始末で^^;





ちょいとお騒がせをやらかましたが、これで一安心^^

ようやく美味い酒が飲めます!^^☆


というのも、ガラにもなく息子の合格祈願のために
1月の高校クラス会を最後に2カ月近く酒断ちをしておりまして・・・^^ゞ
人生初めてだなぁ


TVで流れるビールのCMやブロガーの皆さんが挙げていらっしゃるビールやお酒の画像を見る度に
「くそぉ~!飲みてぇ~!!!」と心の中で叫びつつ必死に我慢しましたよぉ^^;


でも、無事に合格も決まったので17日にて解禁!^^☆




さぁ、久々のビールでも。。。^^

久々ビール!.jpg

ホントはもっと飲みたいんですが、普通に明日も仕事なのでこの2本だけにしときます^^;



とにもかくにも我が家の最大のイベントも無事終わりまして、
ようやく気持ち的に落ち着けるかなぁ。。。^^







あぁ~無事に断酒解禁出来て合格出来て良かった!^^☆

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MY SWEET MEMORIES <私的 松田聖子レビュー 作家編④> [松田聖子 楽曲レビュー]

このところずっとセブン〇レブンのコーヒーがすっかり気に入って
ひたすら飲みまくっている銀狼でございます。




さて、新年の御屠蘇モードからもそろそろ脱して
平常モードへの切り替えをしていかなければなりませんねぇ。


で、ブログの方も平常営業をして行こうかと。


今年の平常モード1発目は聖子ネタで行かせて頂きます。



「何だよぉ~、また聖子かよ」とお思いの方も多いかと存じますが、
今回は挙げておきたい事情があるもので、お許し下さいませ。












暮れも押し迫った昨年の12月31日
日本中に衝撃が走るほどの訃報が飛び込んできました。



大瀧詠一さんを偲ぶ.jpg


長年に渡って日本のポピュラーミュージック界の第一人者として活躍されてきた
大瀧詠一さんが30日に急逝との報せが・・・

若かりし頃の大瀧さん 左の方も・・・お判りですよね




私自身、特にこの場で大きく取り上げた事こそないですが、
同年代の方であれば、大瀧さんの作品に触れなかった人は皆無と言っても過言ではないでしょう。

もちろん私も若かりし頃より大瀧ワールドに多少なりとも触れ、
感銘を受けてきた一人であります。


かと言って、この場で偉そうに大瀧さんほどの存在を語れるだけの資格はございません。





しかし、


私としては触れないわけにはいかないのです。



我が永遠の歌姫である松田聖子は、大瀧さんの存在なしには
今の姿はあり得ないとさえ思っているのですから。。。


なので、我が歌姫・松田聖子を通して大瀧さんを少しばかり語らせて下さい。






聖子と大瀧さんとの出会いは1981年

今から32年半前頃になります。


彼女の7枚目のシングル曲である『風立ちぬ』
そして通算4枚目となる同名のアルバムにて大瀧さんが大きく関わることとなりました。



聖子と大瀧さんを結びつけたのは、『風立ちぬ』の前作シングル『白いパラソル』より
松田聖子作品のプロデューサー的ポジションに就いた作詞家の松本隆氏

大瀧さんとは伝説のロックバンド『はっぴぃえんど』で盟友であった事は皆さんもご存じでしょう。


大瀧詠一さんを偲ぶ02.jpg
左から大瀧詠一さん、松本隆氏、細野晴臣氏、鈴木茂氏



大瀧さんが大きく関わったシングル・アルバム『風立ちぬ』については、
既に記事として取り上げておりますので、改めて細かく触れる事は割愛させて頂きます。

『風立ちぬ』に触れた記事→http://ginrou-enr34.blog.so-net.ne.jp/2011-10-03




今回は「大瀧詠一さんが聖子に与えた影響」というものに対して
私なりの推論を書き連ねてみたいと思います。



前述の記事でも述べたのですが、
私としては、この『風立ちぬ』が聖子自身の大きなターニングポイントになったと思っております。

それまでの聖子は、華奢な体つきの割に太くてパンチが効いた良く伸びる歌声
というのが一つの売りでした。



しかし、この『風立ちぬ』のレコーディングの辺りから
聖子はその売りであった歌声を失ってしまう事に。。。

過密スケジュールが祟ったか、喉を潰してハスキーヴォイスに変わってしまったのです。



でも、その窮地を克服し、
大瀧さんとの出会いをきっかけに”表現力”という武器を手に入れた聖子
詳しい事は前述の記事をご覧ください





以前より、この『風立ちぬ』に関しては
大瀧さんが聖子に興味を示し、一度携わってみたいと仰られていたと言われているのですが、
このタイミングでの大瀧さんと聖子との出会いには何か意味があるのではないだろうか?・・・

