くーぺさんよりご提供^^ (くーぺさんのブログはこちらから^^)
元・巨人ファンとして [野球]
すっかり熱は下がってるんだが、鼻水が止まらん・・・
仕事してても、集中力が湧いてこないときたもんだ。
花粉症を経験した事はないんですが、きっとこういう感じなんでしょうねぇ。。。
これがずっと続くんじゃあ、確かに辛いっすわ。
なんて、くだらない前置きはさておいて・・・
先日、横浜の仁志引退のブログをあげたところ、
私のブログとしては、珍しくコメントを頂戴致しました。
おそらく巨人ファンのお方なんでしょう。ちょっと稚拙な言葉遣いでしたが、
巨人に対する熱い思いをお持ちだというのは、私に伝わって参りました。
野球ファンの巨人離れと言う話題が出始めて久しいですが、
こうやって、熱い巨人ファンがたくさんいらっしゃるわけですから、
今一度、本来の巨人軍の姿を取り戻してもらいたいもんです。
また、こんな言い方すると、巨人ファンの方にお叱りを受けそうですが、
私にとって、今の巨人は”あるべき姿”ではないと思ってますので。
私が思う、巨人の”あるべき姿”とは、
生え抜きがクリーンナップを固め、生え抜きの選手を中心にチームが廻っていく事です。
今の巨人は、小笠原・ラミレス・李承燁・谷あたりが打線の中心と見受けられます。
確かに、由伸は故障離脱中だし、慎之助も万全ではないようですから、
致し方ないのかもしれませんが、ラインナップを見ていると寂しい気持ちになりますね。。。
巨人の歴史を辿ってみると、昔から他球団の選手を獲りにいく傾向はありました。
古くは、1リーグ時代に南海の大エースだった別所を引き抜いた事が始まりではないでしょうか。
当時の巨人は、エースであった藤本投手等が故障がちであり、優勝を逃して続けておりました。
そこに、別所が南海の低待遇に業を煮やしているとの情報が入り、巨人が引き抜いたという話です。
また、伝説の400勝投手・金田正一も巨人移籍を果たしているのは、有名ですね。
彼の場合は、当時のルールにあったA級10年選手制度を利用しての合法移籍でした。
(同一球団に10年在籍すると、ボーナスor希望球団への移籍が認められるというものです。
ただ、金田の場合は、10年目にボーナスを貰っており、2度目の権利が認められる14年目に
巨人移籍を希望したのです。)
当時の球界最高の投手であった金田でしたが、弱小・国鉄にいたため優勝を味わう事がなく、
優勝を経験したいがための巨人移籍で、全盛期を過ぎてはおりましたが、V9当初の原動力と
なりました。
また、V9時代には、王・長嶋というとてつもない強打者がおりましたが、その後を打つ5番打者に泣いていた巨人。
そこで、他球団の実績ある選手を片っ端から獲得しておりました。
広島・森永、近鉄・関根、西鉄・高倉など、一時代を築いた選手を漁るように獲りましたが、
全盛期を過ぎた選手ばかりで、目だった活躍は出来なかったようです。
そして、長嶋さんが現役を引退→監督就任となった昭和50年に、
巨人は球団史上初の最下位という屈辱に塗れました。
長嶋さんの穴を埋められる選手がおらず、王さん一人に負担がかかる状況であった当時。
そこで、巨人は日ハムとの間で大型トレードを敢行し、”安打製造機”張本を獲得するのです。
この策が見事にあたり、王さん・張本さんの猛打を中心として、長嶋巨人はリーグ連覇を果たしました。
(しかし、張本さんは晩年に巨人に捨てられ、金田ロッテに拾われる事になりましたが・・・)
また、この年は、太平洋クラブ(現:西武)のエース格であった、加藤初投手も獲得しております。
昭和53年には、球史に残る大事件である”空白の一日”にて江川を強奪。
これは、説明するまでもないほど、有名な事件ですね。
ただ、この後しばらくは、長嶋さんが育てた若手が活躍したのと、大物外国人の獲得、
ドラフトで現監督の原さんやゴジラ松井を指名出来た事や桑田獲得の件などがあったためか、
他球団の大物獲得の動きは、影を潜めておりました。。。
しかし、ナベツネが巨人の最高経営会議に参画した1989年以降から様相が変わり始めます。
1993年より施行されたFA制度によって、巨人は「巨大戦力化」を推し進め始めました。
93年:落合(中日)、94年:川口(広島)・広澤(ヤクルト)、95年:河野(日ハム)、96年:清原(西武)、
99年:工藤(ダイエー)・江藤(広島)、01年:前田(中日)、05年:野口(中日)・豊田(西武)、
06年:小笠原(日ハム)・門倉(横浜)・・・計12名!
