なかなかお目にかかれないモノを・・・ [クルマ]
などと文句言いながら、今日も仕事で外回り。。。
そんな中、日中少し時間に空きが出来たので、
高校の同級生Tクンの勤め先を尋ねてみた。
Tクンは、高1の時のクラスメイト。
社会人となってからも、なんだかんだで付き合いは続き、もう28年が経つ。
彼と私では勤める業界は違うのだが、コラボレーション出来る部分があるため、
情報収集やネタ作りのきっかけになればと思い、忙しい中を時間を割いてもらう事に。
・・・って、今日書こうとしている内容は、お堅い仕事上の話ではない。
T君と私は、どんなに会っていなくても、
ある共通の話題ですぐに盛り上がる事が出来る。
”クルマ”の話しである。
高校に入学してから、間もなくしてお互いにクルマ好きである事がわかり、
それ以来28年間ずっとクルマの話しが中心となっている。
(もちろん、他の話題も色々話すけど)
そんなわけで(←どんなわけだよ)、
彼との雑談をしながら、今回の記事で友人Tクンの相棒を紹介してみようかなと思い立った。
ん?何でわざわざ友達のクルマを記事にするんだって?
なかなかお目にかかれない、
珍しいクルマに乗ってるからなんですなぁ~^^
そのクルマとは・・・
スバル・アルシオーネSVX!
クルマに詳しくない方からすると、
「何だコレは!?」ってくらいの前衛的なスタイリングが目を引くだろうか。
ちょっと簡単にこのクルマの説明を。。。
1985年、スバルは当時の主力車種である「レオーネ」のフロアコンポーネンツを使って、
フラッグシップとなり得る2ドアスペシャリティクーペとして「アルシオーネ」を発表。
しかし、あまりにも突き抜け過ぎたデザインのせいか、販売は不調に終わった。
ガンダムみたいだね、こりゃ・・・^^;
初代アルシオーネが失敗に終わるも、まだまだバブル期であった状況下で、
初代以上の高級スペシャリティカーとして、また最高の高速グランドツアラーを目指し、
スバルは再度フラッグシップカーの確立に向けてトライする。
それが、このアルシオーネSVXである。
前作で失敗したデザイン面では、
イタリアのカーデザイン界の巨匠であるジウジアーロを起用。
航空機メーカーであった富士重工業の持てる設計技術を駆使し、
空気抵抗係数0.29という当時としては破格の数値を叩きだしてみせた。
また、肝心の動力には、スバル自慢のボクサー6・3.3Lエンジンを搭載。
それに駆動系には、当時では珍しい電子制御トルクスプリット式4WDである「VTD-4WD」を開発。
(前後輪のトルク配分を走行状態に応じて変動出来るというシステム)
このようなハイテク満載の高級スペシャリティクーペとして、
1991年に満を持して発売したクルマである。
だが・・・
発表時期には、バブルが終焉を迎えてしまい、
高級スペシャリティカーの販売は冷え込みを見せ、
このスバルの意欲作は、またしても販売低調に終わってしまったのである。
でも、その販売台数の少なさによる希少価値と
市販車とは思えないほどのスタイリング・気持ちいい走りをみせてくれる大排気量のボクサー6などが
コアなファン層を作り上げることとなり、クルマ好きにはたまらない逸品となっている。
このような珍しいクルマを持つ友人Tクン。
このクルマに、ちょっとした拘りを見せてくれている。
シルバー/ガンメタ系のボディカラーをスーパーホワイトにオールペンしたり、
フロントグリル周りもセルフで黒に塗装するなどし、ただでさえ目立つ車をより一層目立たせている。
また、足回りはサスをローダウンしながらも、
純正オプションであるBBSホイールを生かすため、タイヤサイズは変えていないそうだ。
所有車は平成4年式で走行距離も軽く6ケタを超えている状態だが、
まだまだ元気な様子である。
学生時代からクルマ好きの友人は多かったが、
それぞれの事情もあり、クルマに拘りを持つ友人が少なくなってきたため、
Tクンのような友人は私にとっても貴重な存在なのだ。
ただ、Tクンも家庭の事情でSVXの所有が危うくなってきたらしい。
外野の人間が何を言ってもしょうがないのだが、
何とか、少しでも長くSVXを維持し続けてもらいたい、と思うのだが。。。
最後にTクンへ向けて・・・
『俺は子供が出来た後にGT-R買ったぞぉ~!頑張れ~!』
彼の奥さんが読んだら、確実に怒られるな、オレ・・・^^;
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<キリ番情報>
先回の記事で、ゴロのいい2,222nice!を通過致しました^^
記念のnice!を押して頂いた方は・・・
まこ爺さんです~!^^
いつもお越し下さりありがとうございます^^
これからも宜しくお願い致します!