それを私なりにずっと考えておりました。




デビューして1年半が経過

飛ぶ鳥を落とす勢いでトップアイドルへの階段を駆け上がっていた当時の聖子


ちょうど松本隆氏がプロデューサー的立場に就いたばかりの時でもあったのですが、
多分 松本氏は聖子に対して更なる可能性を感じ、
あえて最初から高い壁を与えてみたかったのではないだろうかと。。。


そこに大瀧さんからも「松田聖子に携わってみたい」との申し出が。


後にもう一人の盟友・細野晴臣氏にも作曲を依頼する事になるのですが、
本人からの申し出があったとは言え、この時点で細野氏ではなく大瀧さんに聖子を託したのは
早いうちに表現者としての幅を広げるには
大瀧さんの無茶ぶりに応えられるくらいの度量をつけなくては、と思ったのではないかと・・・(笑)

あ、これは決して細野氏が劣るという意味ではなく、
業界内でも知られる大瀧さんの知識の深さやマニアックさに松本氏が期待をしたのだろうという意味です。




で、肝心の『風立ちぬ』の出来栄えに関しては・・・


大瀧さんがサウンドプロデュースを行ったアルバムA面は
まさに”大瀧ワールド””ナイヤガラワールド”一色といった趣に。

遊び心も満載ですが、その反面で歌唱指導も相当厳しかったと。。。


アルバムA面4曲目に収録されている『いちご畑でつかまえて』では
曲の合間に聖子のクシャミを入れるという荒業や^^;

シングルカットされた『風立ちぬ』のサビの部分である ♪サヨナラ サヨナラ サヨナラ~のところでは、
それぞれの「サヨナラ」毎に色を変えて表現させるように指導したそうで、
聖子も後に「怖かった」と語っていたくらいシゴいたらしいです。



でも、アルバムが出来あがった時点では松本氏・大瀧さん両者が思うような
仕上がりになったのかどうか。。。

前述の通り、聖子の声がすっかりハスキーヴォイスに変わってしまうという
二人にとっての誤算があったわけですから、
この時点では必ずしも満足いく出来ではなかったのかも知れません。




ですが、作品の発表から32年半が経った今では、
聖子のハスキーヴォイスとナイヤガラサウンドのマッチングがベストであったと
言いきってもいいと私は感じるのです。
大瀧さんご本人も後にそのような事を仰られていたとか。。。


更に誤解を恐れずに言わせて頂けるなら
聖子も多少なりともナイヤガラサウンドの一翼を担う事が出来た


聖子ファンとしては、図々しくもそう思っております。
ナイヤガラファンの方、お気を悪くしたのなら申し訳ありません





音や曲のイメージに関して、
トコトン拘り、一切の妥協を許さない大瀧さんの姿勢

これを成長期の過程で感じる事が出来たのは、
聖子にとって本当に本当に大きかったでしょう。


4月でデビュー35年目に入る聖子ですが、
ここまでやってこられたのは、大瀧さんとの出会いで得るものが大きかったからだと
勝手に思っております。



ファンとして感謝の気持ちでいっぱいです。


改めて、本当にありがとうございました。



そして、突然のお別れにはショックを禁じ得ませんが
今はただゆっくりとお休みになって下さい。


実は大晦日の紅白の前にこの訃報が入ってきた事もあって、
私自身としては聖子に『風立ちぬ』を唄ってくれないかな・・・と思っていたのですが、
紅白とカウントダウンライブという2つのイベントの前にそれを知らせると、聖子が大きく動揺してしまう
との理由でスタッフが聖子本人に知らせずにいたようです。
きっと今頃は聖子自身も大きなショックを受けている事でしょう。。。





最後に大瀧さんから贈られた聖子の作品を聴きながら
記事を締めさせて頂きます。


『風立ちぬ』の1年後に発売されたアルバム『Candy』でも
大瀧さんが聖子に2曲提供してくれました。

その2曲である『四月のラブレター』と『Rock'n'roll Good‐bye』を。。。
『四月のラブレター』はまさにナイヤガラサウンドですし、『Rock'n'roll Good‐bye』は遊び心満載です!







