開幕3連戦を終えて～2010年Fs戦い初め～：DRIVING　メタBODY：SSブログ

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＜独善的Fs選手考～その9～＞　捲土重来..｜我が相棒達の回顧録②～R33GT-R ブログトップ

開幕3連戦を終えて～2010年Fs戦い初め～　[北海道日本ハムファイターズ] [編集]

待ちに待った2010年の野球シーズンが始動。

Fsファンとしては、『今年の開幕こそは好スタートを！』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と思っていたものの、結果は1勝2敗ということに。。。

とりあえず一段落ついたところで、サラッとvsソフトバンク開幕3連戦を振りかえってみたい。

まずは、開幕試合。

ダルの力投虚しく、3-5での敗戦。

オープン戦での順調な調整具合や話題の新球”1シーム”もあって、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ダルが盤石の試合運びを見せてくれるか、と期待をしていたが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　順調さと新球が裏目に出た感がある。

ちょっと1シームに頼り過ぎた配球には、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ダル－鶴岡のバッテリーに反省を促したいところだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1シームに偏り過ぎの配球は、他の変化球の精度を狂わせてしまったようで、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　外のスライダーが殆どいいところに決まっていなかったのは痛い。

鶴岡自身もコメントを出していたが、フォークを効果的に使った後半は　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まずまずの投球内容だっただけに、早めに目先を変えて相手打線を幻惑して欲しかった。　　　　　　　　　　　

また、杉内のように高めのストレートをもっと多く投げても良かったかな、とも思う。　　　　　　　　　　　　　　　　　ダルのストレートなら十分に釣り球として活用出来るはずなのだが・・・。　　

ただ、ダル自身もブログで語っていたが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昨年後半の事を考えれば、あれだけの球数を投げられたことで、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ある程度の収穫は得られたであろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ダルの能力を考えれば、次の登板ではしっかり修正出来るはず。

初戦に関しては、ダルよりも問題だったのは打線か。

安打数はいいとして、肝心なところでのバントミスが目立ち過ぎた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　糸井にしても小谷野にしても、バントの際の中途半端な姿勢が目についた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　送るべきところはしっかり構えて送ることを心掛けて欲しいものだ。

続いて2戦目。

これはもう問題は一点しかないだろう。

7回表での投手交代。

稀に見る出来だった武田勝をあっさりと代えた梨田采配には苦言を呈さざるを得ない。

捕手目線として、好調な投手が陥りやすい一発被弾を恐れた故の采配、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と言われているが、果たしてあの場面で交代が必要だったのか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私として、思うところを挙げてみたい。

①長打力のあるオーティズに一発食らうのを恐れての交代。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　武田勝のパターンとして、ああいう場面で一発食らう可能性がある事は否定しない。　　　　　　　　　　　　　　　しかし、塁上に走者がいないあの場面であれば、仮に一発食らっても同点である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　万が一食らったとしても、そこで交代を考えればいいのではないか？

②球が軽い勝より、球に力のある江尻という選択。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　仮に交代することを是としても、あの場面での江尻投入は賛成しかねる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　球に力はあっても、制球力に難がある上にハートが弱い江尻に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの場面を託したのは無謀としか言いようがない。。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どうしても代えるのであれば、私なら球威のあるウルフか度胸をかって金森だと思う。　　　　　　　　　　　　　　　

私自身は、もともと江尻のブルペン転向はあまり賛同出来なかった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　細かい継投で勝っていくFsの野球であれば、あのアバウトな制球力では　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　勝ちパターンのリリーフには適さない、と言いきっていいと思っている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　基本的には頭からいって、5回を2点くらいで凌いでくれればOKというタイプではないか。　　　　　　　　　　　　　　　どうしてもリリーフをやらせるのなら、多少のビハインドがある局面での　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ロング救援が適任の役どころだろう。

あの時の場面は、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　好投の勝の後を継ぎ、チームの今季初勝利がかかる大事な場面であり、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1球のミスで流れが大きく変わる、というハートの弱い江尻には一番向かない場面である。

江尻の出来がどうこうと言うよりも、使った梨田が全面的に悪いとしか言えない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これは結果論ではない。采配によっては敗戦を未然に防げたのだ。

③守護神・武田久の被弾で敗戦。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私としては、この件は問題ないとみている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もともと制球力がカギの久が簡単にストライクを取りにいったところを打たれたので、　　　　　　　　　　　　　　この失敗を次回以降の投球に生かしてくれればいいだけだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの場面で切り札・久が打たれてしまったのだから、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「最善策でやられたなら仕方がない」で済ますしかないだろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　元はと言えば、江尻投入でいい流れを自ら断ち切ってしまっているわけだから。。。

