ファイターズ 来季に向けて＜その2＞

FA市場も解禁となり、いよいよ本格的なストーブリーグに突入。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　我がFsは、どのような補強政策をとっていけばいいのか。。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ど素人の私が、独善的に考えてみたいと思う。

 

まず、今季の反省を踏まえた上で、来季に向けての補強ポイントとなるのは・・・

①ダルに次ぐ、右のスターター

②右打ちの外野手

③二遊間を守れる内野手

④更なるブルペン陣の増強

といったところだろうか。

 

①に関しては、タイプ的にはパワーピッチャー型の方が私的にはいいと思う。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Fsはダル以外のスターターは、皆が軟投型であるため、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　嫌らしさこそあっても怖さが足りないように思われる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　多少の荒れ球であっても、力で封じ込められるような投手が1枚いてもいいのかなと。

この①に関しては、新人ではドラ2の大塚に注目だが、どうやら彼も制球重視のタイプらしい。　　　　　　　　　　　　　　　　若手の中では、やはり植村に期待というところだろうか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また、怪我がなければダースの潜在能力にも期待したい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　補強となると、まずは新外国人のスカウティングに期待となるだろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ただ、ここ数年のFsの外国人投手のスカウティングには？がつくものばかりで、　　　　　　　　　　　　　　　　　大きな期待は持てないか・・・。

となると、国内でのFA・トレードとなるが、ここは巨人から何とか一人欲しいところだ。　　　　　　　　　　　　　私は、久保・木佐貫・野間口の3名に興味がある。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　3名共に放出可能となれば、Fsでなくとも興味はあるだろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

オールラウンダーの久保に、2ケタ勝利の実績を持つ木佐貫、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして潜在能力は評価出来る野間口。交換相手が難しくなるが、獲得したいものだ。　　　　　　　　　　　　　　　　特に野間口は、なかなか実績をあげられないでいるが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かつて社会人で同じ釜の飯を食った武田勝がいるFsなら、溶け込みやすいだろうし、　　　　　　　　　　　　　　　　　環境が変わる事で、ブレークする可能性はあるはず。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（押切もえにもフラレたんだから、札幌に来てもいいっしょ　笑）

また、右投げではないが、来季2年目となる左の土屋に注目したい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今季はファームで、1年目ながらローテ入りし活躍。来季の台頭が望まれる。

 

②に関しては、今季途中でのヒチョリの負傷離脱時に、右外野手不足を痛感。　　　　　　　　　　　　　　　　　　まず考えたいのは、若手の成長だろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　陽・鵜久森そして中田翔に一塁・外野兼任を行わせ、何とか皆の一軍定着を望みたい。　　　　　　　　　　　　　3名共にポイントは「守備力」なのは明白。これが向上しないのが、彼らが一軍定着できない　　　　　　　　　　　　　　最大の理由なのであって、何とか今秋と来春のキャンプで認められる存在となって欲しい。

若手の底上げと共に、考えたいのは外部からの補強である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　守りも出来る外国人の獲得も視野に入れたいが、まずは国内で。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Fsのスタイルを考慮して、走攻守のバランスが取れた右の外野手を探したところ、　　　　　　　　　　　　　　　私的に気になる選手が二人いるのだ。

一人は、広島の廣瀬である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　実は、私は数年前から「Fsで獲れば面白いのに・・・」と思っていた選手なのだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　俊足で肩も強く、勝負強い打撃は魅力的だと私は思う。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　年齢も30代に入ったばかりで、年俸もそれほど高くなく、いい選手だと思うのだが。　　　　　　　　　　　　　ただ、今季はプロ入り以来一番の成績を収めており、広島側が放出するかどうか・・・。

もう一人は、横浜の大西である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　元は近鉄の選手であり、梨田監督の下でプレーした経験を持つ大西。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　左殺しとしての実績もあり、近鉄時代はレギュラーに近い存在だった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彼も俊足で守備力にも定評があり、長打力を秘めた打撃も魅力である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　横浜移籍1年目の昨年は、かなりの活躍を見せたのだが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今季は出番が大幅減となり、狙い目ではないだろうか。

広島・横浜共に投手不足であり、それなりの相手を用意出来れば、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　交換は十分可能であると私は踏んでいる。

それに補強ではないが、気になるのはヒチョリのFA動向である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　藤井の件は、前のブログでも触れた通り、影響は大きくないと思っているが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒチョリとなれば別だ。彼はFsに絶対必要だと私は思っている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日にでも球団と会談を持つようだが、非常に気になるところだ。。。

そして、Fsは右の「外野手」だけでなく、右の代打不足も深刻な状況である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今季は、ポストシーズンも含めて、「さぁ、チャンスだ！」という時に『代打・鶴岡』のコールを　　　　　　　　　　聞かされて、何度となく落胆させられたことか。。。

そういう点でも、右打者の成長及び確保は、来季に向けて不可欠であると考えるのだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

③に関しては、今年のFA市場で非常に良い選手が出てきそうだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　阪神の藤本である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

噂によると、ヤクルトが狙っているようだが、是非ともFsも参戦すべきだろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今季の年俸も安く（3.600万程度）、人的保障を必要としないのも魅力だ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彼が加入すれば、二遊間のバックアップ要員には苦労しない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

Fsの場合は、遊撃の2人（マック・二岡）が怪我の不安を持っているが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もっと問題なのは、賢介のバックアップが全く不在ということなのだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　万が一、賢介に何かあった場合、今のままでは代わりが出来る選手がいないわけで、　　　　　　　　　　　　　　　　藤本を獲得出来れば、遊撃と合わせて、その不安は一気に解消される。

