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<独善的Fs選手考察~その4> 頼りになる奴・小谷野栄一 [北海道日本ハムファイターズ]

ダルビッシュを立てた初戦を落とし、主砲・稲葉を欠いていたいたにも拘わらず、                   vs楽天3連戦を何とか勝ち越した我がFs。

稲葉どころか、ヒチョリも倒れ、3戦目にはスレッジまでいなくなる有様だった局面を                  見事救ったのは、この男・小谷野栄一のおかげである。

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と言っても、この男の名前は、まだそれほど知られてはいないだろうか。                          特に、セリーグの試合しか見ない方にとっては、全くわからないのかも・・・。

では、紹介がてら、彼の昨日現在までの成績を。

93試合 打率.302(リーグ11位) 本塁打6 打点63(チーム1位・リーグ3位)

とにかく、特筆すべきは打点の多さであろう。                                         昨年までも、勝負強さはFsファンの間では有名だったが、今年は本当に凄い。                   現在、フル出場中の彼だが、このペースでいけばホームランは2ケタに届かないのに、             打点は100に届きそうな勢いである。

こうなったら、ホームラン1ケタで100打点を達成して欲しいものだ。                         (もしかして、史上初の記録か!?)

打撃では、勝負強いところを見せるが、更に私が強調したいのは、彼の守備力である。              現在の日本プロ野球の中で、                               サードの守備は一番ではないか!?                              とにかく安定感はピカイチであろう。                                              また、上背も低く、ずんぐりした体型からは想像つかないほど、                            ダイナミックなファインプレーも魅せてくれるのである。

正直なところ、中田翔が入団した昨年は、レギュラーが危うい印象を受けていた。                 勝負強さはあるものの、調子の波が大きく、最終的には平凡な成績で終わっていたこともあり、          未来の4番候補に取って代わられるのでは?と思われた。

しかし、肝心なところで中田翔との差を見せ付けたのは、打撃ではなく守備力だった。                 今年に入ってからは、守備だけでも飯が食えるかも、とまで言われるほどである。

しっかり守って、きっちり繋いでいく、                                               という現在のFsの野球にジャストフィットしたのが、この小谷野栄一なのだ。

本当に頼れる男になってくれたものである。

 

しかし、そんな彼は、過去に選手生命を失いかねない事があった。

一軍定着を嘱望されていたプロ入り3年目・2006年に、                               彼は「パニック障害」という病に犯されてしまうのである・・・。

突然襲った心の病。                                                       試合に出れば打席で嘔吐し、食事をすれば同じことに・・・。                            そのうち、まともに練習も参加出来なくなり、荒れた生活を送る日々へ。                       周囲の人達は温かく見守っていたものの、所詮は本人が自力で克服するしかない病。

そんな孤独な戦いに、彼は見事に打ち勝つのである。

翌2007年に、彼の実力は一軍で花開いたのだ。                                    当初は、どこでも守れるユーティリティー的な扱いだったが、                                 無類の勝負強さを武器に頭角を現し始める。

ついには、「同じ病に苦しむ人達の励みになれば」と病をカミングアウトするのである。

憧れのマニー・ラミレスよろしく、ボサボサの髪型とヒゲ面にダボダボのユニフォーム姿。           汚れていたヘルメットと合わせて、一時期は容姿が汚らしいとの批判もあったが、                  そんな事は、どこ吹く風。そういう批判は結果で跳ね返し、                                    今では、すっかりFsのホットコーナーにいるのが、板についてきた。                           そして、大物ライバル・中田翔をファースト転向に追いやった。

顔にデッドボール喰らおうが、「あの時の病に比べたら、たいしたことない」                     と言い放つ精神的な強さも兼ね備えてきた。 

 

これから、本格的に佳境を迎えるであろう、戦国・パリーグ。

ダルや稲葉に注目が集まりがちだが、Fs2年ぶりの覇権奪回のキーマンは・・・                    

小谷野栄一だ!

 

 


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