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そして、リンク貼った記事で動画が削除されているので、もう一度『風立ちぬ』もUPします。







慎んでご冥福をお祈り申し上げます。。。


4日になって、ようやく盟友・松本隆氏がツイッターで大瀧さんへの想いを呟いておりましたね。。。
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MY SWEET MEMORIES <私的 松田聖子レビュー その38> [松田聖子 楽曲レビュー]

何気に今月下旬から12月中旬まで
思いっきりあちこち走りまわる羽目になった銀狼でございます(謎)


まぁ、忙しい事はイイことだ・・・^^;



さ~て、いつも前置きが長いんで、
今回はさっさと本題に行きましょう!(笑)




今回は満を持して、3ヵ月半ぶりにこのテーマだぁぁぁぁ!






聖子&クリス・ハート.jpg


我が永遠の歌姫・松田聖子79枚目のシングル曲
『夢がさめて』をご紹介させて頂きましょう^^


『夢がさめて』(松田聖子&クリス・ハート)


2013年10月21日発売

作詞・作曲SHIROSE/編曲SHIROSE・ヒロイズム




まずは、お恥ずかしながら
この曲を語る前に関係者の前知識が全くなかった私でございまして・・・;^_^A



最初にこのシングルが発売されるという話題を知った時点で一つの疑問が・・・





クリス・ハートって誰よ?(爆)



しばらくまともにテレビを見ていなかったので、彼の存在を全然知らなかったんです^^;

クリス・ハートの名を知らしめた外国人の方々ののどじまん番組も一度も観た事がなくて(汗)



で、シングル発売の話を知ってから、慌てて勉強しました(苦笑)
仕事もそれくらい一所懸命やれって言うのはナシでお願いします(笑)


ふむふむ、なるほど。。。



生粋のアメリカ人であるにも拘わらず
我が歌姫・聖子の歌声を聴いて、J-POPに興味を抱いたというのが素晴らしい!^^

幼い頃から『赤いスイートピー』や『あなたに逢いたくて』を聴いて育ったとか・・・

私的に言えば、なんと耳が肥えたアメリカ人だ!と(笑)




そんなこんなで、前述ののどじまん番組で注目を集め、一気にメジャーデビューを果たしたクリス君

デビューアルバムが25万枚も売れてるんですってねぇ。。。



聖子に憧れて日本でデビューを果たし、
あっという間に憧れの存在とデュエット出来るなんて・・・(羨)

それにしても勉強したって割に浅い知識だ(苦笑)







で、もう一つ


作詞・作曲しているSHIROSEって誰よ?(爆)


なんでもWHITE JAMなるインディーズグループとして活動しながら
数多くのアーティストへ楽曲提供・プロデュースも行っている今注目の奇才だそうで。。。
東方神起とかKAT-TUN・AAAあたりに曲を書いてるみたいですね


で、来年早々にユニバーサル・シグマからメジャーデビューも決まっているらしく・・・


要はユニバーサル軍団で固めた布陣って事ですな^^;



この『夢がさめて』という作品は、単に聖子・クリス君のシングルというよりも
ユニバーサル・シグマのレーベル設立10周年を記念したモノという趣旨なんでしょうねぇ。

そんな事もあってか、海外向けに『Last Forever』という英語ver.にて
海外118カ国に配信もするそうです。




ハッキリ言って、聖子だけならここまでユニバーサルも力入れなかったのかもなぁ。。。

今やユニバーサルイチオシともいえるクリス君の存在があってこそ、なのかもしれません^^;



まぁ、いっかぁ

来年デビュー35周年を迎える聖子にとっても、
記念イヤーを前に話題作り出来るんで、それはそれでヨシとしましょう^^




おっと、肝心の作品内容の方に触れていなかった^^;



まずは聴いてみて下さい。。。
Youtubeが削除される前にお早めに!







