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MY SWEET MEMORIES<私的 松田聖子レビューその1> [松田聖子 楽曲レビュー]
今日の札幌は、久々に良い天気
ようやく初夏らしい暖かさを取り戻してきた感じ^^
前記事は、ちょっと重たい内容だったが、
やはりここは、私らしい話題で明るく進んで行くとするかぁ~^^
以前に この記事で取り上げたように、今年は松田聖子がデビューして30周年となる。
そんな事もあり、大の聖子ファンの私は、
現在かなりのヘビーローテで彼女の歌を聴きまくりながら、
彼女の歩んできた足跡を改めて振り返ってみたりしている。
そこで、不定期で書いている80年代J-POPの話題の特別編として、
松田聖子の楽曲レビューをしてみたい。
第一弾目はこの曲
「夏服のイヴ」
ん?そんな曲あったっけ?・・・
って思われる方もいらっしゃるだろうか。
この曲は、彼女の主演映画3作目である「夏服のイヴ」(1984年7月公開)の主題歌であり、
当初は「時間の国のアリス」(作詞:松本隆/作曲:細野晴臣)のB面扱いだったのだが、
途中から両A面扱いとなったのである。
(上記の画像は、両A面となった時のジャケ)
この曲が出た当時、私は18歳になる直前の青臭いガキだった事もあり、
その時はあまり感じなかったのだが、今改めて聴き返してみると・・・
なんちゅう難しい曲だぁ~!!!(@_@;)
って思わされた。。。
当時、作詞のみならず、彼女のプロデュースまで行っていた松本隆は、
作曲に関して数々の名だたるビッグなアーティストを起用していた。
松任谷由美・大瀧詠一・細野晴臣・佐野元春・尾崎亜美・大江千里etc...
いわゆる当時の”ニューミュージック”に属する方々ばかりである。
しかし、この「夏服のイヴ」の作曲において、松本氏は何を思ったか、物凄い人を起用したのだ。
かの有名なジャズ・トランペッター
日野皓正である。
松本氏は、この映画のイメージクリエーターという立場で拘わっていたのだが、
多分、聖子のトータルプロデューサーとして相当な範囲で彼の意向が反映されたのだろうか。
脚本には、あのジェームス三木氏を起用し、
音楽監修を日野氏が行うという、およそアイドル映画では考えられないほどの豪華スタッフ陣。
まぁ~、大胆な作戦に出たものだ^^;
映画の内容は、主人公の聖子が二人の男性から求愛されるというベーシックなラブロマンス。
相手役は・・・
羽賀研二と近藤正臣・・・^^;
聖子の楽曲で、ジャズ風なものとしては、「SWEET MEMORIES」(1983年8月)が有名であり、
これは聖子ファンでなくとも、良く耳にされた方も多いだろう。
「SWEET~」はスゥイングを取り入れた感じとでもいうのだろうか。
ジャズに慣れ親しんでいなかった我々アイドルファンでも受け入れやすい楽曲であり、
当時の聖子のイメージを大人の雰囲気へ一変させ、
多くの方の支持を得た彼女の代表曲の一つとなった。
(くしくも、「SWEET~」も当初は「ガラスの林檎」のB面扱いだった後に両A面扱いとなった)
しかし、その「SWEET~」の翌年に発表となった、
この「夏服のイヴ」は、正直「SWEET~」と比べて、あまりファンの間でも浸透しなかった。
リズム感・メロディーライン共に、
アイドルの曲の域を超えている、とさえ感じさせられるほど難しい曲だからだろうか。
一部では、決してカラオケで歌わないで下さい、なんて言われるほど、
素人の方には歌いこなせないモノだったのだから。
でも、当時デビュー4年目・22歳の聖子は、この難解な曲を見事に歌いこなしている。
(改めてCDを聴いてみると、やや音が外れ気味なところもあるけど・・・^^;)
この曲は、どちらかと言うと、
聖子ファンより、ジャズファンの方に好評を博した模様。
何たって、日野氏自身が聖子のためにトランペットソロを吹いているのだから。
特に最後の方の、日野氏のトランペットソロを聴いていると、
アイドルの曲とは思えなくなってしまう程、秀逸な曲だと感じさせられる。
最後に、彼女の生歌映像とレコード音源(日野氏の演奏が入っている)を貼ってみたい。
ちょっと、聖子の印象が変わるかも・・・^^
※コメントが邪魔な場合は、右下の「・・・」をクリックして下さい
ようやく初夏らしい暖かさを取り戻してきた感じ^^
前記事は、ちょっと重たい内容だったが、
やはりここは、私らしい話題で明るく進んで行くとするかぁ~^^
以前に この記事で取り上げたように、今年は松田聖子がデビューして30周年となる。
そんな事もあり、大の聖子ファンの私は、
現在かなりのヘビーローテで彼女の歌を聴きまくりながら、
彼女の歩んできた足跡を改めて振り返ってみたりしている。
そこで、不定期で書いている80年代J-POPの話題の特別編として、
松田聖子の楽曲レビューをしてみたい。
第一弾目はこの曲
「夏服のイヴ」
ん?そんな曲あったっけ?・・・
って思われる方もいらっしゃるだろうか。
この曲は、彼女の主演映画3作目である「夏服のイヴ」(1984年7月公開)の主題歌であり、
当初は「時間の国のアリス」(作詞:松本隆/作曲:細野晴臣)のB面扱いだったのだが、
途中から両A面扱いとなったのである。
(上記の画像は、両A面となった時のジャケ)
この曲が出た当時、私は18歳になる直前の青臭いガキだった事もあり、
その時はあまり感じなかったのだが、今改めて聴き返してみると・・・
なんちゅう難しい曲だぁ~!!!(@_@;)
って思わされた。。。
当時、作詞のみならず、彼女のプロデュースまで行っていた松本隆は、
作曲に関して数々の名だたるビッグなアーティストを起用していた。
松任谷由美・大瀧詠一・細野晴臣・佐野元春・尾崎亜美・大江千里etc...