また、その間の03年オフには、謎の無償トレードで小久保までダイエーから獲っております。
(しかも、その後に中内次男まで獲っちゃった 笑)
ただ、どんなに大物選手を獲っても、巨人と言うチームの核はずっと生え抜きであったんです。
FAで選手乱獲が起きても、核にゴジラ松井がいて、周りに由伸等がいたから、
”戦力補強”の一端として受け入れる事が、私自身は出来ました。
それが、おかしくなり始めたのが・・・ゴジラ松井のFAの時です。
松井がいなくなり、怪我の多い清原や由伸が主力では、ダメだと思ったんでしょう。
こともあろうに、ヤクルトからペタジーニを獲っちまいました
人気面や精神面等、色んな部分も含めて、松井はチームの核足り得る存在だったはずですが、
単純に打てばいいということなのか、他球団の外国人に手を出しました。
この安直な発想こそが・・・巨人人気凋落の原因だと思います。
ペタジーニで味をしめたのか、その後はラミレス・クルーン・グライシンガー等
外国人まで、他球団頼みとなる始末・・・。
よく、今の巨人の姿は、NYヤンキースのようだと言われますね。
球団の元締めが、傍若無人であり、他球団から高額年俸で選手を引き抜く点は
確かに似ていますが・・・私に言わせれば、全く違います。
ヤンキースには、ジーターというしっかりとした生え抜きの核が健在です。
巨人には、その器となれる選手がおりません。
由伸・慎之助はもう厳しいし、坂本とか大田は、まだ時間がかかるでしょう。
去年あたりから、ようやく原さんが積極的に若手を登用するようになり、
将来に向けては、明るい兆しが見えはじめてきつつありますが・・・
巨人は強くて、憎らしくて、でも最高に華がある選手が揃っていなければならない球団のはずです。
確かに、今の巨人は強いけど、華が全くない!
特にここ数年、他球団から獲った小笠原・谷・李承燁らは、もともと華がない人ばかり。
長嶋さん・王さんとはいかないまでも、現役時代の原さんやゴジラ松井くらいの選手が
出てこないと、本当に倒し甲斐のあるチームにならないよ。
CMにも、全く出れないじゃん。
出てくるのは、MLBのイチロー・松坂・松井。。。
国内だと、我がFsの大エース・ダルビッシュにマー君・岩隈くらいか?・・・
パリーグばっかじゃん!
元・巨人ファンとして、現状の巨人を憂うばかりです。。。
巨人が、色んな意味で球界の盟主に返り咲かない限りは、真の野球人気は戻ってこない。
そういう巨人を、他11球団が眼の色を変えて倒しにかかるという姿を見てみたいわ。。。
仕事してても、集中力が湧いてこないときたもんだ。
花粉症を経験した事はないんですが、きっとこういう感じなんでしょうねぇ。。。
これがずっと続くんじゃあ、確かに辛いっすわ。
なんて、くだらない前置きはさておいて・・・
先日、横浜の仁志引退のブログをあげたところ、
私のブログとしては、珍しくコメントを頂戴致しました。
おそらく巨人ファンのお方なんでしょう。ちょっと稚拙な言葉遣いでしたが、
巨人に対する熱い思いをお持ちだというのは、私に伝わって参りました。
野球ファンの巨人離れと言う話題が出始めて久しいですが、
こうやって、熱い巨人ファンがたくさんいらっしゃるわけですから、
今一度、本来の巨人軍の姿を取り戻してもらいたいもんです。
また、こんな言い方すると、巨人ファンの方にお叱りを受けそうですが、
私にとって、今の巨人は”あるべき姿”ではないと思ってますので。
私が思う、巨人の”あるべき姿”とは、
生え抜きがクリーンナップを固め、生え抜きの選手を中心にチームが廻っていく事です。
今の巨人は、小笠原・ラミレス・李承燁・谷あたりが打線の中心と見受けられます。
確かに、由伸は故障離脱中だし、慎之助も万全ではないようですから、
致し方ないのかもしれませんが、ラインナップを見ていると寂しい気持ちになりますね。。。
巨人の歴史を辿ってみると、昔から他球団の選手を獲りにいく傾向はありました。
古くは、1リーグ時代に南海の大エースだった別所を引き抜いた事が始まりではないでしょうか。
当時の巨人は、エースであった藤本投手等が故障がちであり、優勝を逃して続けておりました。
そこに、別所が南海の低待遇に業を煮やしているとの情報が入り、巨人が引き抜いたという話です。
また、伝説の400勝投手・金田正一も巨人移籍を果たしているのは、有名ですね。
彼の場合は、当時のルールにあったA級10年選手制度を利用しての合法移籍でした。
(同一球団に10年在籍すると、ボーナスor希望球団への移籍が認められるというものです。
ただ、金田の場合は、10年目にボーナスを貰っており、2度目の権利が認められる14年目に
巨人移籍を希望したのです。)
当時の球界最高の投手であった金田でしたが、弱小・国鉄にいたため優勝を味わう事がなく、
