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WBCを勝手に振り返る③ [野球]

まだまだWBCの余韻を引き摺ってる俺(^^;

もう少し、この話題で引っ張っちゃいますか。。。



隣の自己チューな国以外からは、賛辞を受けたSAMURAI JAPAN。

しかし、春の宴の終わりと共に、彼らも解散となりました。
何たって、来週からは日本のプロ野球が開幕ですからね~。
絆を深めた友が、今度は良きライバルとなるわけです。

そして、MLB組も其々のキャンプ地へ合流。
WBCとMLBのダブル”世界一”を目指すべく、新たな戦いが始まります。



WBCの連覇を受けて、日本人の野球への取り組み方に注目が集まっております。

日本野球に対する評価としては、
概ね、基礎がしっかりしているという点であるとか、走塁・守備力や細かい技術力の高さを
フィーチャーされておりますね。

そして、何と言っても「組織力」「団結力」がずば抜けている、という面が
日本野球の特色でしょう。



現在、春のセンバツが甲子園で行われておりますが、
日本人であれば、どんなにスゴい選手であっても、誰もがこの”高校野球”を経験しております。

プロでもない高校生の野球をテレビで全国放映し、球場にはたくさんの観客が訪れ、
そこでヒーロー・アイドルが創り出されるなんて事は、他の国では考えられない事でしょう。


でも、日本人選手達は、その環境の中でしっかりした基礎を学び、自らを鍛錬し、
また、組織力・団結力の尊さを学んできているのです。

そして、それが他国との差となって現れているような気がするのは、私だけでしょうか?・・・


では、それが全て「是」なのか?というと、そうではない気もします。

チームの勝利のために、という命題の下に
まだまだ、成長過程にあるはずの若者達の身体を壊しかねない程の
負担をかけるハメになっているわけですから。。。

実際に、素晴らしい素材であるにも拘わらず、肩・肘等を壊してしまい、
上のレベルに到達できない人は、たくさんいるわけですし。

身体的な成長を阻害されかねない負担を強いられる他に、
戦術的にも、細かい技術が優先されるため、
大きい飛球を打つよりも、叩きつけるゴロを転がす方が評価されるわけです。





かなり回り道してしまいましたが、ここから本題に入ります。

今回のWBCを観て、私が強く感じたのは、「長距離砲の育成」が必要という事です。

欧米のみならず、アジア圏内でもパワーという面では、かなり遅れを取っている日本。
それを技術力・精神力・組織力・練習量でカバーしてきたわけですが、
更に一歩でも高みを目指すためには、肝心の身体能力の向上を考えなければ
いけないのでは?と私は思ってしまいます。


確かに、人種・民族・文化・生活慣習が違うわけですから、
他国人と同じような身体が形成されるとは思っておりません。

しかし、野球の真の国際化が成されていくにつれて、
日本にとって、パワー不足・長距離砲の不足という事が国際的に
大きなウイークポイントになってくる恐れがあると思うのです。


勿論、急激な肉体改造なんて無理です。
それをやろうとしたために、膝を壊したのが清原であり、松井秀なのですから。

日本球界も、野球の国際化を願い、その流れに立ち遅れないないようにするためにも、
長期的スパンで、長距離砲の育成を真剣に考えていかなければならないのでは
ないでしょうか?・・・




次回のWBCは4年後、2013年です。
年齢的に、イチローや松井秀の参加は難しくなってくるでしょう。城島も微妙な年齢です。


彼らの次を担ってもらうべく、伸びて欲しい長距離砲としては・・・
中田翔(日ハム)、大田・中井(巨人)、岩本(広島)、平田・堂上(中日)に期待したいですね。

実績あるところでは、
今回最後のサムライとなった栗原(広島)や中村剛(西武)、吉村(横浜)、畠山(ヤクルト)、
松田(ソフトバンク)、大松(ロッテ)といったところも、年齢的に次回を狙えるでしょう。

もちろん、坂本(巨人)あたりも十分候補に入ってくれでしょう。
個人的には、糸井(日ハム)が大ブレークに期待です。走攻守全てにおいて、世界レベルの
選手になれる素質を持ち合わせているんですが・・・。

上記のメンバーが伸びてきて、今回代表の青木・中島・片岡・川崎や
既に経験のある西岡(ロッテ)等を交えて、厚みが増したJAPAN打線の構築に期待ですね!



投手の方は、先発陣においては不安はないですね。
松坂・ダルビッシュ・岩隈の3本柱は、次の大会でも存分に力を発揮してくれるでしょう。
それに、マー君も先発入りでしょうか。更に涌井や杉内もいます。
松坂・岩隈・杉内は30代に入ってきますが、まず問題ないでしょう。
あと、忘れちゃならないのは、斎藤祐樹(早大)や田沢(BOS)といったところでしょうね。
おっと、今回は落選してしまった岸(西武)もいるではないですか。
コマは揃ってますね~[わーい(嬉しい顔)]

心配なのは、救援陣と左腕が足りないかな。。。
若い頃の石井一久(西武)タイプの左腕が出てきてくれればなぁ・・・。



まぁ、次の大会は”3連覇”がかかるわけですから、更に大変になってくる事は間違いないわけで。

隣の変な国やアメリカ・キューバ・ベネズエラ・ドミニカといったところが、日本に対して
目の色を変えて向かってくるでしょう。
アメリカなんかは、かなりの本気モードで来る可能性は高いでしょうしね。




何やかんやと、書き連ねてみましたが、かなりの暴論を書いている事は承知の上です。

日本には、日本の野球があるわけですから、無理にパワーを求める必要はないのかも
知れません。

しかし、”一発の怖さ”は必要だと思います。
今回も、それがあれば、奉重根のような苦手投手を作ることはなかったと思うんで。
一発がないからこそ、強気な攻めの投球をされてしまうんです。

また、”一発の怖さ”がなければ、逆に隣の変な国に対して、
日本があんなに苦しむことはなかったとも思います。


昭和60年の阪神のような一発野球を望んでいるわけではありません。

V9時代の巨人打線と昭和60年代の西武打線が私の理想なんです。
中核に”一発の怖さ”を持った選手がいて、その周りを細かい野球が出来る選手で
固めていた両チーム。



4年後のJAPAN打線で、その再来が観たいなぁ~。
そして、それが「3連覇」に繋がってくれる事を期待してやみません。。。

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