一度くらいは外国車オーナーもイイよなぁ・・・ [クルマ]
私は大のスカイライン狂である。
勿論、現在乗っているENR34型にも、ものすごく満足している。
しかし・・・
”クルマ好き”である以上、他のクルマもどんなものか感じてみたいなぁ
なんて思う事だってあるのが正直なところ。
但し、国産にはあまり興味が湧かない。
(唯一の例外はスバルくらいかな。ボクサーエンジンのオーナーだけ未経験なので・・・)
興味がいくのは、やはり外国車。
ん?やっぱフェラーリだろうって? いや、特に・・・
じゃあ、ランボかって? それも別に・・・
だったらポルシェかって? ん~まぁまぁかな・・・
ベンツ?それともロールスやベントレー? オーナーになりたいとまでは思わないんだなぁ・・・
超ド級のスーパースポーツや超高級車のオーナーには
あまりなりたいって思わなくなっちゃった。。。
だって、クルマにばかり気を使う羽目になりそうで・・・(苦笑)
根っからの貧乏性ってヤツかなぁ^^;
そんな偏屈なクルマの嗜好を持つ私なのだが、
数年前から気になっている外国車があるのだ。。。
それがコイツ・・・
サーブ9-5である。
地味でしょ~^^;
北欧スウェーデンの自動車メーカーであるサーブ。
もともと航空機・軍需品メーカーであったサーブだが、1947年に自動車の生産を開始。
1990年には米国GMの子会社となった。
(しかし、GMの経営破綻により、今年からオランダのスパイカー傘下となる)
スウェーデンのクルマといえば、有名なのは圧倒的にボルボであるのは間違いない。
私が住む北海道は気候的に似ているせいか、ボルボを見かける事がホントに多い。
必ず日に数台は見ている気がする。
でも、私はサーブの方が気になる。
ただ、偏屈者を気取ってサーブと言っているわけではない。
少しばかりだが、サーブに触れてみて衝撃を受けたからなのだ。
数年前、知り合いの方が、このサーブ9-5のオーナーとなった。
その方は、すっかりサーブに惚れこんでいる様子で、
ちょっとした雑談となると、サーブの話しばかりしていた。
でも、その時の私は腹の中で
「サーブ、サーブって言われても、今一つピンとこないよなぁ~」
なんて思って聞き流していた。
しかし、その方は私に会う度に「サーブいいよ~」を連呼。
「そんなにいいんだったら、一度俺に運転させてみてや」
ってなわけで、ちょっとばかしキーを借りる事に。
その方が乗っていたのは、
サーブ9-5の中でも最もスポーティーな”Aero”というグレード。
(2002~2003年式あたりだったはず?・・・上記の画像もそのあたりの年式でUPしてみた)
このグレードのエンジンは、
2.3L 直列4気筒DOHC+ターボで、
最高出力250馬力/5300rpm
最大トルク33.7kgm/1800rpm
というスペックを持つ。
数値は結構なモノを持っているようだが、果たして実際の走りの方は?・・・
運転席に乗りこんでみる。
いやいや・・・外観に違わぬ地味な印象だこと^^;
しかし、嫌みのないスカンジナビアンデザインには好感が持てるかな。
ちょっと変わっているのは、
飛行機のコクピットよろしく操作系の全てがドライバーに向けられていることか。
さすがは、航空機メーカーが作るクルマといったところだ。
ゆったりとしたシートに身を置いて、キーを回す。
始動音は、ちょっとガサツな印象。
やっぱ4気筒エンジンって感じ。
走りだしてみると、非常にトルクフルなエンジンに驚かされた。
低回転からストレスなくターボが効いてくる感じ。
街乗りの段階では、
結構ゆとりがある走りっぷりに、ちょっとした高級車の味わいを感じたのと、
それと反比例して、ゴツゴツとした脚回りの固さが少し気になった。
しかし、いざ気合いを入れてアクセルを開けてみると・・・
(あ、一般道ではなくて高速道路にて)
強烈な加速感!
