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”日本の歌姫”30周年! [松田聖子]

確かに、私も歳をとったものだ。。。

中学生の時に彼女と出会ってから、もう30年かぁ。。。


と、何やら思わせぶりな書き出しで始めてみたけど・・・^^;









今日 2010年4月1日で、
”日本を代表する歌姫”松田聖子がデビュー30周年を迎えたのである。

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以前にも、このブログで触れたのだが、
とにかく私は自他共に認める大の松田聖子ファンである!^^


私が、彼女の存在を初めて知ったのは、中学1年の終わり頃であった。

当時、札幌のHBCラジオにて22時から流れていた(東京ではニッポン放送)
『ザ・パンチ・パンチ・パンチ』という番組の7代目パーソナリティの一人に彼女がいたのだ。


あの頃のガキどもの楽しみは、夜間~深夜にかけてのラジオを聴くこと。
今みたいにi-podなんて便利なモノなんてなかったし、
その時点では、カセットのウォークマンすら存在しなかったから、
しきりにラジオにかじりついていた事を思い出す。


そんな中で、ふと流れてきた彼女の「声」と話す雰囲気になぜか惹かれた。

未だに自分でも理由はわからないのだが、
私は、松田聖子の「容姿」を見る前に「声」に惹かれてファンになったのだ。
(容姿を見てからは更に好きになったんだが・・・^^;)                               

※しかし、ラジオ出演前に日テレにて「おだいじに」というドラマに出ていたのは、
チェックしていなかった・・・(-。-;



その後、NHKのレッツゴーヤング(これ知ってる人は、結構オジサンです 笑)にて
「サンデーズ」の一員としてレギュラー出演するなどの活躍を見せた彼女は、
満を持して1980年4月1日に『裸足の季節』でデビューを果たす。



もう、それからの私は聖子一色^^;

部屋のいたる所に彼女のポスターを貼りまくり、
少ない小遣いをやり繰りして、レコードやグッズ・写真集等を購入。
(それらは、現在でも大切に保管している。墓場まで持っていくぞ! 笑)

彼女が載っている雑誌も片っ端から買い漁り、
お気に入りの写真を切り抜いては、下敷きに入れたっけな。。。


勿論、当時の札幌でのコンサートは皆勤賞。
誰ともツルむ事なく、一人で行っていた私。
とにかく一人で彼女の全てを堪能したかったからである。
まぁ、誰かを誘ったとしても、一緒に行きたいって人は周りにはいなかったのだけど^^;



こうして、青春期を聖子一色で過ごした私。。。


聖子blog用.jpg

おかれている環境の変化と共に、彼女との接し方も変わってきているものの、
40代となった今でも、憧れの女性は松田聖子である事に変わりはない。

彼女自身も、3月10日で4回目の年女を迎えたにも拘わらず、
相変わらず第一線のアイドルとして君臨しているのは、ファンとして実に嬉しい限りだ。    

デビュー当時こそ、「ぶりっこ」の象徴として女性からバッシングを浴びせられていたが、
今では、打って変わって女性からの圧倒的な支持を得ている彼女。


彼女の曲は単なるアイドルの枠を超え、名曲として語り継がれているものも多く、
リアルタイムでの絶頂期を知る由もない若いファン層にも浸透している。
(中川翔子なんかが、いい例である)

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何故、彼女は世代を超えた支持を得続けていられるのか?・・・                            

何故、彼女の曲は時代を超えたキャッチーなモノが多いのか?・・・




私はファン歴30年が経つ今になって、ようやくその理由がわかった。。。





作詞家・松本隆


松田聖子を語る上で、外せない存在である。

6枚目のシングルである「白いパラソル」から、彼女のプロデュースに参画。
彼女が作ったオリコン24曲連続1位という記録において、何と17曲が彼の作品なのである。

そんな松本氏が、じっくりと松田聖子を語る機会に触れる事が出来た。

NHKにて昨年放映されていた「佐野元春のザ・ソングライターズ」という番組。

私は、リアルタイムで観る事は出来なかったが、
このソネブロにてブロ友となって頂いている、まっちさんに2月に再放送があるのを教えて頂き、
幸いにも観る事が出来た。

この番組の中で、松本氏が語った内容は”目から鱗”というものばかりだった。

少しばかり、松本氏が語った内容を抜粋してみたい。




『聖子に関しては、全く苦労した覚えがない』


『戦後を象徴する歌手でしょう』
(進行役である佐野元春の「80年代を象徴する歌手ですね?」という投げかけに対して)


