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1983年3月28日 沖縄で起きた”あの出来事” [松田聖子]

なんか色々と余裕のない銀狼でございます(汗)


皆様のところへの訪問も滞りがちで、本当に申し訳ございません<(__)>

そんな状況下ですが、何とか更新をと思い、次の予定記事を下書きしていたのですが・・・



先日起きた「ある事件」を知って、急遽違うネタに差し替えさせて頂きます。

ちょっと重めの内容に終始し、途中には衝撃的な動画を差し込んであります。
あまりお読みになりたくない方はスルーしちゃって下さい。






5月25日(日)岩手県滝沢市で行われたAKB48の握手会にて
メンバーの川栄李奈・入山杏奈、そして男性スタッフの3名が暴漢に襲われて怪我を負ったという事件は
皆さんも既にご存知のことでしょうか。


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右:川栄 左:入山です





え?何?
銀狼がAKBの事書いちゃうの?

なんてお思いの方もいらっしゃる事でしょう。



まぁ、私自身AKBには特に何の感情も抱いておりません。
ただ、年頃の子供を持つ身ですので、子供らから色々情報が入りますから
同年代のオヤジ連中の中では比較的詳しいかもしれません^^;


でも、怪我を負ってしまった上記3名の方に対しては、
本当に気の毒なことになったと思いましたし、一日も早く身体と心の傷が癒える事を願ってやみません。

川栄は頭部裂傷と右手親指の骨折・裂傷、入山は右手小指の骨折と頭部裂傷、スタッフは左手の裂傷だそうです。。。



でも、なぜこの件に触れようかと思ったかと言うと

ウチの子供らがこのニュースを知って大騒ぎをしてる中、
私は瞬時に31年前に起きた”あの出来事”を思い出してしまったのです。

二度と思い出したくはない出来事だったのですが・・・









1983年3月28日

その日沖縄にて我が永遠の歌姫 松田聖子のコンサートが行われたのです。


3月とはいえ、場所は沖縄

ただでさえ暑い土地での開催の上、カクテルライトに照らされたステージはファンの物凄い熱気と
相俟って、きっとその暑さは尋常じゃなかったはず。


そんな中でも、我が歌姫は大汗をかきながらも集まってくれたファンのために
熱唱を続けていたのです。

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ちょうどこの時は聖子のコンサート観覧を兼ねた旅行ツアーも組まれていたため、
沖縄のみならず全国からファンが集まっていたこともあり、盛り上がりはいつも以上だったような気が。。。


そして、コンサートも終盤に差し掛かった頃


皆さんもご存知であろう「渚のバルコニー」を唄っている最中に”あの出来事”が・・・




※次の映像は、ご覧になる方によっては大きなショックを受ける可能性がございます。
くれぐれも注意してご覧下さい。








多数の警備員がいたにもかかわらず、
その間隙を縫って忽然と現れた暴漢は工事用のパイプのようなもので我が歌姫を襲ったのです。。。




幸いに、怪我は右頭部と右手に全治1週間程度の軽傷で済んだのですが、
心の傷はそう簡単に癒えるものではありません。


聖子は当時21歳になったばかり
今回のAKBの2人は、まだ10代後半



まだ大人になりきれていない年齢の女の子がこのような目に遭ったら・・・



その精神的ショックは計り知れないものではないでしょうか。

もちろんファンである私達も強いショックを受けました
とにかく聖子の無事を祈るばかりだった当時の私・・・
ファンとして、あんなに不安な日々を過ごした事はなかったです




それでも、聖子は1週間後の4月5日に行われた熊本のコンサートで復帰を果たしております。


当時高校2年生だった私も、その聖子の強靭な精神力にただただ感服するばかりでした。。。




この日は何事もなければ、コンサートを成功させた後、
生放送の音楽ランキング番組(日テレ「トップテン」)に会場から出演する予定だった聖子

そんな事もあって、テレビ局が会場に入っていたため
このようなショッキングな映像が残っているのです。


事件を知った後、トップテンを観ながら呆然としていた自分の姿を思い出します。。。




こういう忌まわしい出来事を経験してしまったからこそ、
今回の事件には敏感に反応せざるを得ませんでした。


もちろん、今回の犯人に対しては厳しい罰を与えられて然るべきだと思っております。



ただ、私として強く疑問に思うのは

会場のセキュリティってどんな状況だったの?って事です。



ニュースから情報を得る限りでは、
持ち物検査などは殆ど行っていないも同然だったとか。。。


確かにアイドルとファンが直接触れ合える数少ない大切な機会ですから、
そんな野暮ったい事は・・・とスタッフ・運営側も思っていたのかもしれません。


しかし、業界人であれば、
過去にこのような大事件が起こっていたことを知らなかったはずはないでしょう。


尚且つ、人気アイドル・有名芸能人が襲われた例は聖子だけではありません。


あの美空ひばりさんも、かつてコンサートにて
観客(確か少女だったとか・・・)から顔に塩酸をかけられ大やけどを負うという大変な出来事がありましたし、
中森明菜ちゃんも確か前述のトップテンという生放送番組にて、
ステージ上に突然男性が上がってきて、何かモノを投げつけられた事があったはず。



最初に挙げた動画を観ていただければお判りになると思いますが、
聖子が唄うステージと観客席の間には無数の警備スタッフが陣取っております。

それでも、こんな忌まわしい出来事が起きたのです。



「会いに行けるアイドル」を売りにスタートしたAKBのプロジェクトですが、
その距離感の近さから、いつかはこういう事が起きてもおかしくないと思っておりました。

そして、ついに現実のモノとなってしまったのです。




私も31年前の出来事があったからこそ、
AKBのファンの方々の思いを少しは理解出来るつもりです。

皆さんが早くショックから立ち直り、
また元のようにメンバーに会える環境が整う事を願っております。




そして、関係者・スタッフの方々

あえて言葉を選ばずに言えば、CDが売れないと言われる時代に、
握手券や応募券商法でファンを煽った結果が招いた出来事だとも言えると思います。

これではメンバー達やファンの方々が可哀相です。




今一度、在り方自体を見直してみてはいかがでしょうか。


31年前を知る者として、二度とこういう事件は起きて欲しくないのですよ。


過去の教訓を全く生かしていなかった関係者・スタッフの責任は重いと思います。




自分がずっと追い続けてきた存在(今風に言えば推しメンってヤツですか)が
このような目に遭うのは、本当にファンとして辛いんですよ。
特に今回は無防備過ぎただけに、余計その思いが・・・



大切な「商品」である彼女達、
そして、その商品に貴重なお金を払うファンの方々


そこをもっと大事にして欲しいものです。。。


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