やはり飛行機を思わせるような「キーン」という音を奏でながら
ドンドン天井知らずで加速していく。
ドライバーの私は、暫しシートバックに押しつけられたままの状態。
周りのクルマをドンドン置き去りにしていく感じは実に爽快!^^
そんじょそこらの国産280馬力マシンよりも速いんでは!?と思わせるほどであった。
(確かこの時は、あまりにも飛ばしていたので某トヨタのパワー自慢のクルマが
追いかけてきたのだが、結局そのクルマは追いつくことが出来ず・・・^^)
また、街乗りでは固さが目立った脚回りは、
スピードが上がるにつれて、ピタッと路面に吸いつくような感触となった。
まさにオン・ザ・レールといった趣きである。
脚回りに呼応して、ハンドリングも滑らかで思いのほかクイックでもあった。
「ちょっとした高級車」の顔と「一級品の欧州スポーツカー」の顔
2つの顔を持つのが、このサーブ9-5なのだと思い知らされた。
そして、地味な印象とは裏腹の熱い走りに心踊らされてしまった。
私はこの試乗を機にサーブ9-5がすっかり気になる存在となってしまう。
2年前、当時乗っていたシーマから買い替えを考え始めた際は、
一度真剣にサーブを買ってみたいと思ってしまうほど。
北欧のクルマであるから、もちろん寒冷地には強いし、
FFであれば雪道もそれほど苦にはならない。
ボディサイズは、当時乗っていたシーマとさほど変わらないほど大きかったのだが、
それを感じさせないのも良かった。
また、人気車種ではないため、
中古であれば、それほど高くなかったのも魅力だった。
だが・・・
外国車に詳しい知人に相談をしたところ、
「サーブはインジェクションのトラブルが多く、タマによってはランニングコストかかるよ~」
とのご意見を頂く。
ん~・・・
イニシャルコストは払えても、ランニングが嵩むとなると
私の些細な収入では・・・^^;
また、周りの方々からも
「あんたが一番似合うのは、スカイラインしかないっしょ!」
との有難いご意見を頂き、サーブ購入計画を断念。
サーブなんて、ほとんど見かけることはないクルマなのだが、
今日たまたま走っているところを発見。
やっぱ地味だね~^^;
いつか生活に余裕が出来たら、
セカンドカーとして所有してみたいなぁ~、との思いはある。
しかしながら、先日発表されたサーブ9-5の2010年モデルを見たところ・・・
あれ?・・・
なんか違う・・・^^;
私的には、古い方が好きだなぁ~。。。
我が相棒達の回顧録③~EG9シビックフェリオ [クルマ]
昨夜あたりから、ず~っと蒸している。
せっかくの連休だというのに、札幌は明日まで雨との事。
休みとなれば、必ず相棒を洗ってやるのだが、
それもままならない状況だ。
そんな事もあり、
パソコンでクルマ関係のネットを閲覧しながら過ごしていた。
(他にやる事あるだろうにねぇ・・・^^;)
そうしたところ、
私が以前に相棒としていた懐かしい車の記事を発見。
よし、今回のブログネタはこれで決定!
というわけで、(どういうわけだよ 笑)
久しぶりに、本ブログの不定期シリーズである
”我が相棒達の回顧録”を書いてみたい。
現在乗っているENR34スカイラインから遡り、
FGNY33シーマ→BCNR33・GT-Rと過去2回ほどアップしてきたが、
今回は、このクルマ!
EG9シビックフェリオSiRである。
スカG・シーマ・GT-Rとデカいクルマばかりだったが、
いきなりのテンロククラス^^;
若い時は金がないんだから、
小さいクルマに限るでしょう~、なんて^^;
(ちなみに、今でも金はないけど 悲)
「お前、日産ファンだって言ってたじゃねぇかよ」と文句言われてしまいそうだが、
GT-Rに乗るまでは一度も日産車を相棒としていなかった私。
欲しい日産車はあったのだが、要は高くて買えなかっただけの事なのだが^^;
コイツを相棒としてたのは、
平成5年10月~平成10年3月までの約4年半。
なぜ、コイツを相棒に選んだのかというのには、
ちょっとした理由がある。
あるクルマに出会ってしまったからなのだ。。。
ホンダNSX!
この画像で、半身出してドヤ顔で写っているのは若かりし頃の私。
そう。ひょんなことからNSXを体感できる機会を得たのだ。
私の大親友が、
当時、ホンダのディーラーで営業をやっていたのだが、
そのディーラーでNSXを1台購入したのである。
何で会社で購入したのかは、よくわからんのだが、
レンタル料として1日1万円を払えば、社員が借りる事が出来るというのだ。
そこで、私の大親友から連絡があり
「今度の日曜日に借りる事にするから、お前も乗らないか?」
との誘いが入った。
そりゃあもう、即答でOKである^^
レンタル料とガソリン代を半分ずつ負担する約束で
当時話題となっていたNSXをドライビングする事となった。
まさかNSXを運転出来る時が来るなんて思ってみなかった。
なんたって、当時の価格で諸経費込み1.000万近い金額のクルマなのだ。
そんなクルマに乗れる日がくるなんて。。。^^
そうして、いよいよその時が。
身長も座高も高い私には窮屈だろうかと心配したものの、
思いのほか、乗りづらさは感じなかった。
クラッチも意外と軽く、ペダル操作にも苦労させられる事などない。
あっさりと乗れてしまうスーパースポーツ。
ちょっとあっけない感じもしたが、
その速さ・シャーシや脚周りの性能の高さには度肝を抜かれた。
初めて感じた、背中からの強烈なエンジン音。
レーシングエンジンさながらの、官能的なサウンドにやられた。
特に、カムが切り替わりVTECゾーンに入った時は、
鳥肌もののサウンドだった。
札幌市内を走らせても、さして面白味もないので、
高速にのって、室蘭方面まで走ってみることに。
まだまだ若造だった私達は、ちょっと無謀な運転にチャレンジ。
高速のってからは、ひたすらアクセルべた踏み^^;
リミッターが効いているため、ある程度の速度以上は出せないが、
限界ギリギリの速度で走り続けた。(何km/hかは書けません^^;)
ずっと追い越し車線を走り続けたのだが、
前を行くクルマが皆避けてくれる。
その筋の方が乗っておられるようなベンツも、
かなりの速度で走っていたのだが、あっさりと避けてくれた。
ただ、かなり調子に乗り過ぎてしまい、
走行車線を走っていたパトカーに気付かないまま暴走^^;
ギリギリのところで「あっ!」と気付きブレーキを踏んだのだが、
時すでに遅しか・・・
と思いきや、パトカーをぶち抜く事無く、
何事もなかったように、そのパトカーの後ろへ入る事が出来た。
(但し、パトカーの助手席に乗っていた警官が、ずっと睨んでいたが^^;)
とんだところではあるが、
ブレーキ性能の高さも実感することができた。
とまぁ、めちゃめちゃな話ではあるが、
このNSXを体感したおかげで、VTECに惚れこんでしまった私。
その後に、当時乗っていたクルマが突然イカれてしまい、
急遽クルマを買い替えなければならないくなった。
そうなると、当然VTEC搭載のクルマにしたい!となり、
ホンダのディーラーマンである親友に相談をする。
本当の希望は、プレリュードだった私。
しかし、とてもじゃないが新車では買えるはずもなく、
中古を探してもらうも、高いタマばかりであった。
そんな時に親友から
「おい、キャンセルになっちまったシビックフェリオがあるけど、どうだ?