最後は、3戦目。

最終回を除けば、非常に良いゲームだった。

不振の稲葉・信二にようやく当りが出て、打線が見事に繋がった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スポーツ新聞のネタによると、やはり私が以前の記事で不安視していたように、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　負けている時のベンチの元気のなさが響いていたようで、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　信二が率先しておちゃらけたりしながら、ベンチを盛り上げていたらしい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やはりヒチョリの離脱・稲田の放出は痛かったか。。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒチョリには、少しでも早く戻ってきて欲しいものだ。

投手の方では、期待のケッペルが突然の負傷交代という緊急時に、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ベテラン木田がいい仕事を見せてくれた＾＾ｖ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒーローインタビューでは、木田らしく惚けたトークでもドームを湧かせてくれたし、　　　　　　　　　　　　　　　　　　これからも様々な形での貢献に期待したい。

ただ、最終回に再び投入した江尻が炎上・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　完全に前日の投球で自身を失っているようだった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マウンドに上がった時から、大勝しているのにも拘わらず目が泳いでいた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　悪い方へ考え込んでしまう、江尻特有の悪癖が出ていた。

また、守備固めのはずの飯山が今季もまずい守備をみせた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どうも昨年あたりから、飯山の守備が脆くなってきている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あれでは、「守備のスペシャリスト」の名が泣くだろう。

江尻が再調整にて二軍降格となったが、飯山も同じにしていいはずだが・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの程度であれば、若手の今浪でも十分である。

かなり辛口の内容となってしまったが。。。

そういえば、この3連戦では二岡が好調だった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私は開幕前に期待する選手として、この二岡と木田をピックアップしていたので、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こうして二人とも活躍してくれるのは、非常に喜ばしい限り＾＾ｖ

参考記事1　　参考記事2

かな～り手前みそな話だが・・・＾＾；

こうして3連戦を終えて1勝2敗という結果に、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　多数の道民は「去年は3連敗したんだから、御の字でしょ」と言っているようだが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　私はそうは思っていない。

しつこいようだが、勝てたはずの2戦目を　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　素人でもわかるレベルの采配ミスで落としているのは痛い。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こういう試合は昨年にも見られたわけで、そういう意味では采配に進歩がない。

勝てる試合は確実に獲らなければ、戦国パリーグの連覇などあり得ないのだ。

そういう意味では、この2戦目の1敗が後に響かない事を願いたいものである。

文句が多い内容となり、読みぐるしい点が多かったと思うが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これもFsを思えばこそである事をご理解頂きたい。

どんなに素晴らしい選手がいても、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それを生かすも殺すも監督の采配次第なのだ。

いい例が楽天である。

岩隈・マー君・永井という3本柱を擁したのに、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昨季大お得意様だったはずのオリックスに3タテを食らう始末。

ボヤくことすらなく、無策のブラウン采配が早くも悪い形となって表れている。

意図が理解出来ない、場当たり的な采配では禍根を残すだけだ。

負けたとしても、納得出来る負けを見せてほしい。

いきなり不安が残るスタートとなった、我がFs。

金曜日からの千葉での戦いぶりや如何に。。。

タグ：北海道日本ハムファイターズ 2010年　プロ野球シーズン開幕ファイターズ開幕3連戦を終えて今季もか、梨田采配ミス武田勝江尻慎太郎木田優夫二岡智宏ダルビッシュ有繋ぎの打線の精度を高めろ

2010-03-23 20:46 nice!(13) コメント(13) トラックバック(0)
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nice! 13

江尻が降格になりましたね。
しっかりしろ、江尻。エラーするな、飯山ってところです。

小林コーチ亡き今、江尻は試練ですね。もっと深刻なのは下でもがいている糸数かも。
by まっち (2010-03-23 20:55)

＞まっちさん
いつもnice!＆コメントありがとうございます（＾＾）

小林コーチが亡くなられた後、
江尻は行き場を見失った感がありますね。。。
島崎1軍投手コーチも現役時代は横手投げだったんで、
何か参考になるものはあるはずなんですが。。。

ちなみに、糸数は下での調整は上向いてるようですよ。
ケッペルの故障の具合によっては、早期の1軍昇格があり得そうです。
by 銀狼 (2010-03-24 09:29)

＞xml_xslさん
いつもnice!頂きましてありがとうございます（＾＾）
by 銀狼 (2010-03-24 09:30)

＞kakasisannpoさん
いつもnice!頂きましてありがとうございます（＾＾）
by 銀狼 (2010-03-24 09:31)

　もうね、楽天がね、ほんとにね、まったく、もう…
　言葉になりません。
　すみません(T_T)
by ku-chan (2010-03-24 16:48)

＞ku-chanさん
いつもnice!＆コメントありがとうございます（＾＾）

我がFsも苦しいスタートでしたが、
楽天は昨年と打って変わってのスタートになってしまいましたね・・・

しかし、まだまだスタートしたばかりです！
楽天の選手たちは、昨年で自信をつけたでしょうし、
地力もついてきたはずです。

これからの巻き返しに期待しましょう！

by 銀狼 (2010-03-24 17:57)