『表現力・パフォーマンスの天才』                                              


『嬉しい・悲しいという感情を手の指先から爪先まで表現出来る』


『難解な事を簡単そうにサラッとこなしてしまう』                                      



松本氏に言わせれば、彼女の曲は難しいモノばかりであったそうだが、                       
それをただの流行歌にしか聴こえないように歌っていた彼女は凄い、との事。

また、彼女は新曲のレコーディングの際、                                         
スタジオに入ってから歌詞を渡され、3回ほど目を通しただけで歌詞を覚えていたそう(驚)           

しかも、メロディーも直前に聴かされただけなのに、                                   
あっという間に自分の曲として歌いこなしていたらしい・・・(更に驚)

あの時代のアイドルといえば、寝る暇も与えられない程のハードスケジュールだったはずだが、
そのような環境で、これだけの事をやってしまう彼女の集中力には感嘆させられる。。。



確かに、表現者として類まれなる才能を持っているとは思っていたが、ここまで凄い人だったとは・・・  

これだけの才能を持った彼女を前にして、
松本氏の創作活動にも、かなり力が入ったようだ。



『アルバムを売るために、B面も本気で作った』
(だからこそ、「SWEET MEMORIES」や「制服」・「蒼いフォトグラフ」といった
B面の名曲が生まれたのだろう)

『はっぴぃえんどの時に出来なかった「質」と「量」の両方を追求した』                         
(作曲陣に大瀧詠一や細野晴臣といった、かつての仲間を起用したのも、その辺か)




そして、松本氏の本気度は「ハートのイヤリング」の作曲を佐野元春に依頼した際の、
この言葉に集約される。

『松田聖子プロジェクトは、常にナンバー1でなければならないんだ』



これらの事を、松本氏は淡々とした語り口で語っていたが、
観ているこちら側としては、改めて知らされた驚きの事実の連続に
ただひたすら息を飲むばかりだった。。。

だが、そんな松本氏も、彼女がここまで長く第一線で居続けるとは思っていなかったようだ。


松田聖子という存在は、名プロデューサーの想像をも超えるまでに昇華したのだ。



こうなったら、彼女にはトコトンまで”アイドル”でい続けてもらいたい。

50歳をとうに過ぎても、ヒラヒラのミニスカートが似合うバリバリのアイドル。
きっと、彼女ならやってくれるはずだ。

いつまでも「聖子ちゃん」と呼べる存在でいてくれるはずだ。。。

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コメント 5

キャラハン

レッツゴーヤング見てました。。。。(;^_^A
はい、かなりのオジサンです。。

by キャラハン (2010-04-01 09:49) 

まっち

松本隆出演の番組、真剣に見て頂いたみたいで、銀狼さんにお知らせしたかいがありました。
あの回の放送は、私の携帯のワンセグに録画してあって、永久保存です(^^;
それにしても、もう30周年ですか。早いですね。
by まっち (2010-04-01 20:28) 

銀狼

皆さん、いつもご訪問頂きありがとうございます(^^)


>キャラハンさん
30代の人にレッツゴーヤングの話をしても通じなかったもので・・・(汗)
あの当時は、毎週日曜日の6時からかかさず観ておりました^^;

>まっちさん
改めて、良い番組を教えて下さりありがとうございました!
あの番組を観て、すぐにブログアップしようかと思っていたのですが、
ちょうど30周年という事もあり、この話題にひっかけて書くために
しばらく寝かせておきました^^;
私も家のHDDに永久保存版として残してありますよ^^v

by 銀狼 (2010-04-01 20:45) 

ku-chan

あはははっ! 笑ってしまいましたっ^^
 まさしく、同世代ですねぇ。
 でも、昔のアイドル時代の聖子ちゃんより、今の“熟年聖子”の方が、私は感じてしまいますなぁ(*^_^*)
by ku-chan (2010-04-02 22:43) 

銀狼

いつもご訪問ありがとうございます(^^)

>ku-chanさん
確かに今現在の熟年聖子も魅力的ですよね~^^
娘である沙也加がデビューしてからでも、
母親の方にしか惹かれません^^;
by 銀狼 (2010-04-03 01:58) 

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