ちょっと、ちょっと、ちょっと!


コレ、なんまら良くないっすか?^^


あれ?そう感じているの私だけ?^^;



正直なところ、ここ数年の聖子は声ががさついてきて
得意の高音も出しづらくなってきているのをテクニックでカバーするようになってきているのですが、
現在の聖子の声質とクリス君の声質がベストマッチだなぁと感じるわけです^^

こんなに二人の声質の相性が良かったとは・・・

キーが似ている事もあるんでしょうが、
まさに”ハーモニー”って言葉がピッタリくるような唄いっぷり

声の絡み方というか溶け込み方が半端なくイイ♪




一応、括りとしては「J-POP」なわけですが、
ちょいと洒落た洋楽のデュエットを聴いているような錯覚に陥ってしまう感じまで。。。


私としては久々に聖子のシングルで満足いく仕上がりになった気がします。

褒め過ぎ?^^;




それに、この場で何度も書いてきましたが、
セルフプロデュースではなく”表現者””歌い手”に徹した時の聖子はやっぱりイイ。

「歌手・松田聖子」は50歳を越えても魅力十分だと改めて感じさせられます。

色んな雑念が取っ払えているのか、
普段のセルフ作品より歌唱に伸びやかさを感じる気がするんですよねぇ。。。






聖子にとって、今回が5組目のデュエットシングル曲

過去4組は話題性重視や企画盤といった”ネタ”的なデュエットばかりでした。


①Donnie Wahlberg(NEW KIDS ON THE BLOCK)とのデュエット 『THE RIGHT COMBINTION』(1990,7)
まだ記事にしてません

②郷ひろみとのデュエット 『True Love Story/さよならのKISSを忘れない』(2000,9)
過去記事→http://ginrou-enr34.blog.so-net.ne.jp/2011-01-22

③とんねるず・石橋貴明とのデュエット 『Smile on me』(2004,7)
過去記事→http://ginrou-enr34.blog.so-net.ne.jp/2010-10-26

④藤井隆とのデュエット 『真夏の夜の夢』(2007,8)
まだ記事にしてません



今回も企画盤ではありますが、
次もまたやって欲しいと思えるデュエットに初めて出会ったなぁと。。。^^


聖子自身も心から相手を信頼し、
心から唄う事を楽しめる”本当のデュエット”になったのではないでしょうか。


この表情を見れば、そんな気がするんだよなぁ。。。^^♪




聖子&クリス・ハート02.jpg



なかなか皆さんのところに定期的に伺えておりませんが、順次ゆっくりご訪問させて頂きますので、何卒ご了承くださいね
次回更新は12月初旬となる予定です
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MY SWEET MEMORIES <私的 松田聖子楽曲レビュー その37> [松田聖子 楽曲レビュー]

毎々お世話になっております。
銀狼でございます。



今回、皆様にお知らせをしなければならない事がございます。






本当は、こんなことをお伝えしたくはなかったのですが・・・



ついにこの時を迎えてしまう事になりました。






本日8月8日を持ちまして、私 銀狼は・・・














更に一つ歳を重ねてしまいましたぁ~( ̄▽ ̄;)
あれ?なんか違う話題だと思いましたぁ?(爆)


私もとうとう29歳になっちゃいまして(爆)
1966年生まれの29歳・・・あれ?計算合わない?^^;




いやぁ、もうねぇ 誕生日要りませんよ(苦笑)

ちなみに同じ誕生日には、ダスティン・ホフマン、ナイジェル・マンセル(元F1レーサー)、ロジャー・フェデラー(テニスプレーヤー)、
天海祐希、東野幸治、ピーター、織田無道(苦笑)などがおります^^;



おまけに、自分の誕生日を迎えたっちゅうのに、
この記事がUPされる時間帯に 私はなぜか桜新町で仕事している有様で(涙)
久々の夜中現場だねぇ^^;
まぁ、殆ど立ちんぼなので暇ですが(汗)