VTECのヤツだぞ」との一声が。
新車納品待ちのキャンセルだったため、
希望のオプションなどを付けることは出来なかったが、
速攻で買う事を決意。
生まれて初めての新車購入となった。
(いまだに新車は、このシビックだけだが)
NSXと比べるわけにはいかないが、
コイツでもVTECを十分に堪能出来た^^
毎日、通勤時も朝っぱらからアクセル踏みまくって、
官能的なエンジン音に聴き惚れていた。
成りは小さくても、ホンダF1のテクノロジーや
その魂を感じる事が出来る1台であった。
だが・・・
若気の至りで、結構無茶な運転を繰り返していたせいと、
当時のホンダ車の弱点であるボディ剛性の弱さからか、
雨が降ると、トランクルームをつたって車内に水が入ってくるという羽目に。
修理に手間がかかるのと同時に、
ちょうど2回目の車検が近づいていた事もあって、手放す事を決める。
テンロクVTECで満足出来なくなった私は、
大幅なクラスアップを狙い、GT-R購入へと向かう決意を固めたのだ。。。
最後に・・・
本記事の文中で無謀な運転行為の事を書いておりますが、
良い子の皆さんは決してマネしないで下さいね~^^;
クルマは安全運転にて!
(お前が言うなよって言わないで・・・^^;)
便利性と安全性 [クルマ]
いきなりだが、私の相棒の車内の画像である。
(雑然としているなぁ・・・)
ある部分を、お気づきになった方もいらっしゃるだろうか。
そう、私の相棒はMT車(マニュアルトランスミッション)なのである。
以前にも、この記事で触れたのだが、
今の相棒に乗る前は、私もAT車に乗っていた。
だが、オジサンと言われる年代となってからでも、
もう一度MT車を操る快感を味わいたくて、今の相棒を購入するに至ったのである。
しかし・・・
今の相棒を買った当初は、私の周りからやたらと不評や嘲笑が伝わってきた。
「ようやく落ち着いたと思ったら、またMTに戻るのかよ!」
「もう、いい歳なのに、若いふりしてよ~」
「よくもまぁ、そんな疲れる車に乗る気になるよなぁ~」
そんな雑音には一切耳を貸す事無く、相棒を堪能するべく走りを楽しんでいる私。
まぁ、確かに疲れる事もあるんだけどね・・・^^;
私の場合は、車自体を道楽といて捉えているため、
MT車の方が運転が楽しい、という単純な理由で乗っているのだが、
安全性という観点から考えてもMT車の方がいいのでは?と、
ずっと前から感じてもいたのだ。
ここ数年、良く聞かれるニュースの中に、
「AT車の誤操作による事故」というのがある。
いわゆる、アクセルとブレーキを間違えて踏んでしまい、
突然車が暴走してしまう、というヤツである。
近年、販売されている車の殆どがAT車となってきている。
クラッチやギアの操作は面倒でもあるため、
Dレンジに入れておけば、あとはアクセルとブレーキだけで走れる
AT車は確かに便利で運転も楽だ。
私自身も、前の相棒であるシーマに乗っていて、
「こりゃあ、楽だわぁ」と感じていた。
でも、これだけペダルの誤操作による事故が増えてきた事を考えると、
今一度、MT車を見直してみてもいいのでは?なんて思ってしまうのだ。
MTであれば、
発進時はクラッチを踏み、ギアを入れなければ動かないわけだし、
停止時もブレーキを踏み続けていてはエンストを起こしてしまうので、自ずとクラッチを切る事になる。
だから、暴走する可能性は低いであろう。
みんなでMT車に乗れば、事故は減るんじゃね?