繰り返し述べるが、阪神・藤本がFA宣言したら、Fsは絶対に動くべきだ。

 

④に関しては、国内では特にピックアップしている選手はいないのだが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新外国人での補強もアリだと思う。打者よりも投手中心の外国人補強もいいだろう。

もう一歩突っ込んで述べると、クローザーが出来る外国人が欲しいと私は思う。　　　　　　　　　　　　　　　　　今季は久がよく頑張ってくれたが、私は彼をもう一度セットアッパーに戻したいのだ。　　　　　　　　　　　　　　　日本シリーズを見て思ったのだが、制球とキレで勝負するタイプの久では　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　疲れなどで調子が悪くなると、あの時のように一気に破綻してしまう。

球に力がある投手だと、多少制球が荒れていても、勢いで抑える事が可能となる。　　　　　　　　　　　　　　　　やはり、そういうタイプがクローザーには向いていると思われるのだが。。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（日本シリーズにおける、巨人の越智やクルーンがいい例である）

 

 

一方、獲る事ばかり書いてきたが、ある程度の出血も考えなければならないだろう。

一昨年は、ヤクルトとの間で、川島・押本・橋本⇔藤井・坂元・三木を成立させ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　昨年は、巨人との間で、マイケル・工藤⇔二岡・林を成立させた我がFs。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（他にもトレードはあったが、目だって大きなものだけピックアップした）

上記の2件を見てもわかる通り、それなりの選手を求めるためには、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それなりの出血も覚悟しなければならない。

そうなると、今年の放出要員は？・・・

やはり、どの球団も欲しい・若しくは数多くても困らないのは「投手」なのだろうか。　　　　　　　　　　　　　　　

そう考えた場合に、他球団が興味を惹きそうであり、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Fsとしても商売上放出やむなしと判断出来そうなのは、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　江尻・建山の横手投げコンビではないだろうか、と私は思う。

両投手とも、先発・リリーフ共に出来る点が、アピールポイントである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　但し、建山に関しては、年俸もそれなりに高く、年齢もいっている点を考えると、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　年俸も安い江尻の方が、良い商談が出来る可能性が高いと思われる。

また、場合によっては、多田野あたりを放出要員としてもいいのでは、とも思う。　　　　　　　　　　　　　　　　　　もともと入団当時から、「新人」というよりも「新外国人」的な匂いを持つ彼だけに、　　　　　　　　　　　　　　　　　　ビジネス上で必要とあらば、球団が放出要員と判断してもおかしくない気もするのだが・・・。

後は、各球団が常々欲している左腕投手も考えなければならないか。

候補として挙がってくるのは、須永あたりか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高校生の時から、彼の潜在能力は各球団から注目されていたわけだが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Fsでは、なかなかその能力が開花出来ずにいる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しかし、環境を変える事で、彼の能力が一気に花開くかもしれないだろう。　　　　　　　　　　　　　　

 

一方、野手となると、他球団から食指が伸びるような選手は出せなさそうか。

Fsとして出せそうなのは、今季精彩を欠いていた飯山・紺田あたりと思われるのだが、　　　　　　　　　　　　正直なところ、この2名では良いトレードを行うのは厳しいのではないだろうか。。。

一部には、FA権取得にも拘わらず、ヒチョリを放出候補にあげている方も　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いらっしゃるようだが、FA権を持ったままのトレードは他球団も嫌がるであろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　（そういうのを厭わないのは、Fsくらいだし　苦笑）

 

・・・とまぁ、このように、ど素人がグダグダと考えてみたところで、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どれもこれも具体性のある話があるわけでもなく、単なるFs好き親父の妄想に過ぎない。

ただ、ファンとして言えるのは、日本一を逃して、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　リーグ優勝を果たしながらも悔しい思いで1年を終える事になった今季の反省点を　　　　　　　　　　　　　　　　しっかり踏まえた上で、来季に向けての効果的な補強を図っていってもらいたい。　　　　　　　　　　　　　　　とにかく、それだけなのだ。

｢守りの野球」

「繋ぐ野球」

これを推進する事で、一定の成果は収めたものの、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これだけでは”テッペン”は獲れないという事も我々は思い知ったのだ。

であれば、上記の2点の他に何が足りないのか・・・

私は、巨人との日本シリーズの戦いの中に、その答えがあると思う。

その答えが導き出せるような補強を期待してやまない。。。

 

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コメント 3

長い、長文、大作ですなぁ～（＾＾；

建山、江尻に関してはいまいち監督の信頼感がないかなと
思っています。
江尻がそうであったように、小林コーチの手にかかるとみんな
サイドスローになっちゃうんですかね（＾＾；
by まっち (2009-11-12 20:05) 

＞キャラハンさん

いつもいつもnice!頂きまして、ありがとうございます（＾＾）
by 銀狼 (2009-11-13 00:37) 

＞まっちさん

いつもnice!＆コメント頂きまして、ありがとうございます（＾＾）

どうも、文章にまとまりがなくて、ただ長いばかりで申し訳ありません（＾＾；
彼ら二人の他に、糸数もサイドスロー化しましたしね～。
来季は、小林さんが一軍コーチとなりますが、どうなるんでしょうかね。。。

私としては、とにかく、完投能力のある先発を育てて欲しいものですが・・・
by 銀狼 (2009-11-13 00:44)