今年もこんな調子でテンションの上がらない誕生日となってしまいましたが、
一応 自分の生まれた日ですから、思いっきり聖子ネタを好き勝手に書き倒させて頂きます!
いつも好き勝手やってますけどね^^;
そういえば、昨年の誕生日も聖子ネタでした



てなわけで、今回は聖子のアルバムをご紹介させて頂こうかと。。。






20091019173744e06.jpg

オリビア・ニュートン・ジョンの「水の中の妖精」ではありませんよ(笑)

『ユートピア』

1983年6月1日発売



聖子7作目のアルバムとなった この作品

ちょうど聖子の”キャンディヴォイス”が確立された頃の作品でもあり、
4作目の『風立ちぬ』 5作目の『Pineapple』 6作目の『Candy』 8作目の『Canary』
と並んで名作と言われている1枚となっております。
ファンの間では5枚目の『Pineapple』と並んで最も人気の高いアルバム




また、聖子ファン以外の音楽好きの方々からも高い評価を頂いております。


通常、アイドルのアルバムとなれば、その人のファンだけが好んで聴くというのが一般的でしょう。

でも、上記の辺りの聖子のアルバムに関しては、
アイドルではなく一人の女性ポップスヴォーカリストのアルバムとしての扱いを受け、
ファン以外の方からも多くの支持を頂くようになります。
確か、当時の大学生がドライブ中のBGMに聖子のアルバムを選ぶ人が多かったとも聞いております。



その多くの支持の結果、アイドル歌手としては異例中の異例である
日本レコード大賞のベスト・アルバム賞を受賞するまでに!

※1983年のベスト・アルバム賞受賞者(wikipediaより)
サザンオールスターズ『綺麗』
松任谷由実『REINCARNATION』
松田聖子『ユートピア』



あのサザンやユーミンと並んでの受賞という評価の高さにはビックリさせられましたが、
反面「そりゃそうだべさ」と妙に納得もしていた当時の私^^;

ちなみに聖子は、1986年にも『SUPREME』でもアルバム大賞を受賞
この時は聖子一人です


ニューミュージック(古い表現だねぇ^^;)のアーティストが受賞するのが定番と思われていた賞を
アイドル歌手が受賞する事自体も異例ですが、2度までも受賞したというのは
それだけ聖子のアルバムの完成度の高さが評価されていたのでしょう。
純粋なアイドル歌手でアルバム大賞を受賞したのは聖子のみ



以前にも触れましたが、当時のプロデューサー的立場であった松本隆氏は
「アルバムを売るためにB面も本気で作った」と語っていたことが。

その力の入れ方がここまでの評価に繋がったのですから、
松本氏としても、さぞかし鼻が高かったことでしょうか^^;



そんな松本隆氏の力の入れ方が半端ないのは、
このアルバムに参加した作家陣の名前を見て頂ければ判るかと。。。

財津和夫、甲斐よしひろ、来生たかお、杉真理、上田知華
そして収録されているシングル曲を担当しているのがユーミンと細野晴臣



まぁ~豪華な事;^_^A



当時の日本のミュージックシーンの引っ張っていってた人たちが結集したわけですから、
そりゃあイイ作品になりますわね^^;

でも、ただ作品が良ければいいってもんじゃあないわけで。。。



これだけ色の違うミュージシャンの作品を完全に自分の色に染め上げた
聖子の表現力の凄さがあってのモノでしょう。

いつも歌唱力ではなく表現力と書いているのですが、歌手としての歌の上手さ以上に、
自分の声で歌の主人公の世界観を我々に想像させてしまう力が聖子にはあります。

声を聴いているだけで、その主人公がどんな思いで、どんな表情をして、
というのが伝わってくる。。。

曲によって声の色を自在に変えられるのが聖子の凄さ



それが一番感じられるのが、
このアルバム『ユートピア』ではないだろうかと思うのです。




正直なところ、アルバムとしての好みでいけば
私 個人的には5作目『Pineapple』の方が好きです。

同じ「夏」をテーマとしたアルバムなのですが、
季節感をどれだけ表現できているかという点では『Pineapple』の方が上かと。
アルバム全体的な統一感が感じられます。

