<独善的Fs選手考察～その5> 中田翔の取り扱い方②

順調に・・・とは言えないが、何とかかんとかM減らしを進めている我がFs。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（とはいえ、ソフバはすぐ側まで来ているが・・・）

まぁ、大エース・ダルが戻ってきてくれれば、もう少し楽にM減らし出来るでしょう。

 

そんなこんなで、2年ぶり優勝に向けてのカウントダウンに入ったFsにおいて、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっとした話題（というかお騒がせ）となったのが、中田翔である。

今月2日に行われたイースタンリーグvs湘南戦の試合前練習に遅刻したため、　　　　　　　　　　　　　　　　　　10日間の試合出場停止及びイースタン最終戦終了までの外出禁止という処分を喰らった。

 

ん～・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　非常に情けないし、非常にガッカリさせられたわ。

今回の処分に関しては、「もっともだ！」という意見と「厳しすぎる！」という意見が　　　　　　　　　　　　　　　　　　真っ二つに分かれているようだが、私は圧倒的に前者の意見である。

 

確かに、練習に遅刻しての出場停止処分という言葉じりだけを捉えると、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　厳し過ぎると思われて当然だとは思うが、中田翔の場合は致し方ないのではないだろうか？

Fsの島田統括本部長のコメントによると・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「（遅刻の）理由は聞かなかったけど、時間を間違えるというのはあり得ない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちゃんと寝坊したと言ってほしかった。（ほかの選手に）示しがつかない」　

このコメントから推察されるのは、中田翔が遅刻の理由で「ウソ」をついた、という事。

これに関して、本人のコメントがないため、ウソをついたのかどうかはわからないのだが、　　　　　　　　　　　　　　　　こう思われるという事は、少なくとも過去に同じような事を仕出かしているのだろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　また、ウソをついていないにしても、我々が知らないところで、遅刻の常習犯だった　　　　　　　　　　　　　　　　可能性が高いのではないだろうか？

そういう側面があったからこそ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　たった1回の遅刻で、これだけの重たい処分となったのではないだろうか？

 

また、もう一つ考えられるのは、「中田翔」だったから、この処分に至ったという事。

将来のスター候補生として、期待をかけているが故の重たい処分ではないか。

こう言っては何だが、それほど期待度の高くない選手であれば、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここまでの処分にはしなかったかも知れない。

一軍に定着出来ない現在であっても、これだけの注目を集める選手なのである。　　　　　　　　　　　　　　　　　晴れて一軍に定着しレギュラー獲りを果たした暁には、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どんな小さな出来事であっても、大騒ぎになる存在足り得るものを中田は持っているのだから、　　　　　　　　　　今のうちから、あえて厳しく接しているのでは？とも考えられる。

我々一般人が過ごす社会でも同じであろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　成長が見込める期待の高い人には、結構厳しくあたったりするものだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どうでもいいような人なら、組織から去ってもらうだけなわけで。

 

そうでなくても、Fsは選手の躾には厳しいという実績がある。

ダルが入団した時の「喫煙事件」の際もしかり。

昨年オフには、「素行不良」という理由で捕手の小山が解雇された。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（その後、落合・中日に拾われているが）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また、中田と同期の津田大樹という投手も昨オフに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「素行不良」を理由に背番号を70に”降格”されている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（今シーズンも、ファームでも殆ど試合に出ていないところをみると、まだ何かあるのか？）

決して、中田翔だけに厳しいわけではないのである。

 

現在、中田自身がどういう思いでいるのかはわからないが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　とにかく反省すべき点は、しっかり反省して欲しいものだ。

巷では、もし中田が横浜あたりに入団していたら、今頃は一軍のレギュラーで・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なんて話も出てきているようだが、そんな事は思っちゃいけないし、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こういう処分を喰らって腐ってしまうようでは、それまでの人間でしかないのだ。

本人も、言いたいことは山ほどあるんだろう。

イースタンの本塁打記録を塗り替えるほどの活躍を見せていながら、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一軍に定着出来ない現状。

「使ってさえもらえれば・・・」と言いたいのだろうが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　であれば、監督に「コイツを使ってみたい」と思わせる選手になればいいのだ。

例のインフルエンザの件もあり、先日まで一軍にいる事が出来たのに、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　結局のとことは、何のアピールも出来ずじまい。

打席に立たせて欲しいなら、何らかのアピールをしたのだろうか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どうも、そういう感じには見えなかったのだが。。。

出番がない時は、ベンチの最前列に立って声を出すとかしたのだろうか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そういうアピールの仕方もあるはずだが。。。

せっかく一軍にあがっても、ベンチの隅で大人しく座っていては、何もならないのだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして、一軍のベンチでは大人しいのに、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ファームとなると余計なところで元気を出すんでは、全く話にならない。

 

私自身としては、こういう状況なら、中田は来年もずっとファームでもいいと思っている。　　　　　　　　　　　　　　　　いっその事、大学4年通ったつもりでファームで教育してもらうのも手だ。

早く一軍で大手を振って活躍したいのなら、真摯に周りの忠告に耳を傾けろ。

選手として”何か”を持っているからこそ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人間として”何か”を持っているからこそ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　周りの首脳陣やダルを始めとした先輩達は、厳しくも温かく指導してくれるのだから。

そして、我々ファンも、一皮剥けた中田翔が一軍で活躍する姿を待ち望んでいるだから。

これだけのキャラクターを持った華のあるプレイヤーは、そうそういないのだ。

 

最後にもう一度。

今回、Fsが中田に下した処分に対して、私は全面的に賛同する。

Fsのフロント・首脳陣に対しては、疑念を抱くことがかなり多いのだが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この件に関しては、全く異論なしだ。

 

後は、中田がどれだけ理解出来るかだが・・・。

 

タグ：中田翔　遅刻 中田翔　試合出場停止 北海道日本ハムファイターズ 選手の躾に厳しいファイターズ 中田翔　処分は当然