こんな事を言うと、AT車の方々からはブーイングが起きそうだが・・・^^;
周りの方と、このような議論をしてみた事があるのだが、
「要は、運転者の注意力・集中力が問題なのであって、それを気をつければいいことだ」
なんて意見が結構多かった。
また、「MTだって、操作が苦手な人が坂道発進する時はATより危ない」
という話も出たのだが・・・
ま、それを言っちゃおしまいなんだけどさぁ~。。。
今のご時世、あのGT-Rでさえ2ペダルになってしまったくらいなんだから、
普通に考えれば、MT車はいずれ消えゆく運命なのかもしれない。
面倒なMT車はユーザーからも敬遠されるため、
メーカーも積極的には作らないだろうしね。
だったら、誤操作を起こしにくいAT車を作ればいいじゃん!
というわけで、それを考えている方もいらっしゃるのだ。
http://www.naruse-m.co.jp/index1.html
もともと、熊本で漁業機械メーカーを経営しておられる鳴瀬さんという方が
20年も前から、誤操作を起こしにくい「ナルセペダル」なる物を開発しておられる。
私も不勉強なため、しっかりと理解は出来ていない点があるのだが、
要はアクセルとブレーキのペダルを一まとめにしてしまい、
従来のように踏み込むとブレーキがかかり、
側面のレバーを横にスライドさせるとアクセル操作が出来る
(足首を外側に捻るようにする?)
というような代物らしい。
ただ、今に至るまで製品化されていないという事は、
まだまだ改良の余地があるのだろうか。。。
でも、これだけAT事故が多発してきているのに、
なんでメーカーは動かないのだろう?・・・
まぁ、ちゃんと裏では開発しているのかもしれないが、
頻繁にAT車の事故の話を聞くと、
「いつになったら、この問題は解決するんだ!?」
と感じてしまうのだ。
ダラダラ書いた割には、私自身も結論づける事が出来ない話なのだが、
私自身も、過去に父親のAT誤操作により、
自分の車に突っ込んでこられた経験を持つだけに(冒頭の”この記事”を参照)
事故のニュースを聞く度に、苦々しい思いとなってしまう。
警察か何かの統計上でも、AT車とMT車の事故比率は2:1だと聞いた事がある。
より「便利」なAT車
現時点では、「安全性」の確率が高いMT車
エコや省エネもいいのだが、
こういう議論がもっともっと自動車業界でなされるべきではないだろうか。。。
恒例の目の保養へ~今度はちょっと脚を伸ばして~ [クルマ]
私の場合の”目の保養”となると、
一般の男性諸氏が期待するような美女が出てくるわけではないんだけど・・・
あ、別に女性嫌いなわけじゃないですから。
それはそれで、かなり大事です(爆)
という戯言はさておいて・・・
昨日の日曜日、久々に道東の十勝まで脚を伸ばしてみた。
私が入会している「最後のスカG保存会」(R34スカイラインの4ドア限定クラブ)にて、
同じ北海道メンバーで道東にお住まいのDRAGさん(もちろんHNです)から
『週末にこっちの方で、クラシックカーフェスをやってますよ』とお誘いを頂いたので、
帯広市付近にある「十勝ヒルズ」というところまで、久々のドライブと洒落込むことに。
通常であれば、札幌から片道3時間半程度の道程。
しかし、非常に遅いトラックにひっかかってしまい
「これじゃあ、間に合わんわぁ~」などと焦っていたのだが、
気が付いたら、何故か2時間45分で着いてしまった^^;
まずは、単独で記念撮影^^
その後、前述のDRAGさんと落ち合い、
まずは目の保養よりも胃袋の保養をすることに。
やはり十勝地方と言えば・・・豚丼!
DRAGさんお薦めの豚丼を頂く。
豚丼とうどんのセット♪
濃い目の甘辛いタレの豚丼と上品な薄味のうどんが素晴らしいマッチング^^
(我慢できず、写真撮る前にちょっと食べてしまった^^;)
あまりの旨さに、あっという間に完食!^^
腹も満たされたところで、
いよいよ目の保養をしに行く事に。
北海道らしい、のどかな風景を見ながら眺めつつ会場まで歩を進める。
で、会場に着いてすぐに、私の目に飛び込んできたのは・・・
KPGC10 箱スカGT-R~^^
何度見ても、カッコ良すぎ!
このクルマのオーナーさんとも、少し話しさせて頂く事が出来た。
3年前に購入されたというクルマだが、程度は超極上!