しかし、『ユートピア』の方は統一感が今一つのような気が。。。



でも、キャンディヴォイスの完成度や表現力の高さは
『ユートピア』の頃が一番のピークだと感じているので、今回はこちらを取り上げてみました。
発売からちょうど30年ということもありますし・・・


アルバムを聴いたことがある方ならお判りになると思いますが、
A面(blue-island side)1曲目から3曲目で確実に心を掴まれます(爆)

私はアルバムが始まって3曲でもう完全にやられました^^;


っちゅう事で、最後にその3曲の動画を貼って締めと致しましょうか。。。


1曲目「ピーチシャーベット」 作詞:松本隆 作曲:杉真理 編曲:瀬尾一三




2曲目「マイアミ午前5時」 作詞:松本隆 作曲:来生たかお 編曲:大村雅朗
※'87年のライブより



3曲目「セイシェルの夕陽」 作詞:松本隆 作曲・編曲:大村雅朗
※'85年のライブより



もう一つ

多分30代に入ったばかりの頃の映像だと思いますが、
当時のレコーディングの様子などを語ったインタビューとその時のライブの様子を挙げた動画を。。。
(曲はマイアミ午前5時とセイシェルの夕陽の2曲です)

ハッキリ言って、30代の頃の聖子は変にケバくなってきて私的にはイヤでした。
でも、ライブの歌声は凄いなぁと改めて感じます。。。

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最後の最後で皆様に本当のお知らせを(笑)

8月9日夜から札幌へ帰省させて頂きますため、
しばらく更新をお休みさせて頂きます。

再開はお盆明け17日を予定しております。

帰省中は、皆様のところへの訪問も滞りがちになるかと思われます。
また、nice!のご挨拶のみで失礼することが殆どになると思いますが、
何卒ご了承下さいませ。。。<(__)>
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MY SWEET MEMORIES <私的 松田聖子楽曲レビュー その36> ☆700記事記念☆ [松田聖子 楽曲レビュー]

このところ、ちょいと運動不足気味の銀狼でございます^^;

会社が専用車を与えてくれたおかげで
仕事中も歩くことが少なくなっちゃいましたからねぇ。。。
専用車って言っても、本社で余っていたオンボロサクシードですが^^;




さて、そんな私ではございますが、
今回の記事でちょうど700本目の記事となりました~^^☆


ってなわけで、700本目を記念して
今回は得意の聖子ネタでお送りしたいと思います^^♪
キリ番記事で聖子ネタを挙げたことってなかったもので

更に今回は聖子ネタの後に、もう一ネタ取り上げるという豪華2本立て!(笑)


いつも以上に長い記事になりそうですが、何卒ご容赦下さいませ~^^ゞ



では、まずは今回取り上げる聖子作品を。。。






小麦色のマーメイド.jpg


小麦色のマーメイド

1982年7月21日発売

作詞:松本 隆/作曲:呉田 軽穂(松任谷 由実)/編曲:松任谷 正隆



聖子10作目のシングルとなったこの曲

デビュー3年目で20歳を過ぎたとなると、やはり周りから求められるのは「大人のイメージ」


10代でデビューしたアイドルが20歳を迎えるにあたって、
周りのスタッフが考える事は、だいたいがこのパターンなわけです。

この時点でトップアイドルとなっていた聖子もご多分に漏れず、
アイドル定番のパターンが求められる事に。




そこで松本隆氏が聖子に与えたのは、ちょっと小悪魔風な世界観

そこに、ユーミンが作ったちょっと気だるさを感じるミディアムテンポなメロディーが加えられました。



ただ、このユーミンが作ったメロディーに関しては作品発表前に一悶着ありまして・・・


出来上がったメロディーを聴いたプロデューサーである若松宗雄氏は
「もっとサビに広がりが欲しい」とユーミンに物申したのです。

しかし、ユーミンは「このままで行きたい!」と譲らない。



結局、若松氏が折れる形となったのですが、
後に「結果的に大人っぽい仕上がりとなって、作品的に成功した」と語っていたようです。



製作の過程でメロディーに一悶着あったこの作品

発売されてから、今度は事もあろうか詞の内容に関して物申すファンが出てきました(笑)