いわゆる当時の”ニューミュージック”に属する方々ばかりである。
しかし、この「夏服のイヴ」の作曲において、松本氏は何を思ったか、物凄い人を起用したのだ。
かの有名なジャズ・トランペッター
日野皓正である。
松本氏は、この映画のイメージクリエーターという立場で拘わっていたのだが、
多分、聖子のトータルプロデューサーとして相当な範囲で彼の意向が反映されたのだろうか。
脚本には、あのジェームス三木氏を起用し、
音楽監修を日野氏が行うという、およそアイドル映画では考えられないほどの豪華スタッフ陣。
まぁ~、大胆な作戦に出たものだ^^;
映画の内容は、主人公の聖子が二人の男性から求愛されるというベーシックなラブロマンス。
相手役は・・・
羽賀研二と近藤正臣・・・^^;
聖子の楽曲で、ジャズ風なものとしては、「SWEET MEMORIES」(1983年8月)が有名であり、
これは聖子ファンでなくとも、良く耳にされた方も多いだろう。
「SWEET~」はスゥイングを取り入れた感じとでもいうのだろうか。
ジャズに慣れ親しんでいなかった我々アイドルファンでも受け入れやすい楽曲であり、
当時の聖子のイメージを大人の雰囲気へ一変させ、
多くの方の支持を得た彼女の代表曲の一つとなった。
(くしくも、「SWEET~」も当初は「ガラスの林檎」のB面扱いだった後に両A面扱いとなった)
しかし、その「SWEET~」の翌年に発表となった、
この「夏服のイヴ」は、正直「SWEET~」と比べて、あまりファンの間でも浸透しなかった。
リズム感・メロディーライン共に、
アイドルの曲の域を超えている、とさえ感じさせられるほど難しい曲だからだろうか。
一部では、決してカラオケで歌わないで下さい、なんて言われるほど、
素人の方には歌いこなせないモノだったのだから。
でも、当時デビュー4年目・22歳の聖子は、この難解な曲を見事に歌いこなしている。
(改めてCDを聴いてみると、やや音が外れ気味なところもあるけど・・・^^;)
この曲は、どちらかと言うと、
聖子ファンより、ジャズファンの方に好評を博した模様。
何たって、日野氏自身が聖子のためにトランペットソロを吹いているのだから。
特に最後の方の、日野氏のトランペットソロを聴いていると、
アイドルの曲とは思えなくなってしまう程、秀逸な曲だと感じさせられる。
最後に、彼女の生歌映像とレコード音源(日野氏の演奏が入っている)を貼ってみたい。
ちょっと、聖子の印象が変わるかも・・・^^
※コメントが邪魔な場合は、右下の「・・・」をクリックして下さい
こんにちは!「時間の国のアリス」初回のピンク色を基調とした ジャケットに続く 第二弾ジャケットですよね!当時両方買い求め 今でも手元に(笑)
日野皓正さんのトランペットは、太田裕美さんのCDのライナーを読んで頷いてしまったのですが、NYの摩天楼に一瞬で連れて行ってくれるんですよね!
しかし、それだけでなく、この作品では、夕陽の沈みゆく絶妙な時間の楽園という渚へ 連れてってくれました。今でも、背中がぞくぞくしてくる感動が!