エンジンルームも拝見。
ビッカビカの名機S20に感激!^^
エンジンもかけてくれて、その迫力ある音に更に感激は増した^^
マフラーから出てくる懐かしい香り・・・
この香りがあれば、酒が何杯でも進むこと間違いない!(爆)
ご飯のお供にもピッタリなはずだ!(爆)
車内もバッチリ綺麗な状態
これだけの状態を保管・維持するには湿気が大敵との事で、
車庫内では扇風機を回しておく、
車内には押し入れ用の除湿剤を常設、
洗車の頻度は少なめに、洗った後はすぐに走って水分を飛ばす、
などなど、維持するための苦労話を伺う。
まぁ、このクルマを持てたら、これくらいの事は苦労のうちには入らんでしょうな^^;
ちなみに、購入時の価格を伺ってみたところ、
オーナーさんは、人差し指を1本立てた。
決して、10万とか100万という金額ではない事は間違いない^^;
ん~・・・
やはり箱スカGT-Rは夢に留めておくべきか?・・・^^;
そんな事を思いつつ、ずっとクルマを眺めながらお話をさせて頂いたのだが、
ちょっとだけ夢を叶える事が出来た^^
生まれて初めて、箱スカGT-Rのドライバーズシートに座らせて頂けたのだ^^
以前にも書いた事があるが、
身長180cm 体重・・・80数kg(苦笑)という体格を持つ私だが、
意外と狭さは感じなかった。
このまま、ギアを入れアクセルを踏み込みたい衝動にかられたが、
必死に堪える^^;
ずっと、このクルマを見ていてもいいのだが、
他にも素晴らしいクルマがあるので、ぐるっと一回りしてみる。
上記のGT-Rの隣にあった同じクルマ。
地元では有名なショップ経営者の方が所有しているらしく、
もう30年くらいの所有歴!との事。
私の大好物である、箱スカ4枚軍団!^^
どれも、程度は極上!
その中には、箱スカ4枚GT-R(PGC10)の姿も!
やっべぇ~、なまら欲しい~^^;
もちろん、箱スカばかりではない。
ケンメリ・ジャパンの姿も発見^^
S30型フェアレディZの2by2は、かなり久しぶりに見たかも。
左のワーゲンは、殆どの方がお判りになると思うが、
右のクルマは判るだろうか?・・・
マツダ・ルーチェである。
'77~'78年頃のモデルだろうか?・・・
この特異な顔つきが印象的なクルマだったなぁ。。。
会場外では、こんなクルマを売っていた。
ホンダのNコロとトヨタ・コロナ。
どちらも、'60年代後半のタイプだろうか。
レストア前のクルマのため、結構ヤレも見受けられた。
会場内のバッチリ整備されたクルマ達を見ているため、
ちょっと寂しさを感じますなぁ。。。
あまり広い会場ではなかったため、展示台数は少なかったのだが、
私にとっては、充実しまくりの内容^^
ん?スカイラインばっかじゃないかって?
だって、殆どスカイラインしか置いてなかったんだもん。。。
他にも、何台か違うクルマはあったんだけど・・・写真撮ってないし^^;
とまぁ、そんなこんなであっという間に時間が経ち、フェス終了となったのだが、
駐車場の方にも、ちょっと面白いモノが・・・^^
怒涛のフェアレディZ軍団!
Z32型とZ33型が中心であったが、
総勢15台程度が並んだ姿は、壮観であった。
中には、Z32をガルウィングドアに改造していらっしゃった強者まで・・・^^;
このZ軍団に負けじと、我々も揃って記念撮影を。
多勢に無勢というわけではないが、
やはり2台だけでは、かな~り寂しい・・・^^;
こちらも負けちゃいられない!
今度は、R34・4ドア軍団で集まるぞぉ~!!!(^O^)/
日産好きな私です^^ [クルマ]
本日は、札幌市中心部にて打ち合わせ。
ちょっと時間があったので、またしても”目の保養”をしに札幌日産ギャラリーへ。
前から見に行こうと思ってたベッピンが来てるんだよなぁ~。
今回のは、かな~り熟してはいるが、滅多に見られないベッピンさんでっせ!旦那~! (なんで、こんな口調になるんだぁ? 苦笑)
てなわけで、今回紹介するベッピンさんはこちら!
フェアレディ SR"L"311!
今では、SR311を見る機会がすっかり少なくなったが、 今回展示されていたのは、更に希少な左ハンドルのSRL。
久々に見たけど、やっぱカッコ良すぎるわ~SRは^^
ガキの頃にコイツを見て以来、オープンカーへの興味を持つようになったくらいだし。
走っている姿を見かけることは、あまりなくなってしまったけど、 今でもスタイリングも動力性能も十分通用するんではないだろうか?
U20エンジン(2L直4SOHC・145ps)のスペックであれば、 現代であっても、余裕のクルージングが楽しめそうな気がする^^
久々に熟した”貴婦人”を堪能した後、2階に上がると そこには、更に熟したベッピンさんが!
スカイライン・スポーツである! (1962年式 BLRA-3型)
スカイライン好きを自認する私であるが、 さすがにコイツは今まで見た事なかった。。。
初めて見た感想は・・・
ん~何とも言えない・・・^^;
独特のツリ目4灯ヘッドライト
妙にリアが長いボディデザイン
あのイタリア・カロッツェリアのミケロッティがデザインしたこのクルマ。
そのスタイリングは、今見ても超斬新!
S50型は何回もお目にかかっていたが、 ようやくスカイラインの「原点」「源流」に触れる事が出来た^^
いやいや、今回もしっかりと目の保養となったなぁ~^^
あっ!そういえば、先日の5月25日は 我が相棒R34スカイラインが発表された日だったのだ!