なんて言うと大袈裟ですが、
ザ・ベストテンにおいて、小学生のファンからこのような投書が送られてくるのです。。。



「マーメイド(人魚)は脚がないはずなのに、歌詞の中に”わたし裸足のマーメイド”とあるのは何故か?」



このオコチャマの質問に対して、松本隆氏もそれにきちんと答えを返すという生真面目な対応を。

ちょっと長くコメントですが、その内容を。。。


「 確かに裸足のマーメイドという一見矛盾したフレーズは、小学生以下の方々には素朴な疑問に映るかもしれません。 ビートルズに 「エイト・デイズ・ア・ウィーク」 という詩があります。 直訳すると一週間に八日というタイトルで、 一週間は七日なのにおかしいじゃないかと天国のジョン・レノンに投書する几帳面な方もいるかと思いますが、 ジョンとポールは君を愛する為には七日じゃたりない、八日いるんだということを詩の行間で伝えています。 裸足のマーメイドというのも同じ様に行間で 「私は人魚の様にあなたの後を泳いでいきたいけど、 現実には裸足の人間であって、愛に向かって飛び込めない」 つまり最後のフレーズ 「好きよ嫌いよ」 の間の空白の部分の微妙に揺れ動く女性の心理に結び付くわけです。 もちろん鋭い人ならマーメイドという言葉の裏にアンデルセンの童話である「人魚姫」の悲しいイメージを 読み取ってもらえると思います。」



ん~、こうやって言われても当時の小学生じゃ判らないかも(苦笑)

ってか、当時高校1年生だった私もこの説明を受ける前までは、
同じ疑問を持っていたのも事実でして(汗)

ただ、このコメントを読んでから
松本隆氏が書く歌詞の世界観に強く興味を惹かれました。




な~んて、書いてしまいましたが、
何せ毎日をノーテンキに過ごしていた高校生のクソガキだったものですから、
薄っぺらい理解力しかないわけで^^;
それは40代後半となった今でも変わりません(滝汗)


サビの「♪WINK WINK WINK」のところで聖子がカメラに向かって行うウィンクを見て
毎回胸をドキュンと打ち抜かれていた程度のもんです^^;



でも、正直なところ初めてこの曲を耳にした時は全くピンとこなかった私

「アルバム曲なら判るけど、これをシングルに持ってきたのかぁ。。。」
って思っていたくらいでした。


しかし、何年も何年も聴いていくにつれて、
徐々にこの曲の良さが判ってきたような感じが致します。

聖子の表現力に対する理解力でも同じことが。



当時はテレビ観ながら、
「ウィンクきたー!やべぇ~、なんまら可愛い~!」くらいしか感じていなかったわけですが(笑)、
改めて何度も聴いていくうちに私なりの解釈が出来てきました。


前年の「風立ちぬ」の辺りで喉を痛めて以来、すっかりハスキーヴォイスになってしまった聖子。

後に「キャンディヴォイス」と言われる唄い方を確立するわけですが、
当時の聖子はまだそれに至る過程でした。


ただ、当時のスタッフが期待していたであろう「大人の聖子」のイメージを出すのには
このハスキーヴォイスがピタッとハマったような気がしております。

ユーミンも当時の聖子の声質の魅力を最大限に引き出すために
物言いをつけられたメロディーを断固として変えたくなったのだと思うのです。
ただ、実際に唄ってみると、このメロディーはなんまら難しい・・・




ハスキーな声でぐっと抑え目に唄いながらも
最後の「♪小麦色なの~」とか「♪嫌い あなたが大好きなの~」の辺りでは、
妙に甘ったるい唄い方をする事もあった聖子

ちょっとした小悪魔感を演出するために、そういうメリハリをつけていたのだろうなぁと
今更ながら思ったりもするわけです。




今回、聖子の夏ウタを何か取り上げたいなぁと思っていたのですが、
相変わらず暑い日が続いている事もあって、ちょっと涼しさを感じさせてくれるこの曲がいいかなぁと
ピックアップしてみた次第です。

31年前の聖子の歌声で、少しでも涼しさを感じていただければ。。。^^♪


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まだまだ続きます^^;


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