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私の好きな”スカG” [SKYLINE]

毎年、正月とお盆には、従兄弟が我が家に遊びに来る。                              従兄弟は私より4歳上。すでに「アラフィフ」の世代に入ってきている。

そんな従兄弟と、昼間っから酒を呑みながらする話は、                                  決まって野球の話題か、互いの家庭の話が多い。(おっと、ススキノの話もあった。笑)

しかし、今年は珍しくクルマの話題で盛り上がった。                                     若い頃はそれなりにクルマ好きで、セリカLBや初代カムリに乗っていた従兄弟。                  このところは、ずっとクルマを替えることもなかったため、                                  すっかりクルマは飽きたのかと思いきや、心の底では、まだクルマへの思いはあるようで、                以前乗っていたクルマを懐かしむように話をしていた。

そのトヨタ派である従兄弟に対して、私もスカイラインや他の日産車を熱く語った。

私がスカイラインや日産車を好きになったきっかけを話したりしたのだが、                       今回は、その事をブログにあげてみようと思う。

 

 

私がスカイラインを意識し、「好き」だと思うようになったのは、多分5歳くらいの時か。                当時、父親がタクシー運転手をやっていたため、クルマに触れる機会が多かったせいか、                  自然とクルマへの興味が芽生えてきた私。                                           父親が勤めるタクシー会社は、日産車ばかり使用していたため、                                  クルマと言えば日産、という感じだった。

そこで幼い私が子供心に「カッコいいなぁ」と思ったのが、                                   スカイライン(C10型・所謂”箱スカ”)とブルーバード(510型)である。

勿論、フェアレディZのような流線型のクルマにも憧れてはいたのだが、                       なぜか、あの角ばったスタイリングの4ドアセダンに惹かれたのである。

物心がつき始めたばかりのガキんちょであるから、                                     スカイラインには「GT-R」だとかブルーバードは「SSS」だなんてバージョンの事までは             知る由もなかったのだが、とにかく見る度にカッコいいと思っていた。

特に、スカイラインには”スポーツカー”のイメージを感じて、強い憧れを抱くようになる。                  どうして、そう感じたのかは覚えていないのだが、父親や周りの大人たちに聞いて、                   「スカイライン=スポーツ」というイメージを植えつけられたのだろうか。。。                      当時の大人たちの憧れのクルマの筆頭がスカイライン、というか”スカG”だったのだから。

幼い頃は、あまりクルマの内容をよくわからずに、ただ「好き」とか「カッコいい」と                 思うだけだったのだが、年齢を重ねていくうちに、色んなクルマ関係の本を読んで                     ”スカG”の知識を蓄えていくようになり、更に”スカG”への思いが強くなる。

最初から日産車だったのではなく、プリンス自動車という会社があって、                      そこでスカイラインが生み出された事。

スカイラインの生みの親である、桜井眞一郎先生の事。

日産・追浜ワークス三羽烏(北野元・高橋国光・黒澤元治三氏)や星野一義・長谷見昌弘両氏          が活躍したレースの事。

”スカG”の事を知ろうとすればするほど、色んな文献がある事に驚き、                     それらを読めば読むほど、様々なレースに纏わる逸話や歴史といった                             国産車史上類を見ないバックボーンを持つ、このクルマの魅力に                             どんどん惹き込まれていくのである。

 

そんな中で、私が一番憧れる”スカG”は、やはりコイツだ。

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私が、幼いながらも衝撃を受けた、箱スカである。                                     4ドアの2000GT・GC10型が最高にカッコいい。

武骨なスタイリングの4ドアセダン。クルマを知らない人が見れば、ただのオッサンクルマ。            だけども、走らせたら速い。走らせたら楽しい。                                      2ドアHTも十分カッコいいのだが、2ドアの「いかにも」という感じより、                          4ドアの「さりげなく」という感じがいいのだ。  

まさに男のためのスポーツセダン。                                           使い古された言葉だが”羊の皮を被った狼”は、4ドアセダンにぴったりの言葉である。

”スカG”の事を調べるようになって、初代や先代S50型の事も知った。                         4ドアスポーツという意味では、先代S50型も非常に魅力的だ。                            しかし、私の中で最初に出会った”スカG”が、このC10型であり、                           日産ファンとして、日産最初の”スカG”であるC10型に魅力を感じる。                        また、日産の歴史を語る上ではずせない、名機L型エンジンを搭載した                      最初の”スカG”である事も大きい。

この箱スカ・C10型が世に出てから、もう41年が経つのだが、                                私の中で一番欲しいクルマは、ずっとコイツである。                                     歴代スカGの中で、コレを越えたスタイリングはないと思うほどだ。                            いつかは、必ず所有したい。

所有出来る時は、GT-Rでなくて構わない。(GT-Rであればベストだが)                            普通のL20を積んだGC10型でいい。(購入したらL28に載せ替えるかもしれないが 笑)             

たとえS20を積んだGT-Rであっても、現代のクルマとしては遅い部類になるだろう。                 箱スカを買ったからといって、馬鹿っ速く走らせるつもりは毛頭ない。                         幼少からの憧れのクルマに乗りたいだけなのだ。                                    そして、スカGの中に息づいているスポーツ魂の原点を感じる事が出来ればいいのだ。

私の夢は、老いて仕事から退いた辺りにでもGC10型の購入を果たし、                          重たいステアリングと闘いながらも、このクルマと一緒に走りたい、という事である。

 

あと20年以上は先の話だが・・・                                             その頃に状態のいいGC10型は、果たしてあるのだろうか?・・・(苦笑)

 

 


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