R34のバースディである
平成10年の発表から、もう12年。。。
初代スカイラインは、今でも色褪せていない強烈な個性を発しているが、 我が相棒である10代目だって、まだまだイケてるっしょ~^^
現在のV36で12代目となるスカイライン。
初めて源流に触れてみて、 築き上げてきた歴史の長さと奥深さを改めて感じた。。。
やっぱ、スカイラインって素晴らしいクルマだよ!^^
そんなクルマを生み出している日産だって、 なんだかんだ言っても素晴らしいメーカーなんだよ!^^
あ・・・初代スカイラインは「プリンス自動車」でしたね・・・^^;
いい目の保養になったわぁ~(^^) [クルマ]
今年に入って、何かと落ち着かない日々を過ごしているのだが、 たまには、ちょっと息抜きでもしないとな・・・
そんなわけで、目の保養をしに出かけることに。
ん?目の保養っていうくらいなんだから、どれほどの綺麗どころを見に行くんだって?
えぇ~、そりゃあもう大変なもんでっせ。旦那~!(笑)
ちょいとお見せしましょか?・・・
どうですか、旦那~!めっちゃ最高でしょ~?
あれ?ガッカリした人がいるって?
何を期待したのかな~?(´艸`)
なんて冗談はさておき・・・(^^;
雪祭りの最終日で賑わった11日に、 私は雪像にも目もくれず、日産ギャラリー札幌にて展示されていた 素晴らしい車達を見て、大いに目の保養をしてきたというわけ。
私の一番の注目は、先程の画像のケンメリGT-R! '72年の東京モーターショーに参考出品されたレース仕様車で、 札幌では、なかなか見られない代物ですな。
どこから見ても、惚れ惚れするわ~
2Fの吹き抜けから見た感じ。 上から見ることなんて、あんまりないもんで、ちょっと撮ってみることに。
懐かしいケンメリの次は、R35のSUPER GTモデルも展示されていた。
2008年のチャンピオンカーである、XANAVI NISMO GT-R。 GTカーを間近で見たのは初めてだったが、とにかくスゴイの一言。
おまけにコクピットにまで、乗せてもらえる事に
ドライバーである本山哲選手の体型に合わせたシートは、 180cm 80数kgの私にはチト狭すぎた・・・(^^;
車から降りようとした時に、お尻がはまって抜け出せなくなるかと思ったほど(汗)
かなり窮屈だったが、シートに腰掛けてステアリングを握ると、 かなり血が騒ぎ出し、キーでも持っていれば、そのまま走り出したいほどの気持ちに。
いやぁ~、実に貴重で有意義な体験だったですよ(^^v
車はこれだけじゃあない。 まだまだ続きまっせ~。
ギャラリーの2Fに上がってみれば・・・
240ZG~!!!
'73年式GTSレース仕様との事。 大森ファクトリーで組まれた車ですな。
オバフェンやフロントスポイラーが 荒っぽいリベット止めってとこが時代を感じさせるなぁ。。。 でも、その荒っぽさがまた良かったりする。
今見ても、実に美しいスタイリング。 まさに”フェアレディ”。。。
最後は・・・
Z33。
2004年 JGTC/GT500クラスチャンピオンのXANAVI NISMO Z。
これまた、カッコよろしい~
真正面から見ると、まるで「エイ」が迫ってくるみたいな迫力。
とまぁ、たくさんの綺麗どころを堪能させてもらった。
出来ることなら、傍らでゆっくりとタバコを燻らせつつ、 コーヒーでも飲みながら見ていたかったなぁ~。
ってか、この車達をおかずにドンブリ飯が3杯は食えそうだ(爆)
また、ちょっとした高級クラブなんかより、 この車達をつまみにした方が、何時間でも旨い酒が飲めるぞ、俺は(爆)
いやいや、ホントにいいものを見させてもらった。
そういえば、今週からの日産ギャラリー札幌は、 ハコスカGT-Rが飾ってあるらしい。
また、行かないと~!!!
ライコネンWRCへ! [クルマ]
私は大のクルマ好きであるのだが、あまりレースに対する興味はない。 というか、正確には興味が薄れてきていた、と言う方が正しいか。 でも、そんな私でも興味を惹かれるような出来事が起きた。
キミ・ライコネンが、来年のWRCにシトロエンJr.から、ほぼフル参戦するそうな。
これは、ちょっと面白いことになりそうだなぁ(^^)
F1界において有数の速さを誇る彼だが、 果たして勝手の違うWRCでどのような走りを見せてくれるのか?・・・
まぁ、レースにおける才能という点では、確かにライコネンは素晴らしいものを持っている。
F3すら経験せず、フォーミュラルノーからの飛び級でF1に参戦。 4戦限定のスーパーライセンスを発行されての参戦は、当時、大いに批判を浴びたものの、 結果を出した事で周囲を認めさせてしまったライコネン。 その後のF1での活躍は、皆さんご存知の通りである。
そういう経歴を持つライコネンであるから、WRCでも結構早くに結果を出すかも・・・。 一人で走る有視界の競技から、コドライバーとの息を合わせる事が必要となる競技に どれだけ早く馴染めるのか?