唄うには、カウント取りづらい 難しい作品ですよね。個人的には、一番聖子さんが 好きな時期です。「秘密の花園」~「DANCING SHOES」の頃って、実年齢と最もリンクしていたように感じます。^^にゃはは
by ゆうのすけ (2010-06-05 22:03)
皆さん、いつもご訪問頂きまして、ありがとうございます(^^)
>ゆうのすけさん
いやぁ~、ゆうのすけさんには感服させられますね~^^
ホントにお詳しい~!
また、比喩的表現力の豊かさが素晴らしいっ^^
私も、歌謡曲・J-POP好きですが、ゆうのすけさんには負けちゃいます^^;
私が一番好きなのは「瞳はダイアモンド」の頃です^^
あれはホントに名曲!
また、オリコン連続一位が途切れてしまった時の曲ですが、「Pearl White Eve」なんかも大好きです^^
by 銀狼 (2010-06-06 00:51)
きゃはは、お恥ずかしいでございます(笑)なんだか私は、知っている流行歌と空想の世界に入ってしまうと、その頃に飛んで行ってしまうみたいなんです。
間違いなく同級生ですよ(笑)聖子さんも、奈保子さんも 芳恵さん 良美さん・・・・明菜ちゃん、宇宙三銃士スターボーCHASER、キララとウララ・・・。80年代後半ぐらいまでは、なんでも聴いていた記憶があります。
あ、遅ればせながらRSS登録させていただきました! ^^にゃはは
by ゆうのすけ (2010-06-06 03:44)
おはようございます。
これからもよろしくお願いします。
by mydreamtoday (2010-06-06 09:02)
皆さん、いつもご訪問頂きましてありがとうございます^^
>ゆうのすけさん
確実に同級生ですね~(笑)
それにしても、「スターボー」の名前が出てくるとは、驚きましたぁ~^^
すっかり記憶の彼方に消え去っておりましたから・・・^^;
松本・細野コンビのテクノポップでデビューしたが、全く売れなくて
2曲目から路線変更したグループですね^^;
私は、路線が異なりますが、「セイント・フォー」のイメージが、
なぜか未だに脳裏にこびりついております(苦笑)
たまに「不思議tokyoシンデレラ」を口ずさむ時があるくらいです^^;
>mydreamtodayさん
ようこそお越し下さいました^^
こちらこそ、これからも宜しくお願い致します!^^
by 銀狼 (2010-06-06 12:00)
松田聖子:アイドルさんだったけど;つくづく
見事なヴォーカリストだな、と改めて思いましたよ、
それにしても、極めて難易度・高い歌ですねぇ。
やっぱり日野皓正先生のラッパは素晴らしいッ!
by MIKE (2010-06-06 16:07)
皆さん、いつもご訪問頂きましてありがとうございます^^
>MIKEさん
以前のブログでも触れましたが、
松本隆氏に「天才」と言わしめた彼女。
歌唱力のみならず表現力も素晴らしいな、と改めて思います^^
日野皓正さんの演奏が入るだけで、スゴイ荘厳な印象の曲に
なった感じがします^^
by 銀狼 (2010-06-07 02:07)
詳しいですねえ〜。
いろんなことに深い知識をお持ちで・・・。
私も札幌で歳は少し上のヘビースモーカーです。v(^ ^)v
お住まいは西の方面ですか・・・。手稲山が・・・。
私は南なんで藻岩ですが・・・v(^ ^)v
以後、宜しくお願い致します。m(_ _ )m
by kokonopapasan (2010-06-08 20:46)
皆さん、いつもご訪問頂きましてありがとうございます^^
>kokonopapasanさん
いえいえ、大した知識なんぞ持ち合わせておりません・・・f^^;
「ヘビースモーカー」とか「手稲山が・・・」ということは、
私のブログを結構読んで下さったようで、ありがとうございます^^
同年代の札幌市民として、これからも宜しくお願い致します^^
by 銀狼 (2010-06-09 03:00)
オタクですよねぇ^^
…褒めてるんですよ(笑)
by ku-chan (2010-06-09 11:33)
生歌の映像側のラッパもめちゃめちゃ上手い!
ラッパのソロの時だけでも聖子ちゃんではなく
ラッパを映して貰いたいと思う私です・・・。
by ユーフォ (2010-06-09 15:47)
皆さん、いつもご訪問頂きましてありがとうございます^^
>ku-chanさん
はいっ!オタクであります!^^;
もう認めざるを得ませんね~^^;
ただ、アイドル・クルマ・野球・プロレス等々、
広く浅いオタクですが・・・^^;
>ユーフォさん
音楽的センスが皆無な私なんで、
よくわからなかったのですが、生歌の方のラッパも上手なんですね~^^
ユーフォさん的には、聖子よりもトランペットですよね~^^
by 銀狼 (2010-06-09 19:13)