優勝を経験したいがための巨人移籍で、全盛期を過ぎてはおりましたが、V9当初の原動力と
なりました。
また、V9時代には、王・長嶋というとてつもない強打者がおりましたが、その後を打つ5番打者に泣いていた巨人。
そこで、他球団の実績ある選手を片っ端から獲得しておりました。
広島・森永、近鉄・関根、西鉄・高倉など、一時代を築いた選手を漁るように獲りましたが、
全盛期を過ぎた選手ばかりで、目だった活躍は出来なかったようです。
そして、長嶋さんが現役を引退→監督就任となった昭和50年に、
巨人は球団史上初の最下位という屈辱に塗れました。
長嶋さんの穴を埋められる選手がおらず、王さん一人に負担がかかる状況であった当時。
そこで、巨人は日ハムとの間で大型トレードを敢行し、”安打製造機”張本を獲得するのです。
この策が見事にあたり、王さん・張本さんの猛打を中心として、長嶋巨人はリーグ連覇を果たしました。
(しかし、張本さんは晩年に巨人に捨てられ、金田ロッテに拾われる事になりましたが・・・)
また、この年は、太平洋クラブ(現:西武)のエース格であった、加藤初投手も獲得しております。
昭和53年には、球史に残る大事件である”空白の一日”にて江川を強奪。
これは、説明するまでもないほど、有名な事件ですね。
ただ、この後しばらくは、長嶋さんが育てた若手が活躍したのと、大物外国人の獲得、
ドラフトで現監督の原さんやゴジラ松井を指名出来た事や桑田獲得の件などがあったためか、
他球団の大物獲得の動きは、影を潜めておりました。。。
しかし、ナベツネが巨人の最高経営会議に参画した1989年以降から様相が変わり始めます。
1993年より施行されたFA制度によって、巨人は「巨大戦力化」を推し進め始めました。
93年:落合(中日)、94年:川口(広島)・広澤(ヤクルト)、95年:河野(日ハム)、96年:清原(西武)、
99年:工藤(ダイエー)・江藤(広島)、01年:前田(中日)、05年:野口(中日)・豊田(西武)、
06年:小笠原(日ハム)・門倉(横浜)・・・計12名!
また、その間の03年オフには、謎の無償トレードで小久保までダイエーから獲っております。
(しかも、その後に中内次男まで獲っちゃった 笑)
ただ、どんなに大物選手を獲っても、巨人と言うチームの核はずっと生え抜きであったんです。
FAで選手乱獲が起きても、核にゴジラ松井がいて、周りに由伸等がいたから、
”戦力補強”の一端として受け入れる事が、私自身は出来ました。
それが、おかしくなり始めたのが・・・ゴジラ松井のFAの時です。
松井がいなくなり、怪我の多い清原や由伸が主力では、ダメだと思ったんでしょう。
こともあろうに、ヤクルトからペタジーニを獲っちまいました
人気面や精神面等、色んな部分も含めて、松井はチームの核足り得る存在だったはずですが、
単純に打てばいいということなのか、他球団の外国人に手を出しました。
この安直な発想こそが・・・巨人人気凋落の原因だと思います。
ペタジーニで味をしめたのか、その後はラミレス・クルーン・グライシンガー等
外国人まで、他球団頼みとなる始末・・・。
よく、今の巨人の姿は、NYヤンキースのようだと言われますね。
球団の元締めが、傍若無人であり、他球団から高額年俸で選手を引き抜く点は
確かに似ていますが・・・私に言わせれば、全く違います。
ヤンキースには、ジーターというしっかりとした生え抜きの核が健在です。
巨人には、その器となれる選手がおりません。
由伸・慎之助はもう厳しいし、坂本とか大田は、まだ時間がかかるでしょう。
去年あたりから、ようやく原さんが積極的に若手を登用するようになり、
将来に向けては、明るい兆しが見えはじめてきつつありますが・・・
巨人は強くて、憎らしくて、でも最高に華がある選手が揃っていなければならない球団のはずです。
確かに、今の巨人は強いけど、華が全くない!
特にここ数年、他球団から獲った小笠原・谷・李承燁らは、もともと華がない人ばかり。
長嶋さん・王さんとはいかないまでも、現役時代の原さんやゴジラ松井くらいの選手が
出てこないと、本当に倒し甲斐のあるチームにならないよ。
CMにも、全く出れないじゃん。
出てくるのは、MLBのイチロー・松坂・松井。。。
国内だと、我がFsの大エース・ダルビッシュにマー君・岩隈くらいか?・・・
パリーグばっかじゃん!
元・巨人ファンとして、現状の巨人を憂うばかりです。。。
巨人が、色んな意味で球界の盟主に返り咲かない限りは、真の野球人気は戻ってこない。
そういう巨人を、他11球団が眼の色を変えて倒しにかかるという姿を見てみたいわ。。。
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