かつて、motoGPからバレンティーノ・ロッシがスポット参戦をして、完走を果したことがあったが、 ライコネンはどうなるだろうなぁ~。。。 いきなりセバスティアン・ローブと優勝争いなんてしたら凄いけどね。。。
いやぁ、それにしても久々にレースの話題に喰い付いたなぁ。
私が、一所懸命レースを見ていたのは、'80年代~'90年代中盤まで。 F1もWRCも、かなり見ていたものだった。
ただ、基本的にWRCの方が好きだった。 自分自身も遊びで草ラリー・ダートラ的な事もやっていたし、 箱型の車が好きな事もあり、市販車ベースのレースの方に興味を惹かれていた。
憧れていたドライバー達と言えば・・・
私が一番憧れていたアリ・バタネンから始まって、 ティモ・サロネン、ヘンリー・トイボネン、マッシモ・ビアシオン、ユハ・カンクネン、 ディディエ・オリオール、カルロス・サインツ、コリン・マクレー・・・
改めて思い出してみると、懐かしいね~(^^)
モンスターマシン同士の戦いに興奮していたグループB時代。
マシンが市販車と同等になった事で身近さを感じ、 日本のメーカー達の大活躍に一喜一憂したグループA時代。
時代はWRカーとなり、ワークスも激減して2社しかなくなってしまったけど、 ライコネンの参戦で、もっとWRCにスポットライトが当る事を願いたいものだ。
ん!?・・・
って事は、ラリー・ジャパンの時は、北海道にライコネンが来るっちゅうわけか!
来年のラリー・ジャパンは見に行こうかなぁ~(^^;
我が相棒達の回顧録①~Y33シーマ [クルマ]
過去の相棒達を回顧することにしてみようかと。。。
(と言っても、不定期で私の気分次第なんだけど・・・苦笑)
という事で、まずはシーマから。
コイツに乗っていたのは、ちょうど丸5年。
平成15年の9月から昨年の9月まで、私の相棒として頑張ってくれた。
コイツを買うきっかけとなったのは、自分の趣味というよりも、仕事と家庭の事情から。
仕事で個人車を使う頻度が増えた事と、
家族が増えて4人乗りのGT-Rでは全員が乗れなくなってしまった、という理由なもんで(汗)
買い替えの時の流れは、また改めてGT-Rの事を書く時にでも触れてみようと思うが、
新しい車が来る嬉しさは全くなく、GT-Rと別れる悲しさばかりであった。。。
で、とにかく買い替えを余儀なくされることになり、『次は何に乗ればいいのか?』
と考えていた時に、高校時代からの悪友の一言が。
「やっぱ、お前は日産っしょ。それにGT-Rの次なんだから、もっとデカイ奴にしないと」
という軽い一言で、シーマを候補にすることに決定(爆)
もちろん、新車なんて買う金はないので、中古を探すことに。
そこで、知り合いの中古車屋に頼んだところ、あっさり2週間ほどでモノが見つかった。
平成10年式の41LV-S・FOUR VIPで白/銀のツートン。
5年落ち走行48,500kmというモノだったが、
ディーラー関係者が所有していたとの事で、程度も良かったため購入する事に。
(ホントは黒が良かったんだけど・・・)
バージョンがVIPだっただけに装備はてんこ盛りで、
当時では珍しい後席シートのマッサージ機能なんてものまでついていた。
肝心の走りはというと・・・
AT車・VIPカーでもあり、走りを楽しむ車でない事は明らかなのだが、
V8・4100ccの日産VH41DE型エンジンは、
グッとアクセルを踏み込むとこの手の類の車は思えないほどの咆哮をあげて、加速していく。
(裏を返せば、車内にエンジン音が漏れるほど、遮音性が悪かったのだが 苦笑)
走りが楽しいわけではないので、当初はイマイチな印象だったのだが、
乗っていくうちに、このシーマが持つ”無駄な感じ”を気に入ってきていた。
無駄にデカ過ぎるボディ。(しかし、車内は意外と狭い)
無駄にガソリンを撒き散らかす燃費(夏4.5km/L 冬3.5Km/L!)
おまけに、サングラスして走っていれば、結構他の車が避けてくれるし(笑)
”クルマは道具ではなく、道楽だ”をモットーとする私にとっては、ある意味ピッタリであった。
しかし、5年経過するうちに、
『もう一度、運転の楽しい車に乗りたい!』
『もう一度、スカイラインに乗りたい!』
という思いが強くなり、現在のENR34へ買い替えとなったわけである。
そんな、FGNY33シーマの最後なのだが、
買い替えが決まった直後に、我が家の前で左フロントを思い切りぶつけられる事に・・・
それも、ぶつけた相手は・・・
実の父親(滝汗)
何とも、悲しい最後となってしまった。。。
今では、Y33シーマを見ると懐かしさを覚える。
なんだかんだと言ってたけど、色んな思い出が詰まっていたアイツだった。
今頃は、どうしているのかなぁ。。。